小説『エヴァンゲリオン 使徒での生活』
作者:ライナリー()

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第2話
 
 

よう、あの爺に能力を貰ってから早くも1年たった。しっかし最初の半年はキツかった、なんせS2機関を制御するまで最高にハイってヤツだったからな……

で、残りの半年で使徒の力やその制御方法を鍛えたんだが、オリジナルで取った能力が明らかにチートにし過ぎたって今なら反省できる。
その能力は、時間航行ってものなんだが所謂、某青タヌキのタイ○マシンみたいなかんじだった……

おかげで色々な所を回れたし、原作前のユイさんや冬月さんとも出会えた事は素直に嬉しかったな(ゲンドウさんは未来と相変わらず不器用な感じの人だった)。

そして、今日はユイさんが初号機による起動実験の日なのだが……、はっきり言おう実験が失敗してシンジ君の扱いがアレになりつつあるので、俺的にはここいらで一旦介入する事にした。
勿論、如何にも怪しい格好で。声帯や背格好に顔なんかも変えて行くと、えぇ皆さん取っても警戒してらっしゃいますよ。
でも、気絶したシンジ君をコアの前まで連れて行きコアに接触させて精神世界に行きました。
シンジ君を起こすとユイさんに向かって走り出し、ユイさんも私に驚きつつもシンジ君に話をしてました。結局、シンジ君はひとしきり泣いた後寝てしまいましたが……

そうしている内に時間的にリミットがきたので、ユイさんに別れを言い寝ているシンジ君を抱いて、コアから出ると周囲にいた科学者が慌てて誰かを呼びに行き、ゲンドウさん達が来たのでシンジ君を床に置いて私はディラックの海でその場を後にするとき後ろから声が聞こえましたが無視しました。
私は今、驚いているユイが起動実験の失敗により消えてしまった事でシンジは気を失ってしまった事はどうでも良かったが、その後誰かがユイの消えたコアにシンジを連れて消えたと思ったら、数時間後に急に現れたのだ……、そいつはシンジを床に寝せてどこかに消えてしまった。

やつを見つければもしかしたらまたユイにあえるかもしれない……、結局、奴は見つからず何者だったのかすら掴めなかった。委員会ですらその行方をしることができず、奴が再び現れた時にどうするかを今から考えなくては……
 
 
 
 
 
その後、どうなったか調べてみると私を 探しているようでした。まぁ、コアに入って帰還までするようですから何者かどうか委員会あたりは確かめたかったんでしょうね……

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