「全く・・・なんだよガイの野郎・・・呼び出してきて・・・」
ぶつくさ言いながらガイという奴のところに行こうとしてるのはルーク・フォン・ファブレという男だ。
「ご主人様。ガイさんの所に行くの嫌ですの?」
と、ルークの足元にいる変な生き物、ミュウという奴がルークに話しかけてくる
「・・・別に。ただな・・・」
「?」
ルークはズボンのポケットから紙を取り出した。紙にはこう書かれている
『ルーク!ビックニュースだ!
何がすごいってとにかくすごいんだよ!
とにかくこい!特別に見せてやるぜ!
だから来いよ!今すぐ来い!絶対来い!』
絶対音機関の事だろうなぁ。と、ルークは思い、また紙をポケットにしまった
しばらくして・・・
「ルーク!ルークじゃないか!さっそくこれ見てみろよ!」
久しぶりのあいさつはなしか・・・とルークは心の中でつぶやいた
「・・・で?それなんだ?」
ルークはガイ―――ガイ・セシルという青年が持ってるのを指差した。それはまるでノートのような物だった
「ああ。これか?これはだな・・・」
ガイは持ってるものを地べたに置き、それをページを開くように動かした
「お?なんじゃこりゃ?」
さすがにルークは珍しいな、と思いそれに近づいた。下の部分にいろんな文字が書かれたボタン、上にはなにやら黒く、自分の姿が映ってないガラスっぽいのがあった
「このボタンを押すとだな・・・」
すると黒いガラスっぽいのに意味不明な文字等が現れた
「・・・これだけ?」
ルークはガイに尋ねる。ガイは即返答。「ああ」と
「なんだよそれ!」
「つまんないですのー!」
ルークとミュウはガイに愚痴を言う。とその直後だ
黒いガラスが白に光った
「「!?」」
ルークとガイは驚いてその音機関に顔を近づける。その直後・・・
光はその場にいた3人(2人と1匹?)を包み込んだ
光がやんだころ、そこには3人の姿がなく、あるのは謎の音機関だけだった