小説『ソードアートオンライン~1人の転生者』
作者:saito()

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ゲームスタート!

3歳の誕生日の日僕はすべての記憶を取り戻した。神様がさすがに赤ちゃんをもう一度やるのは気の毒だろうというはからいで特典とは別に措置をとってくれたのだ。

記憶といっても前世では18歳までしかいきていないので、さほど多くはないのだが、、、、、

とはいっても地球の記憶(仮面ライダーWのフィリップと同じですw)は手にいれたのでだいぶ違う面もあるのだが。

そのまま小学校、中学校と進学していきついにβテストも終えて、運命の製品版の日がやってきた。
原作知識と合わせて知識もあるので、期待に胸がおどる。

さっそく家に帰り多少のいたずら(SAOのプログラムを変更)をしてナーブギアを被った。


【リンク・スタート!】


掛け声とともにゲームの世界=巨大浮遊城アインクラッドへおりたった。

そして、とりあえずステータスを確認した。

NAME SAITO

SEX MALE

SKILL 片手用直剣
      自動回復
      索敵
      隠密
      料理
      剣気

これがサイトのステータスである。妖刀はサイトがプログラムを書き換えた、オリジナルだ。

武器は闘鬼神。とある鬼の牙から作られた剣だ。ちなみに防具は竜の衣。靴は天の具足。

今は午後2時、サービス開始から1時間がたった。サイト3時間後に事件が起きるのをおもいだし、それまでレベルを上げるのことにした。

まずまずの成果をあげて、午後5時になった。全プレイヤーがアインクラッド第1層始まりの間に強制的に転移させられた。

そこで、原作通り茅場晶彦の命をかけた、デスゲーム開始の始まりを宣言された。

ここでも、案の定プレイヤーは泣き叫び、怒り狂った。

しかしそんな抗議の声をあざ笑うかのように【諸君たちの健闘をきたいする。】と告げられ消えた。

そして、プレイヤーが皆、手鏡のよって本来の姿になりゲームははじまった、、、

周りが絶望するなかサイト一人は期待に胸を躍らせていた。

絶望していない、むしろ笑っているサイトは周りから注目を集めた。

そんな中サイトは一人町を出ようとしたときこの物語の主人公である、桐ケ谷和人ことキリトとクラインの会話を発見した。

(ここはひとつちょっかい出しとくか。)

【クライン、俺と来い。】キリトがクラインだけを連れていこうところだった。

そこで僕は、【いや、この人は断るだろう。】僕は突然会話に入っていった。

【【だ、だれだ、あんた?】】クラインとキリトの声がかさなって質問してきた。

【失礼、僕はサイト。そっちの人と同じβテスターだ。】

【なっ、なんでわかった?】キリトとてもおどいた顔をして、聞いてきた。

【簡単なことさ、君は明らかに他のプレイヤーとは違う動きをしていた。それに動きにも慣れているようにみえた。だから、そう判断しただけさ。】

さすがに原作知識です。なんて口がさけてもいえなかった。

クラインがいった、【よくわかったな。その通りだ。心配するな、お前にならったソードスキルでなんとかしてやらぁ。】

クラインは剣を見せてニカッ、ぎこちなく笑いながらいった。

キリトは【そ、そうか。いつおうフレンド登録しておこう。なにかあったらすぐにメッセージをとばせるからな。】

【なら、僕もいいかな?】そういってサイトも二人とフレンドになった。

別れ際にクラインが【キリトー、おめぇって本物は意外と可愛い顔してんだな。俺、好みだぜ。】

そういうとキリトも、【お前もその野武士ツラの方がよく似合ってるよ。】などと言いあい別れた。

そして、三人は別々の道を進んだ。



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