小説『黒子のバスケ〜超越した者〜』
作者:蒼炎(小説家になろう)

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

今日は部活がoffなんで投稿します。では、ではどうぞ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

*さっすがセンパイ*


―――――ザァァァァァ。 雨。

「ロード削った分練習時間余るな…。どうする、カントク?」
日向はリコに尋ねる。

「(1年生の実力も見たかったし…)ちょーどいいかもね。よしっ。1年対2年のゲームをするよ!」
リコは声を張り上げ、指示を出す。

「センパイと試合って…」
「覚えてるか?入部説明の時言ってた去年の成績… 去年1年だけで決勝リーグまで行ってるって……!!」
「マジで…!?」
「フツーじゃねぇぞソレ…」
1年は戦々恐々と2年生の方を見る。

「(さ〜て、ルーキー達はどこまでやれるかな?)」
リコは楽しみに思う。そんな中、

「へぇ、ゲームかぁ。センパイも粋な計らいするなぁ。ちょーど俺も皆の力確かめたかったんだよな。なぁ、テッちゃん?」
光哉は笑い、ストレッチをする。

「僕は光哉の力が見れたので後は別に…。それとデータをまとめて教えて貰えたし…」
黒子もストレッチをし、答える。

「確かめるってことは光哉も出るの!?」
話を聞いていた優奈が食いつく。その後ろでは、綾乃もじっと見ていた。

「出るけど、第2Qからな。カントク、2Qやるっつってたし最初の1Qは外から見させてもらうよ。」
優奈達に振り向き、光哉は楽しそうに言う。

「(久しぶりに光哉のプレイ見れる…!!)頑張ってね!!」
「(楽しみです…。あの日以来です…!!)応援してますね。テツ君もガンバ。」
2人は笑顔で言う。

「おう、久しぶりだからな。張り切って全力で行くぜ!」
「やりすぎはやめて下さいよ…。」
黒子は張り切る光哉を見て呆れたように言う。

「だーいじょうぶだって、多分。よし、行こうぜ。」 
「ええ、そうですね。」
光哉達2人はコートの真ん中に向かって歩き出す。


「じゃ、これから1年対2年のゲームを始めます!」 「「「「お願いします!!!!」」」」






「(さーぁて黒子君と虹坂君はどのくらい…)ってオイ、なんでそこにいるの!?」
リコはコートを見渡していると視界の端に光哉が外にいるのを見つける。。

「ん?あぁ、カントク。なんでって最初は見るんですよ。心配しなくても第2Qから出ますって。」
光哉は変わらずニコニコと応対する。

「ふぅん…、ならいいんだけど。これは新入生がどれくらいデキるかの確認でもあるんだからね?サボったりしちゃだめよ?」 

「……そこは大丈夫です!!」

「今の間は!?すごく不安なんだけど!?…はぁ、もういいわ。(なんか疲れる…。)」
そんな会話をし、コートに戻る。


「じゃ、いいわね?試合、開始!!」
リコは叫び、ボールが上がる。


―――バッ!! 2人が飛び、試合が始まる。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

すいませんね、毎度ながら短くて。そろそろ黒子と光哉の力がわかります。

では、誤字脱字、感想お待ちしています。

-8-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える




同人作家コレクション 134 (POE BACKS)
新品 \924
中古 \349
(参考価格:\924)