小説『リトルバスターズ これが僕の第二の人生』
作者:零識()

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補足話 とある死神と少女の会話



死神(以下 死)「それで、君は何者だい?」

少女(以下 少)「あら、さっきの自己紹介を聞いてなかったの?」

死「うん名前は聞いたよちゃんとね。」

少「だったらなにが知りたいのかしら」

死「君は本来この時には存在していないはずだろ」

少「・・・・・・・・・」

死「この時のリトルバスターズは直枝理樹、棗鈴、井ノ原真人、宮沢謙吾、そして棗恭介の5人のはずだよ。
  もう一度聞くね、君は何者だい?」

少「ならあなたも答えなさい、あなた・・・・それと彼は何なのか」

死「それを答えれば君は僕の質問に答えてくれるのかな?」

少「ええ、約束するわ」

死「・・・君は神様を信じるかい?」

少「は?」

死「僕は死神なんだよ名前はタナトス」

少「・・・信じられないわ」

死「そう、じゃあ・・・・・」

メキッ!バキッ!ゴキッ!

死「これで信じるかい?」

少「・・・ええ、そんな姿を見せられたら信じるしかないわ」

死「そうかい」

少「彼も神様なの?」

死「いや、彼は転生者ってやつだよ。」

少「・・・二次創作でよくある奴?」

死「そのとうりだよ」

少「じゃあ、風紀委員長さんや三枝さんは」

死「彼が介入した結果早めに参入したんだよ」

少「そう・・・」

死「さてこっちは質問に答えたよ今度はそっちの番だ」

少「わかったわ」

少「まずはじめに私は正真正銘本物の朱鷺戸沙耶よ」

死「どういうことだい?」

少「私は時風に頼んだ生物兵器によって死ぬはずだった。
  だけどあいつはタイムマシーンで私を過去に送ったのよ」

死「・・・・・・」

少「そこで私は理樹君に再会していまに至っているわけよ」

死「・・・なるほどね、ようやくつながったよ」

少「?なにがよ」

死「僕はAという世界から彼をこの世界に転生させた
  君は君と君の世界の直枝理樹が出会い、恋をして、そして本来のエンディングを迎えた世界からこの世界にタイムスリップしたということだよ」

少「・・・そういうことね、把握したわ」

死「それで君はどうするつもりだい」

少「どうするって、きまってるわよこのまま理樹君達と一緒に過ごすわよ」

死「そうか、だったらいいや」

少「なにがよ?」

死「なんでもないよ、それよりも早くみんなのところにもどるよ」




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あとがき

どうもここではお初にお目にかかります、零識です。
今回はなぜ朱鷺戸沙耶がここにいるのかの補足になりました
簡単に説明すると

沙耶ルート通常エンド(生物兵器で死ぬ気の沙耶)
    ↓
沙耶タイムマシーンにて過去へ(時風の策略)
    ↓
理樹と出会う(詳しくは漫画の沙耶ルートのラスト)
    ↓
   現在


という感じです。
ぶっちゃけ作者が「できるだけ最高のハッピーエンドに近い世界」を考えた結果がこれです。
なので原作では死んだ某お兄ちゃんや文学少女の影だった彼女、弓道部の彼女なんかもちゃんと生きてでてきます。
こんな感じの小説ですがこれからもよろしくお願いします。

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