[うっ…………ここは……?]
目を覚ますとそこは……白い空間だった。
[僕はいったい……?] 僕は必死で記憶糸をたぐりよせようとする。
[そうだ……僕は[死にました。]そうそうってえっ?]
振り返るとそこには女性がいた。[あの……あなたは?]
【もうし遅れました。私はレム。この転生の間を司るものです。まあ、平たく言うと神というものです。】
【その神様が僕に何のようですか?っていうか死んだってどういうことですか?!】
サイトは半ばパニックになりながら聞いた。まあ、誰だっていきなり死んだって言われて、わけもわからない場所に放り出されあげく、目の前に神をなのるものが現れれば誰だってパニックになるだろう。
【順を追って説明しましょう。まずあなたは前の世界で事故で死にました。覚えていませんか?朝学校に行こうとして、トラックに引かれたのを。(サイトは冷静になって考えたら、事故の事を思いだした、そっか僕は死んだのか……))
次にここについての説明をしましょう。ここは先ほども言ったように転成の間でして、若くして亡くなった人が次の世界に旅をするための場所です。あなたはここで、危機が迫っている世界に転成していただきます。】
【だいたいわかった。後悔しても仕方がない。それでどこに転成するんだ?】
【あなたの世界では、アニメになっているソードアート・オンラインの世界です。】
【まじ?やっほっいー!そいつは楽しみだ!早速転成させてくれ!】
【わかりました。それでは3つの特典をつけましょう。なにがいいですか?あっ、記憶はそのまま引き継がせることになっていますのでご安心を】
【それなら、地球の記憶と、βテストに当選させてください。あと、一つは身体能力を向上させてください。】
【わかりました。そのようにします。それでは、この光の中に入ってください。】
神が光の円を作りだし、そのなかに飛び込んだ。
ここから全ての物語がはじまる!!