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小説『カゲロウデイズ』
作者:
hj
(
)
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六章
8月14日、時刻不明。
ベットの上で、ゆっくりと目を覚ます。
上半身だけを起こして、少女は猫を抱きかかえた。
「また、ダメだったよ」
外では、蝉の声も煩く鳴いていた。
-6-
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