小説『リトルバスターズ これが僕の第二の人生』
作者:零識()

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七話




あれから3年の月日が流れました。
えっいきなりすぎてわからないって?
まあ今まであったこととあの時のメンバーの変化を軽く説明しよう。
まずこの僕一花一樹からだ。
変わった事といえば…無いかな。
無理やりにでもあげるとしたらケンカが強くなったよ
理由は単純明快で真人と謙吾のケンカを止めるようにしてたら自然と力がついた。
ただそれだけである

次に佳奈多の変化だけど…
昔より可愛く、そしてキレイになったよ。
どれくらいかというと…

[長くなるので省略します。 by作者]

さて次は葉留佳の変化かな。
葉留佳はその…小学6年生にしてすでに原作なみにイタズラ好きになったよ。
だけど僕と佳奈多、理樹には害のあるイタズラはしないんだよね。

次は綾時の変化だな。
一番の変化は葉留佳と佳奈多にはナンパをしなくなった事かな。
なんでか聞いたら「彼女たちはなんかもう家族見たいなものだからね」と言っていた
その代わり沙耶に対しては会うたびに口説くけど
まあ相手が嫌がってるなら止めさせるんだけど沙耶の方も満更じゃない見たいだから止めないむしろ冷やかす。

次は理樹の変化かな。
基本的には原作と変わらないけど眠り病の頻度が減ったぐらいだな。
あとツッコミのキレが年々上がっているね。

次は鈴の変化だ。
たぶん3年で一番変化した。
まず僕や佳奈多、葉留佳と普通に会話ができる様になった。
綾時に対しては女子とは思えないぐらいの蹴りをいれる事が多い(綾時が口説くせいなので自業自得である。)
後はクラスの仕事を最低限するようになった。
これにはかなり苦労したんだよ・・・主に理樹が
そのせいか小学校の同学年の連中からは理樹と鈴はセットにされている。

次に真人と謙吾だが…
特に無しだな

「「おい、なんか不名誉なこと言わなかったか!?」」

「気のせいだ。」

「「そうか、ならいいが…って」」

「おい謙吾、俺の真似すんじゃねえよ。」

「お前のほうこそ、俺の真似をするな。」

「何だ、やるのか。」

「ケンカなら買うが?」

「へっ、後悔すんじゃねえぞ!!」

またか、すまない少し待っててくれ。





少年鎮圧中………





すまない、少し待たせたな。
あの2人はやっぱり何も変わって無かったよ

次に恭介だが、なにやら面白い事になっている。
先に中学校にいったあいつは俺たちと遊ぶ時にある人物を連れて来ることが多くなった。
名前は篠宮(しのみや)あかね。みんなは親しみをもって『あーちゃん先輩』と呼んでいる。
そうみんなが知ってる耳年増のあーちゃん先輩だ。
本名不明だったが、こんな名前だったんだと聞いた時は驚いた。
さらにこのあーちゃん先輩だが、なんと恭介に惚れているのだ!!
本人いわく「一目惚れだったわ」/// らしい
ただし恭介は理樹や某女尊男卑な世界の主人公よりはましだが鈍感なのだ
なので最近のあーちゃん先輩は「こうなったらもっと大胆に・・・」なんて呟いている

最後に沙耶についてだ…
沙耶は今日から海外の方に転校する。
理由は親の仕事の都合だそうだ
実はいまリトルバスターズの面々は沙耶に最後の別れを言いに空港に来ている。

「みんな〜、私みんなと別れたくないよ〜」

「落ち着け沙耶」

「そうですよ♪
また会えますヨ。」

「そうだぞ沙耶、死なない限り絶対に会えるさ。」

「でも〜」

「大丈夫だよ沙耶、毎月最低でも1回は手紙出すから。」

「沙耶ちゃん♪
ちゃんと写真もつけるからさ。」

「じゃあ今から写真でも撮る?」

「「「「「「「「賛成!!」」」」」」」」

「ふふふ、じゃあ私がカメラマンをやるわ。」

「頼んだぞ、あかね。」

「任せて、恭介。」///





少年少女集合中…





「みんな準備はいい?」

「俺はいいぜ。」

「俺もだ。」

「はるちんもオッケーですヨ♪」

「私もいいわ」

「大丈夫だ問題ない。」

「僕もいいよ。」

「俺もいいぜ。」

「僕もだよ♪
さあ沙耶ちゃん、こっちにきなよ。」

「……うん」///

おやいい雰囲気だな。
………少し後押しするか。
グイッ

「ちょっ一樹君!?」///

「一樹!?」///

「あーちゃん先輩、今です」
「わかったわ、はいチーズ。」

パシャッ !!


こうして僕の…いや僕たちの小学校生活は幕を閉じた。
月日は流れてあれからさらに4年後…つまり高校2年生。
僕たちの本当の物語は……ようやく始まる

-9-
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