ひとしきり泣いた俺は家に行き荷物を整理してしばらく旅に出ようと思う
エースも俺の事情を聞くと「俺はレイジについてきたんだからお前のいない海軍なんて俺ぁ、抜ける」って言ってエースも荷物を整理したら俺の旅に付き合ってくれるそうだ
それと手紙も届いた
送り主はセンゴクさん
内容はこうだ
「レイジへ…お前にはとても苦しい思いをさせた。お前の事だ海軍をやめたら旅にでも出るんだろう?なら、体に気を付けろよ。それとお前に手配書が出たそれと七武海をやめたエースにもな…お前は7億2000万でエースが7億1000万だこれは俺でも庇い切れなかった…すまない。海軍の俺はお前と敵だがプライベートの時はお前の味方だ。これはお前の知り合いみんなそうだから何かあったらいつでも来い…俺はお前の父親だからな。それとお前の船だがあれは港に止めておいたから使うといい。最後に…お前の人生だ好きに生きろ!!もう、お前は賞金首だから海賊になっても構わない。ただこれだけは約束してくれ…お前はどんな時でもお前でいてくれ
海軍一同より」
それを見てまた涙を流してしまった
ありがとう、父さん
俺は荷物の整理を終えエースと共に今まで世話になった家に頭を下げる
あ、勿論ユキヒメも俺と一緒だぞ
俺たちは港に行き船に乗る
船でエースが口を開く
「俺も随分懸賞金あがったな〜♪で、これからどうする?レイジ」
エースは賞金が上がった事に喜びながら俺に問いかけてくる
…そうだな
「とりあえず…賞金首になったんだから海賊でもやるか」
「マジ!!よっしゃ〜!!じゃあ、レイジが船長で俺が副船長な!!」
俺の言葉に喜ぶエース
…だが
「エース…お前確か弟がいたよな」
「ん?ああ、ルフィっていうんだ!!」
「ならさ、そいつの船に乗らねえか?どうせ、お前の弟だから海賊にでもなるんだろ?」
「ん〜…弟の下につくのは兄としてどうかと思うが…ま、それもいいか。楽しそうだし!!」
「で、お前の弟はもう海賊になってんのか?」
「いや、あと数カ月したら海に出ると思う」
「そっか…じゃあ、お前の弟の手配書がでたら仲間になろうぜ」
「そうだな♪じゃあ、それまではおいしい物巡りの旅に出ようぜ!!俺は世界中の美味いの物を食いつくす!!」
エースはガッツポーズしながら天に向かって叫ぶ
ははは、エースらしいい
「よし、そうしよう。じゃあ、まずはあそこの島になんか美味いものねえか探しに行くぞ!!」
「おお!!」
そして俺とエースのおいしいもの巡りの旅が始まった
「海軍やめることになったのは残念だがこれからは俺の好きなように生きていこう…そして今後の目標は世界最強になる事でいいか♪」
俺はあらたな目標をかかげある意味で第3の人生を迎えた
そして時は1年後
ユキムラ・レイジ懸賞金7億4000万
ポートガス・D・エース懸賞金7億3000万