小説『魔法少女リリカルなのは-神の気まぐれで転生したオレ!?-』
作者:ココアパウダーご飯()

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side銀臥

俺は一人で辺り一面海の世界に蒐集に来ている

他のみんな(夜天の守護騎士達)は他の世界に行っている

シャイナ達にははやての世話を任せている

銀臥「はぁ」

リスティ『どうかしましたか?』

銀臥「いや、もしかしたら今日シグナムとフェイト、ヴィータとなのはが戦うんじゃないかとな」

そう、時期的には今日でもおかしくない

銀臥(というか今日だろうな)

シグナムは砂漠のある世界、ヴィータは木々が生い茂る世界に行ったらしい

はぁ

リスティ『マイマスター、生体反応感知』

銀臥「!」

俺は移動するのを止め辺りを見回す

銀臥「何もいない…」

リスティ『下です!』

シュルッ!

銀臥「何ッ!?」

足を触手のようなもので掴まれそのまま海に引き込まれる

銀臥(しまった!)

俺の足を触手で掴んでいる生物はまだ深くに潜り続ける

銀臥(身動きが取れない!)

どうにか抜け出そうとしていると

上から剣が降り注ぎ

ドガガガガガァン!

生物の近くで爆発した

銀臥(あれは………ということは俺の相手は)

海上へ上がると

陣夜「よう!」

気さくに話しかけてきたもう一人の転生者がいた

side陣夜

なのはとフェイトがそれぞれヴィータとシグナムと戦いに行った後

エイミィ「え!?また別の世界に反応!?」

モニターが開かれ俺がライバルだと思っているあいつが映った

エイミィ「銀臥くん!?」

陣夜「来たか、エイミィ俺が行く」

エイミィ「お願い!」

俺は銀臥のもとへ転送された



着いたと思ったらいきなり銀臥のやつが海に引き込まれていた

陣夜「あいつなら対応できたんじゃねえのか?」

ま、こんな所で死なれるのは気に入らない

陣夜「投影開始」

空間に多量の剣を作り

陣夜「行け!」

銀臥の先にいる生物めがけて放つ

剣が生物に当たる直前で

陣夜「壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)」

全ての剣を爆発させる

陣夜「ま、こんなもんだろ」

すると海中から銀臥が上がってくる

陣夜「よう!」

俺は今までで一番くらいに明るく声をかけた

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魔法少女リリカルなのはtype (タイプ) 2012 AUTUMN 2012年 10月号 [雑誌]
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