あとがき
本作、たぶんドッグデイズ二次では初の女オリ主じゃないかな？相手役がガウルというのも初だろうし・・・
さらに魔物討伐に全く関わらない（関われない）ダメ勇者っぷりで、挙句の果てにはプロポーズを1回断ってから受けるという自分勝手さ・・・酷過ぎ、ガウルカワイソス
魔物討伐に関わらない理由は簡単で、ガウルが関わっていないからです
本作の目的は『王道の恋愛』を書くことでした。だから魔物なんかどうだっていいんです
異世界に召喚されて、王子と出会って、一緒の時間を過ごして、恋をして、悩んで、不安になって、でも最終的にはくっつく、最後は数年後の幸せなワンシーンのエピローグ・・・異世界モノの恋愛作品ならこれが王道でしょ
悩む理由が王道っぽくなかったと思いますが・・・王道ド真ん中ならなんとか帰還できるようにして、帰るか残るかを悩ませるだろうけど、帰還の条件が態々16日以内と決まっているし、送還の儀の存在理由がフロニャルドとの関係を拒んだ場合の為の措置だから、基本召喚されたら帰らないのが当たり前のようだし、変に弄るとおかしくなるかなと思って、帰れないということで確定させました
ミサが元の世界に執着無さ過ぎについては、思春期特有の変身願望とかどっかに行ってしまいたい願望、あとはウジウジしてたら物語が進まないからとか思ってください。自分も自分の頭の上に隕石落ちてこないかなとか常に思ってますし・・・（笑）
書いてて楽しい作品ではあったけど、読んで楽しい作品だったかは不明です
大変だったのは地名とキャラ名かな・・・お菓子用語を調べまくったし・・・
困ったのは去年の作品だから何が公式設定で何が他の二次作品で作られた設定かがわからなくて・・・（汗）
セルクルに輝力を与えるのは1話で姫様がハーランにやってたから公式だと思って書いたけど、ハーランは飛翔種だし、通常種にできるってのは二次で作られた設定かもしれない、とか・・・
エクスマキナの形状はなんなのかとか・・・一応7話の会見の映像のグランヴェールの上に浮いている珠ということにしたけど、パラディオンみたいに形状を変えられるものという設定は公式じゃ言われて無いよな？とか・・・珠のままじゃ使いようがないから形状変更可能にしたけど・・・
勇者に対するフロニャの加護は？シンクとガウルが戦ったときに、シンクは頭から血が噴き出てたけど服は破れてなかったから、服や防具がダメージを肩代わりしてはくれないのか？ガウルも鼻血を出してたけど服が破れてないし、肩代わりしてくれるのは女性の場合だけ？フロニャの加護っていったい・・・
ガレットが海に面した国というのは？公式では地図は少し出てきたが地理については全く設定ないし・・・パクる気は無いけど、他の作品で先にその設定使われてるから使うのに凄い躊躇った・・・主人公の出身地を偽るときに人の出入りが激しい港町なら調べにくいと思って結局入れたけど
ジェノワーズのそれぞれの年齢は？公式は年齢の表記は無い。本作は一応3人とも主人公と同い年の14歳にしている。身長差は成長の個人差ということで（書いてるときは知らなかったが、実際はノワールが14でジョーヌが15でベールが16らしい）
原作キャラ同士の呼び方は？ガレット側の日常はほとんど出てきてないからサッパリングのサッパリピーマン。わかる範囲でできるだけ書いたけど、わからないところは他の人の呼び方やその人の話し方からの推測で書きました
・ジョーヌがルージュのことをルージュさんと呼ぶのはルージュが（恐らく）年上だからで、関西弁っぽい話し方ならさん付けだろうと推測
・ベールがビオレのことをビオレ姉さまと呼ぶのは近衛戦士団の団員やルージュのビオレの呼び方を参考に
・ガウルのリコッタやユキカゼの呼び方はガウルが王子なので呼び捨てで、リコッタがガウルを殿下と呼ぶのも理由は同じ
設定に関する言い訳はこんなもんですかね
主人公がエクレールを2回脱がしたのは別に自分が嫌いだからではありません。隙を見せるあいつが悪い（笑）。誘拐奪還戦のときはジェノワーズだけに気を取られて周囲の警戒を怠っていて、大戦のときは開始直後の乱戦時にレベル3の紋章術の大技使用・・・主人公以外からだって不意打ちされる可能性あるんだよ？
ガウルとの恋愛に関しては・・・ガウルはミサのどこを好きになったのか、もしかして召喚された勇者が女の子だったらミサじゃなくても誰でも好きになったのかも、とか書いていませんが、ミサはどういう理由であれガウルが自分のことを好きになってくれたので特に気にしてないことにしてます
まぁたぶんガウルはミサの頼りなさに自分がいないと、とか思っているうちに好きになったんだと思います
ミサはミオンでの屋根から落ちたときのつり橋効果が決定打です。それまでは自分のことを気にかけてくれるので『優しいな、いい人だな』と思っている程度で、あの後身体が反応したから好きなんだと自覚した
今思うと、どっちも多少思い込みや勘違いが入ってるような気がする・・・大丈夫かこの2人・・・？
さてもう書くことも書いたと思うので終わりにしようと思います
では次回作でお会いしましょう
次回作・・・あるのかなぁ・・・？