小説『真・恋姫†無双〜その身を捧げて〜』
作者:ディアズ・R()

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プロローグ





神(ゴスロリ衣装のOL的な雰囲気を持った痛い女)に会った。
なんか力(所謂チート)を貰った。
転生(またの名を憑依)することになった。
以上。

「待って待って!もうちょっと説明しないと読者がついてこれない!!」
「読者なんていない。てか、読者ってなんだ?」
「私達の上に位置する存在!!」

よくわからんが、凄そうだ。
とりあえず、もうちょい説明するか。
誰に説明するのか知らんが。

「回想形式で!」

この神、ポップコーンとコーラを持って寛いでやがる。
まあ、いいか。


〜回想〜


「ここ、どこだ?」
「フッ知りたいか、少年よ?」
「いや、別に良い……俺は、これでも23歳なんだが」
「いやいやいやいやいや、別に良いは無いでしょ!普通は、「なっ!?お前は……なにか知っているのか!?」とか「あぁ、知りたい……何も知らずに後悔するより、知って後悔する方が何倍もましだ!!」とか言うでしょ!?それがなんで「いや、別に良い」て、なんだよ!!てか、見た目若いな!?学生にしか見えないんだけど!?若作りしてんじゃねぇ!!」

……なんだ、こいつ?

「神ですけど!?見て感じて雰囲気で!分かるでしょ!?なんでわかんないかな!?私にはカリスマが無いってか!?畜生!!そうですよ!どうせ私にはカリスマなんて無いですよ!!そうやって今まで馬鹿にされてきたんだから分かってるよ!!畜生が!!」

……なんだ、こいつ?

「リピート!?そんなに私は意味不明ですか!?馬鹿にしやがって!!人間の癖に人間の癖に人間の癖に人間の癖に人間の癖に人間の癖に人間の癖に人間の癖に人間の癖に人間の癖に!!!」

関わるのがめんどくさくなったので、周りを見渡す。
なんか、タッチパネル式の機械があった。
とりあえず、見て見る。

【行きたい作品名を選択してください】

なんだろうか?
とりあえず、上から三番目にあった【真・恋姫†無双】と言うのを選択してみた。

【欲しい力を三つ選択してください】

いろいろあるんだな。
アニメだったか?
あまり見ないんだが。
お、ジブリ作品がある。
力だったな……ならもののけ姫のアシタカの能力で一つか。
アシタカは、凄いんだぞ?
あの右腕を除いても、弓矢の軌道を見れるほどの動体視力、基本的にどんな武器でも使えるであろう技量、集団戦はどうなるか分からないがかなりの身体能力、完璧だな。
二つ目は……セットってなんだ?
いろいろついて、一つ分か。
なら、NTの直感とかいうのと、SEEDの覚醒とかいうのと、運の良さがセットになってるので良いか。
NTとかSEEDとかよくわからんが、運の良さは良いな。
三つ目は、そうだな……やればやるだけ出来るようになる、というので良いか。
まあ、努力が実りやすいってだけだろ。
これで、決定。

【設定を完了しました。サポートはつけますか?】

サポート?
解説か何かか?
一応つけておこうか。

【了解しました。転生後にサポートをつけます】

これで終わりか?
以外と簡単に終わったな。
それにしても、転生?
俺、何時死んだんだ?
記憶に無いが……

「説明してやるよ!畜生が!!神の都合で死んだの!おわかり!!悔しいかボケ!!」
「いや、別に」
「またそれか!!ド畜生が!!何でそんなに淡白なんだよ!!感情表現薄すぎだろ!!狙ってんのか!?あぁ!!答えろよ!!答えろ!!」

……誰だっけ、コイツ?

「……もう、いいや」
「そうか」


〜回想終了〜


「よくよく思い出すと、最初と全然印象違うな」
「い、いや〜取り乱しちゃって……とりあえず、転生頑張って!!」

突然の浮遊感。
俺は、落ちるらしい。

そう言えば、結局名前聞いてないな。
まあ、別にいいか。

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