小説『赤い月  (R−18)』
作者:魔乙()

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     <いきなりの呼び出し>       


??「起き...くだ...さい」
まだ、ねむいんだよ
??「起きて」
うるせ〜な
??「いい加減に、起きろ!!!」
ガッコン
霧島「〜〜〜っ! いて〜え」
??「ようやく起きましたね」
俺は、何故か?頭が痛いのを無視して声のする方を向いた
霧島「は?」
そこには、100トンと書かれたハリセンを持った駄神が笑顔でいた
ナータ「お久しぶりです」
俺は挨拶よりも気になった事を聞いてみた
霧島「おい! 駄神お前そのハリセンで殴ったのか?」
ナータ「はい 起きなかったので」
ブチッ
霧島「ああん!てめぇ何殴ってんだよ! 痛えじゃねぇか!」
ナータ「起きないのがイケナインデス!」
霧島「んだと!こら!」
俺は、そう言いながら駄神からハリセン?を奪い取った
ナータ「! かいしてくださいよ!」
霧島「かいさねぇ! これは、こうやって使うもんだ!」
そう言い、フルスィングで駄神の尻を叩いった
バッシィィィィィィン!!!!
ダンプが壁にぶつかる以上の音と振動が周りにひびいった
ナータ「!!!  いった〜〜い(泣)」
駄神の声を無視して、叩き続けた
バシ ドカ ビリ ドス
ナータ「あ」
パッシン  バシ
ナータ「あ 漏れちゃう//」
霧島「ん 何が、漏れるんだ?」
バシ パッシン
ナータ「お  おしっこ 漏れちゃう////」
霧島「漏らすんなら、勝手に漏らせ!!!」
そう言い思いっきり、ハリセンで秘部を刺激するように強く強く叩いた
パッシィィィィィィィィン!!!
ナータ「! でりゅ 出ちゃう//」
ぴっしゃ〜〜〜 ぴゅぴゅ じゅわぁぁぁぁ
駄神は我慢できずに放尿(お漏らし)を盛大にした
霧島「は! 盛大に漏らしたな 神の癖に!」
ナータ「う ひっぐ ひどぃです」
霧島「先にてめぇが、叩いたんだろ!」
ナータ「そ そうですが ぅ〜」
俺は気になっていた事を質問した
霧島「漏らした事は、どうでも良いんだがココだ何処だ?」
ナータ「良くないですぅ...ここは貴方を最初に読んだ場所です」
霧島「って 事は、俺は死んだのか? まだ 何もしてねぇぞ」
ナータ「いえ 寝ている貴方の精神だけを呼んだのです」
霧島「よかった 死んでなかったのか...なんで呼んだんだ?」
ナータ「それは、ですね」
霧島「それは?」
ナータ「実はですね」
霧島「実は?」
ナータ「オリジナルのガンダムを作ったようなので、特別なプレゼントをしようかと思いまして」
霧島「プレゼント?」
ナータ「はい」
霧島「でもなぁ コレといって欲しいもの無いんだが」
ナータ「......なんですとーーーー!」
霧島「!」
ナータ「そ  そんなぁ」
霧島「ん? ああ 一つだけだが、あるぞ」
ナータ「!  何ですか!」
霧島「戦艦だ どんなモノよりも速く強いそんな戦艦が欲しい」
ナータ「分かりました つくります!」
霧島「出来んのか? お前に?」
ナータ「これでも、神ですから!」
霧島「そう言えば、お前神なんだっけ? (お漏らしするけど)」
ナータ「はい」
霧島「だったら、作ったら拠点の09工場に置いててくれ」
ナータ「分かりました」
霧島「要はそれだけか?」
ナータ「はい」
霧島「なら 戻してくれ」
ナータ「了解です!」
駄神が手をかざすと浮遊感が俺を襲った
霧島「! てめえ 駄神 ふざけんなぁぁぁぁぁぁぁ!」
ナータ「お尻叩くのが、イケナインデス!」
霧島「後で、覚えておけぇぇぇぇぇぇ!」
ナータ「べ〜〜〜です」







その後の駄神


ナータ「え〜っと これをこうして ここをこうすれば...あれ? くっつかない? ん〜〜〜? どうしようかな?」
駄神の周りにはボロボロになった何かの部品が散らばっていた...
ナータ「わかんないから、ミネルバを改造して贈ろうかな?」


ナータ「で...出来った!」
そこには、黒く染まったミネルバが鎮座していた
ナータ「後は、これを送るだけ...何番工場だったけ? 5番?3番? あれ?」
ナータは混乱した!
ナータ「どこでも良いっか!  転送!」








霧島side


俺は何故かわからん気持ちになって飛び起きた
霧島「な...なんじゃ〜こりゃ〜」
そこには、クライムガンダムの上に鎮座する黒いミネルバがあった!!!
霧島「ク クライムは...クライムは無事か!」
俺は急いぜクライムガンダムに接続されているコンソールに指を走らせた
霧島「う 嘘だろ」
コンソール画面上にはこう出ていた

「クライムガンダム全体破損度・・・78パーセント 上部パーツ破損度65パーセント 下部パーツ破損度70パーセント 動力部破損度45パーセント 武装パーツ破損度 82パーセント 総合ダメージランクA+」

霧島「あの駄神が、まだ乗ってもいないうちに、壊しやがってぜってぇ許さねぇ」
俺はここに駄神に対しての戦線布告を決意した
霧島「その前に、直すか...」
この時の霧島の背中は霞んで見えたとか(エナ談)








あとがき

皆さんのおかげさまで4000アクセスを超えました!
ありがとうございます!
皆様に読んでもらえますように頑張って行こうと思います!
ご意見・ご感想等お待ちしております!

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