第二十四話 国と教師は時に邪魔なもの。
前書き
アニメを見直していると織斑先生は弟を信頼しているのか死地に追いやろうとしているのか分からなくなりました。
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〜廊下〜
とりあえず大臣に連絡を…。繋がった！
『はい、こちら「前置きは良いですから田中防衛大臣を出してください！」
『しかし「非常時です！白神一佐からの緊急入電とでも言って下さい！」は、はい！』
一佐になったのは最近ですけどね！
『どうしたのかね白神一佐。』
「大臣のお耳にもすでに入っていると思いますが現在アリーナで暴走中のドイツのＩＳです。下手すると国が動くのでご指示を仰ごうとお電話させていただきました。」
証拠映像を撮るなり暴走を止めるなりどさくさに紛れてＩＳコアを潰すなり色々ありますからね。
『確かに私の耳にもすでに入っているよ、君は現状は待機だ。実は一部の高官の娘や孫がＩＳ学園に入っているのだが織斑先生の体罰が酷いＩＳ装甲が一部使われた出席簿で叩いてくるなどの苦情が来ているのだよ。だから今回のような事をすぐ収拾できなければクビにするか否かを検討する……だから君や簪くんを介入させる訳にはいかんのだよ。』
なるほど……見極めのためですか…簪って・・・ロシア代表の妹ですか……たしか日本の代表候補生でしたね。
「了解。では失礼しました。」
ピッと切って……ドイツを揺すってスコール派以外の亡国を盾にしてもらう予定だったのに……そういうのは国の偉い人たちにやってもらいますか。……私は自室で文でも書きますかね……スコールへの勧誘の文を……。
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よし、送信っと。さてと……ん？学園通信？一回戦は全部やるんですか。何時やるんでしょうね？……休日にですか……私は午前の部ですね、セーフ、スコールと会おうって書いた時間夕方にして正解でしたね。さてと寝ますか。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜次の日・クラス〜
「……え、あ…今日は皆さんに転校生を紹介します。」
シャルル（♂）！シャルル（♀）！ナゾノク……すいませんでした。
ザワザワ
わざわざ反応ご苦労様です、。
「シャルロット・デュノアです。皆さん改めてよろしくお願いします！｝
「えっと……デュノア君ではなくデュノアさん……と言う事でした。」
「はぁ？」
「ちょっ……え〜。」
「デュノアくんって女？」
「おかしいと思った！美少年じゃなくて美少女だった訳ね！」
期待通りの反応ありがとうございます。
「って織斑君！同室だから知らないってことは〜。」
「ちょっと待って昨日ってたしか男子が大浴場使ったわよね！」
まさか…ねぇ？
ドガァン！
「一夏〜！」
どこで聞き耳立ててたんですかというか壁…とドア…。修理費用はちょっと計算し見ましょう……おお、軽く百万超えた…。ちょ、龍砲撃つシーンを録画…これは何時か使えますね。助けるのは今ＩＳを展開した少佐で良いでしょう。
「ちょっと待て！俺死ぬ！俺絶対死ぬ！」
停☆止☆結☆界
「あれ？死んでない……ラウラ！サンキュー助かってぜ！って！？」
キスですね……みんなの前で見せ付けるとか……これを読んでいる家庭の食卓が気まずくじゃなかったクラスと織斑君への迷惑を考えましょうよ。
「お、お前は私の嫁にする！決定事項だ、異論は認めん！」
ギャルゲ？やったことないから分かりませんけどね。というか少佐はそういうの好きだったんですか以外です。
「「「「「「「「「「「「「「「「えええええええええええええええええ！？」」」」」」」」」」」」
本当え〜ですよね。
「？……はぁ！？」
しばらく放心していましたね。
「なにをしているバカ共さっさと席に戻れ！鳳…お前は教室に戻れ…いや、ちょっと待て。」
「へっ！？」
「白神。」
「はい、大体このくらいかと…。」
「ほぅ、さすがＩＳ学園の扉と壁だ、最新の物を使っているだけあって高いな、鳳、この壁はお前に直してもらおう、もちろん自腹だ、国の資金を使うのは許さん。」
フッ…。
「え！？」
「当たり前だ。後壊したことの反省文を１５枚書いて来い。」
「先生、それでは軽すぎますよ。アリーナでもないのにＩＳを展開し火器を使ったんですよ、しかも人に向けて、ボーデディッヒさんは防衛のためにやむを得ませんが…鳳さんは…。」
「それもそうだな、ではそのことに関して反省文を２３０枚書いて来い期限は……。」
「第三世代兵器を撃ったので3日でどうですか？」
やば…なんか楽しくなってきた。
「フッ……では3日で書いてきてもらおう。」
「えっ！？」
ギロ！
「は、はいぃ。」
ピューっと音をたてそうな勢いで戻りましたね。こういう時は気が合いますね織斑先生。
「さ、さて、ＨＲを続けましょう。」
たくましくなりましたね山田先生は。この状況でよく言えたと思います。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜とある休日（アリーナ）〜
『勝者！白神・打止コンビ！』
「「ありがとうございました。」」
「ありがと〜白神さん！おかげで勝てたよ！」
「いえいえ、打止さんの的確な射撃があったからですよ。」
「えへへへ。そうかな〜？」
「そうですよ。おっと私は用事があるので失礼しますね。」
「うん！またね〜！」
ふぅ、いくら瞬殺したとしてもＩＳは疲れますね。さてとシャワー浴びて着替えを持って『テレシア』に向かいますか。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜テレシア〜
さすがこのご時世……女性用タキシードがあるなんて……もはやタキシードではないですね。…？こっちを向いて手を振っている人……あれがスコールさんですか。よく私が分かりましたね。
「申し訳ありません、少し遅れてしまったようです。」
「いえ、こちらが早かっただけよ。気にしない気にしない。年上は待つのが基本よ。」
「そうですか。それでは移動しましょうか。」
「ええ、店に入って何も頼まないって失礼だけれど急な用事ですもの仕方ないわ。」
そういう設定ですか。
「そうですね、仕方ありませんよね。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜外〜
「それで？わざわざタクシーを使ってまでドコへ行くの？」
「私の自宅ですよ、わざわざ移動するのに何も反論せずに付いてくるのはあの文を読んでもう腹は決まっているのでしょう？」
「ええ、貴方側につかせてもらうわ。あの企業、もう風前の灯だし。」
傍から見たらヘッドハンティングの風景ですよね。
「さて、到着しました。」
「あら、そう。では降りましょう。」
車はすぐに行ってしまいましたね。
「こちらです。」
「山じゃない。」
「ここからトロッコ？みたいなので行くんですよ。」
「まるでテーマパークね。」
「まぁ、そんなに楽しいものではありませんけどね。ではこちらへ。」
トロッコ？に乗り込みましたし自宅へ行きますか。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜自宅〜
「へぇ…割と普通ね。」
「案内したいのはこっちです。」
「地下……というか山の中ね。」
「はい、どうぞこちらへ。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜地下室（山の中）〜
「なによココ……地下室二回までは普通だったのに三回は…山一つくりぬいているじゃない！」
「まぁところどころ階段とか廊下はありますけどね。耐久性は大丈夫ですよ。」
「あの人たちはなに？」
「デュノア社で整備や開発を行っていた人やそこをクビになった人たちです。彼等は全員こちら側の人間です。」
「軽く千人はいるわね。ここでなにを？」
「ＩＳの開発や男でも操縦できるメアフレームの開発です。コアのコアルミナスは私しか作れませんがね。」
「へぇ……これを見たからにはもう入るしかないわよね？」
「元々断られてもこれを見せて無理やり入らせる予定でしたからね。」
「良かったわ、早めに了承しておいて。」
「そうですね、さて今日はもう遅いですし送っていきましょうか？」
「そうね山のふもとまで送ってくれる？そこからは自分で帰るわ。」
「分かりました。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜山の麓〜
「じゃあ、反逆ののろしを上げる時を楽しみにしているわ。」
「分かりました、それでは良い夜を。」
帰りましたね、さて私も学園に戻りましょうか。一応外泊許可取ったからそれとも自宅で寝ましょうかね？
どうしましょう。
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作者は恋愛シュミレーションなどのゲームは嫌いなのでやったことないです。一番好きなのは町を作ったり店を経営したりするゲームやＲＰＧですかね。
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