小説『魔法少女リリカルなのは ゲッター線に導かれし者』
作者:ユニコーン()

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「―――はぁ、やっぱりこの先生の作品は面白いなぁ」


 俺の名前は黒崎 賢治、今年高校を卒業して専門学校に入学したばかりの19歳だ。
 趣味は素朴で、パソコン弄りとプラモ作りと動物と小さい子と遊ぶことぐらいだ。
 いや〜一人暮らしはいいね〜、プラモとかそこら中に飾っても誰も文句言わないし

 …気のせいか、今ロリコンという言葉が耳に入った気が…気のせいだな、うん。

 俺は今、「Arca〇ia」の「とらハ」エリアにある偉大な作品を最初から読んでいた。
 この先生が書かれる話はオリジナル要素満載なので見ていてとてもおもしろい!
 だって、スカリエッティがヴィヴィオの可愛さにトリプルアクセルを二連続でするってどうよ?
 フィギュアスケート選手顔負けの大技よ?
 いっそのことオリンピックに出てみないかと頭の中でスカウトをしてしまった。
 でも今は忙しいのか、なかなか更新されてないんだよなぁ


「早く更新されないかなぁ…続きがメッチャ気になる」


 俺はリリカルなのはを二次小説で知っただけで、原作アニメや漫画は読んでないので詳しくはないが、色んな作品を読んでいる中で初心者にもわかるような詳細が書かれていたりしている作品は多く出会い、ある程度想像できるようになった。
 容姿や技は公式サイトやyou〇ubeで確認している
 でもあれって普通に魔法じゃなく科学だよな…カートリッジとかいって薬莢排出してるし…


「しっかし、ガンダムとかFateとか色んなクロスオーバー作品とかはあるけど、スーパーロボットだけのクロスオーバーって見たことないな〜」


 そう、色々な作品のなかでゼオライマーとガオガイガー以外のスーパーロボットをクロスした作品は今だ見たことがない。
 検索をかけてみても違う作品しか出てこなかった。


 「俺的には真ゲッターロボとリリカルなのはのクロス作品が見たいんだけど…ないんだよなぁ」


 俺が真ゲッターロボを知ったのは中学の頃に友人に押し付けられた【新ゲッターロボ】のDVDを見てからだ。
 友人は俺と一緒でガンダムやスパロボが大好きなのだが、当時俺のいた中学はロボットやガンダムの人気は無いに等しかった。
 その友人と知り合ったのは、俺がノートにガンダムの顔を描いていたところを丁度その友人が通り掛かって覗い来た時だった。
 それからはガンダムやロボットの事で話が盛り上がり、数日後友人が【新ゲッターロボ】のDVDを持ってきて「このDVDを見るんだ! いや見てください! お前以外にこの話が合う友達がいないんだ!!」と、泣きながら押し付けられた。
 渡されたので俺は家に帰って見てみたら―――


「なにこのアニメ…3機の戦闘機が合体してロボットになるとか男のロマンまっしぐらでしょ! しかも三種類あるとかマジかっけええだろうよ!!」


 ―――と感動してしまい、全話一気に見てしまった。
 最終話に出てきた聖ゲッターのデカさにはマジでびっくりした。
 その後、他にゲッター関連のアニメはないかとネットで探していたら、「真(チェンジ)ゲッターロボ 世界最後の日」の公式サイトを見つけた。
 作品紹介の中に新ゲッターには出てこなかった真ドラゴンがいるのを発見したので、気になってyou〇ubeで見たら―――


「ストナーサンシャインを軽々と跳ね返す衛星をゲッタービーム一撃で破壊って…しかもバカでけぇ〜」


 ―――とびっくりしてしまった。
 手のひらに大型バス2機ぐらいの大きさの戦闘機を乗せたのにまだまだスペースが開いてるってデカ過ぎでしょう…
 その真ドラゴンを丸呑みするぐらいデカいインベーダーがいるのが更にすごくて怖いんだけどなぁ…


「まぁ…リリなのの世界にインベーダーがやって来たら管理局の闇依然の問題になるわな…ゲッタービームを弾く星型のインベーダーがいるんだから、アルカンシェルも弾かれて終わりだろうなぁ」


 それにゲッター線の意味がいまだによくわかんないんだよなぁ、wikiで調べても詳細書かれてないし。


「おっと、そろそろ寝ないと明日のバイトに響くな」


 あれこれ考えてる内に時間が押してきたので寝ることにした。
 誰か真・ゲッターとリリなののクロス作品作ってくれないかなぁと思ったその時―――




『やっと…』




「ん?」


 気のせいだろうか、声が聞こえた気がしたんだが…


「…二次小説読み過ぎてついに幻聴まで聞こえてきたか? やべぇな…」


 そう呟いた直後、部屋に飾ってあった超合金の真ゲッター1が輝きだした。


「な、なんだなんだ!? 何が起こった!?」


 そして真ゲッター1は輝きながら俺の目の前まで浮いてきて。



『やっと時が来た…』



「はぃ!? なんですと!?」


 そして、真ゲッター1は更に強く輝きだし、俺はその光に包み込まれていく。


「ちょ、何だ、体が真ゲッターに引き寄せっ!? うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!?」


 そして俺は、真ゲッター1が放つ光に包み込まれていくうちに、意識を失った…


 光が収まった頃、超合金の真ゲッター1も消えていた…







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