私は、いったい…誰と闘っているのだ…?
ここにいる漢(をとこ)は…誰なのだ?
『麩』
いや…そんなはずはない…
奴は、味噌汁の上を漂っていただけのデクのボウのはず…
食っても…
喰っても…
向かってくるこの猛狂狼(おとこ)は…
あぁ…いま私は、恐ろしい夢を見ている…
かつて、フーチャンプと呼ばれた…伝説の『麩』の幻影と、
マボロシと死闘(たたか)っているのだ!
勝てるはずがない…
『ふーちゃんぷる』などに…
私が…
燃えカスなんて残りゃしねぇ…
残るのは、真っ白な灰だけだ!
萌えたょ
萌え尽きた
麩っしろによ…