小説『GUNHUNTERGIRL』
作者:sola(gunhuntergirl)

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転生編
1話 水見式




ここはパドキアのはずれのとある田舎の港町

その街のはずれの森に4歳くらいの茶髪のポニーテールの一人の少女がいた。

彼女の名はチェリッシュ=バートン

4年前に神のいたずらかこのHUNTER×HUNTERの世界に転生トリップした者である。





「ふー、ようやく纏・練・絶と四大行がまともにできるようになったわ。
ここまでできるのに4年と長かったよ」

少女はここまでの苦労をしみじみと独り言で語っていた。

まあ、赤ん坊の頃から両親に気づかれないようにしながら瞑想をして精孔を開き、纏・練・絶・凝等と念の修行をしたのだから当然なのだが。(しかも、まだ体が幼いので念の上達に体がついていっていないためでもある)

「さーて、水見式をやってみますかー。」

チェリッシュが両手を向け水と一枚の葉があるガラスのコップに向かって発をすると

「どういうこと・・・?
水の中に不純物ができて水の色が変化してる・・・」

コップの水の水中には粒のようなものができて、水の色が赤くなっていった。

「これって、私は得意系統は具現化系と放出系と2つもあるってことかなー。
ま、転生者補正ってところかしら
悪いことじゃないしそういうことにしておこっと」

というほうに1人納得した。

「あ、もうこんな時間だ。早く帰らないと父さんに怒られるわ。」

そして、彼女は目にもとまらないスピードで港街へと向かった。

-2-
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