「俺はいいけど・・・いいの?」
「うんっ!」
作戦成功だ。
私は「こっちだよ」と指を指してレン君を自宅へ誘導する。
レン君は私の下心なんて知らず、先を歩く私の後について来ている。
こんな所を3Dで見れるのは、究極のレン廃にとっては夢のようで。
つい後ろを振り向いてしまいそうになる。
「着いたよっ」
歩き始めてから約五分。
レン君は何故か目を輝かせているようで。
「すっげ〜・・・俺ずっとマスターの部屋に居たから・・・・
入っていいのか?」
「うん、入って入って!!」