小説『リトルバスターズ これが僕の第二の人生』
作者:零識()

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side一樹

僕、佳奈多、葉留佳、理樹、鈴、真人、謙吾の7人は野球をする事に対しての疑問を解消するために3年のクラスを訪れていた。

「あーちゃん先輩、棗先輩を呼んでもらえますか?」

「恭介を?ちょっと待ってて♪」

そう言うとあーちゃん先輩は漫画を読んでいる恭介に後ろから抱きついた。

「えぇ〜」///

「大胆デスネ〜」///

「ラブラブじゃねえか。」

すると恭介がこっちに歩いてきた。

「バンドをしよう」

「バンド名はリトルバスターズだ!」

僕たちはこけた。

「ちょっと恭介!?
野球をするんじゃなかったの!?」

「そうだったか?

「そうだよっ!!

「はぁ、また漫画の影響ですか?」

「あー悪い」

「今読んでたのがバンドものだったからな」

そういって恭介は僕たちにその漫画を見せてきた。

タイトルには『けい○ん』と書かれていた…

「それで自分の発言内容まで感化されるのはすごいよね…」

「ったく、やる気あるんだかねぇんだかわかんねーぞ。」

「んなこたねーよ野球だ」

「野球をするぞ」

すると意外にも鈴が肯定の反応をしめしていた

「随分やる気だね鈴ちゃん♪」

「そんなんじゃない」

「でもバンドよりは野球がいい」

「因みに理由は?」

「なぜなら…アタシたちは誰も楽器が使えない…」

「あ、そこなんだ」

「そんなときは私にお任せっ!!」

すると葉留佳が…

「シャカシャカヘイッ!!」

どこからかタンバリンをとりだし鈴に渡していた。

その後僕たちはそれぞれ行くべき場所に移動した…



side out



side綾時

おや、初めて一樹君以外にスポットが変わったよ♪

やあ女性の皆さん、あなたの味方、望月綾時だよ♪

僕と理樹君と葉留佳ちゃん、恭介先輩の4人はグラウンドで野球の練習をしてるんだ♪

えっ?他のみんなはどうしたかって?

一樹君と佳奈多ちゃんは二人(ここ重要)で寮会の仕事をやりながらイチャイチャしてるよ

謙吾君は剣道部に顔だしをしたあと古式さんとどっか行っちゃったよ。

鈴ちゃんは相変わらず猫と遊んでるし…

あーちゃん先輩はなんか「ニュッフッフ」って笑いながら部屋に行ったよ…恭介先輩の

さて、そろそろ3時間位たつかな…

すると恭介先輩が

「練習してみてわかった、
メンバー集めをしよう。」

「最初にそれしようよ!?」

やれやれこれからが楽しみだよ














その日の放課後のとある女子寮長の会話

『あら、こっちに帰ってくるの!?よかってわねぇ〜』

『ホントよ、それからみんなのいる学校に転校生として入る予定よ』

『ニュッフッフ、これでまた全員そろうのね』

『そういえばみんなはなにやってるの?』

『今は野球チームを作ったわ』

『チーム名は…』

『『リトルバスターズ!!』』

『あはは、やっぱりそうなったのね』

『ええ、それに恭介は何人かの増員を考えてるみたいよ』

『ホントに!?』

『ええ、何人かリストアップしてたわ』

『そっか…』

『心配しなくても綾時君盗られないから安心しなさい』

『なっ///』

『あら、もしかして図星?』

『ええそうよ、もう何年もあってないから綾時が取られてないか心配したわよ
まだ男か女かも聞いてないのにまだ見ぬ仲間候補にむかって嫉妬したわよ
こんなことを親の前で堂々といって親ににやにやされながらみられている私を笑えばいいじゃない
ほら笑いなさいよこうやって、あーはっはっはっ…はぁ』

『あいかわらずね〜沙耶ちゃんは、じゃあこれから私は恭介の部屋でやることがあるから切るわね』

『………』

『あら沈黙しちゃった。
それじゃあね〜沙耶ちゃん』

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