小説『IS  とある転生者の不運転生 』
作者:影薄(影薄のブログ)

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

第五話  特筆すべきことは特になし。

最近 PSO2にハマりました。

=================================================

「あの!先生!」
・・・さてとどんなろくでもない質問なんでしょうね。

「なんだ?」

「あの・・篠ノ之さんってもしかして篠ノ之博士の関係者なんでしょうか?」
・・・それは教えてくれないと思いますよ。篠ノ之さんの関係者だとしてもアメリカで言う要人保護プログラムが・・

「そうだ。篠ノ之あいつの妹だ。」
個人情報!!!プライバシー!!!帰ってこーい!

「「「「「「「「「「えええええええええええええええ!?」」」」」」」」」

「嘘!?お姉さんなの?」

「篠ノ之博士って今行方不明で世界中の国や企業が探しているんでしょう?」

「どこにいるか分からないの?」
このクラスほんと嫌い・・・三組行きたい。

「あの人は関係ない!」
ほら怒った。暴力教師・・・貴方のせいですよ。

「私はあの人じゃない・・・教えられるようなことは何も無い。」
可愛そうに。

「山田先生。授業を。」
せめて収集つけましょうよ、絶対教師じゃない。

「はい!それでは授業を始めます!皆さんテキストを出してください。今日は昨日の続きから・・・。」
織斑君・・余所見してたら叩かれますよ。

「IS。インフィニットストラトスは操縦者の全身を特殊なエネルギーバリアで包んでいます。ISには意識に似たようなものがあってお互いの対話・・つまり一緒に過ごした時間で分かり合うというか操縦時間に比例してIS側も操縦者の特性も理解しようとします。」

「さっぱりわからない・・。」
でしょうね。私も初見でそんな事言われたらはぁ?ってなります。

「ISは道具ではなくあくまでパートナーとして認識してください。」
ですが兵器ですよね。

「ここまでで質問のある人は?」

「質問!パートナーって彼氏彼女のようなものですか?」
相棒で良いんじゃないんですか?言葉通り。

「それはそのどうでしょう?私には経験がないので分かりませんがどうなんですかね〜?」

「先生赤くなった〜。」
・・なんか女子高みたいなノリですね。女子高行ったことないですけど。
暇ですね。ここからカットしますカット。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜昼食時間(食堂)〜

さてと・・チャーハンを受け取ったことですし・・席はどこに・・・あった!多人数用の円形になってるやつですか・・・ちょっと気が引けますがココしか開いてませんし・・座ってしまいましょう。

「あ!白神さん同席良いかな?」
・・・歩くフラグ建築士(予想)・・篠ノ之さん不機嫌さが20%増したじゃないですか。

「どうぞ・・私に構わず会話していてください。」
私が置くに行って二人が向かい合わせに座わる・・・。篠ノ之さんそんな退けって顔されても・・・そっちから来てそんな傲慢は許しませんよ。

「・・・なぁ・・箒。」

「なんだ?」
怒りっぽいな・・・クラスで私以上に浮きますよ?

「ISの操作とか教えてくれないか?」
・・・基本操作とかですかね?・・・ポケットから私があげた辞書が見える・・使ってくれてるんですね。ありがとうございます。

「このままじゃ何もできずにセシリアと白神さんに負けそうだ。」
・・・なんでオルコットさん呼び捨て?昨日の敵は3分経ったら友か。

「くだらない挑発にのるからだ。」
貴方も挑発にすぐのりそうですよね。

「そこをなんとか・・・頼む!」
ほらこんなに頼んでるんですから。

「そんなに教えて欲しいなら白神さんに教えてもらえば良い。」
・・・この人絶対この性格で好きな人とか逃すタイプだ。

「白神さん!頼む!教えてくれ!」
・・・この人バカなんですからおそらく篠ノ之さんが期待していたであろう「いや!俺は箒が良いんだ!」的展開にはなりませんよ。なんでそんな驚いてるんですか・・なんで睨むんですか?そっちの自業自得でしょう?

「別に良いですけど・・・電子辞書で用語は大丈夫ですか?」

「ああ、おかげ助かってるよ。」
それは良かったですね。

「専用機というのは大体が試作機ですので・・量産機で変な癖つけない方が良いですね。とりあえず走りこみとか射的とか剣を振り回して練習するのが良いと思いますよ。」

「おおなるほど!さっそくやってみるよ。」
素直で良い人ですね。ん?あれは・・三年生?なんでこっちに?

「ねぇ?君って噂の子でしょう?専用機持ち2人と勝負するって聞いたけど・・でも君素人だよね?私が教えてあげようか?ISについて。」

「結構です。私が教えることになってますので。」
貴方断ったでしょう。私に押し付けたでしょう?

「えぇ!?」
ほらこんな顔になってる・・・織斑君・・・貴方には女難の相と将来絶対肉体的にボロボロにされるで相がでてますよ。

「貴方も一年でしょう?私三年生。私の方が上手く教えられると思うな〜。」
この人多分三年の中でもトップクラス、学園の精鋭ってところですかね?

「私は篠ノ之束の妹ですから。」
こういうときだけ使うなんて都合の良い女ですね。

「くっ!」
ほらこんな顔になってる。

「ですので結構です。」

「そ、そう!それなら仕方ないわね!」
せっかく教えてくれそうな人がいたのに。

「教えてくれるのか?」
・・・・黙ってないで喋ってくださいよ篠ノ之さん

「私はアドバイスはしましたよ、では。」
そろそろ昼食時間終わりなんですよね。急がないと・・・。・・・どのみち皆さん授業風景とか見ても暇でしょう?次の話で代表決定戦まで飛んでますよ。お楽しみに・・・やばいやばい本気で間に合わなくなる。

=================================================

この作品は三人称と白神視点でしかほとんど話は進みません。ご了承下さい。

感想ものすごく待ってます。感想お願いします。

-7-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える




なのこれシリーズ IS (インフィニット・ストラトス) コレクションフィギュア VOL.2 BOX
新品 \2660
中古 \
(参考価格:\5040)