お待たせしました更新再開です。
第２８７期ハンター試験編
１７５話 ようやく原作開始
平和に年越し・新年を迎えて
もうすぐ冬休みが終わろうとしている頃
私は部屋でのんびりと読書をしながら
寝転がっているとフィナンシェが
部屋に入って来て仕事の代行をお願いしてきた。
「仕事を手伝ってほしい？」
「うん、というかこの荷物を届けて
簡単な手続きをするだけ
本来はあたしが行くべきなんだけど
ちょっと別件の用事で忙しくてさ」
「別にいいけど
で、そのお届け先はどこなの？」
私は当然の肝心な事の問いを言うと
フィナンシェは苦笑しながら答えた。
「ハンター協会本部」と
「はい、確認しました ご苦労様でした〜」
そういえば今頃主人公のゴン達原作組はハンター試験を
やっている頃だな〜と思いながら
私はフリーダム・ゲートで協会近くに移動して
そこからハンター協会に入館し
ハンターに依頼を紹介してくれるギルド的な場に行き
そこの受付のお姉さんに渡して
妹から頼まれた仕事はあっさりと片付いた。
そして、さて帰ろうかと帰路に足を進めようとすると
「ん、おお チェリッシュじゃないか
丁度ええわい、ちょいと付き合ってくれ」
狸爺(ネテロ)に遭遇した。
その話は急でというか私の意思関係なしでの
半強制的いや強制的だった。
「ネテロ会長どういうことですか？」
「じゃからチェリッシュ、ハンター試験の試験官やってくれんか」
「なんでこの時期・タイミングで言うんですか
寝言を言わないで下さい」
現在、今頃ハンター試験が行われているのに
なんでと私は言おうとすると
原作知識の美食ハンターのメンチの無茶苦茶な寿司作りの２次試験で
１人も合格者が出なくてネテロの登場で
再試験になったイベントのことを思い出した。
「正確には臨時の２次試験官じゃ
ちょっと、２次試験官が不当な審査をしたせいで
全員不合格という事態になってのう」
私の想像通りだったらしく
どうやら私の存在で少し原作に影響が出たようだ。
そんな感じで私は少し呆然としながら
ネテロ会長に同行していた秘書のビーンズさんから
原作知識通りのメンチのせいで合格者なしという事態の詳しい事情を聞いた。
そして、この話を聞いたことで
というか相変わらず料理の事になると我を忘れてしまう人だなぁ〜
と私は内心で呆れてしまった。
「そういうことじゃからいきなりですまんが
人手不足でお前さんしかいないんじゃよ
最年少でハンター試験合格して
一つ星(シングル)になったお主なら実力と経験的に大丈夫じゃろ
さらに試験官として経験を積んで協会に貢献するという
良い機会だと思ってくれんかのう
試験内容は飛行船で現地のビスカ森林公園に着くまでに考えてくれ
頼むぞい」
「すいません！
こちらの不手際でチェリッシュさんの
お手を煩わせてしまって・・・・・」
（臨時の試験ね・・・・・
原作通り再試験で行ったマフタツ山のクモワシの卵の入手でいいかな）
原作にできるだけ影響を出さないよう
というか本来合格するゴン達を落とさないようにするために
これが妥当だと判断し
私はクモワシの卵の入手を試験にしようと
提案してネテロ会長は「まあいいじゃろう」と
あっさりと了承し
私はため息を吐きつつフィナンシェに事情を説明するために電話したり
学校の公欠手続きをしながら
ネテロ会長とビーンズさんの２人について行き
屋上に待機してある飛行船に乗り込み
２次試験会場のビスカ森林公園に向かった。
数年ぶりの久しぶりにゴンや原作メンバー達に会えるのを楽しみにしながら
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え〜、更新遅くなってすみません。
実は仕事で忙しくなってきましたので今後の更新は数日から２週間ごとになります。
マジですいません。