第九話 明日香VS十代(前編)
ゼオスです。
カードを売って得た金を資金に会社作ってみました。簡単に言えばD・ホイールを作ってます。後はより、美しくなった、ソリッド・ビジョンを出せる、Dディスクとか。
まぁ、会社といっても社員は俺一人だが。
今ではKCやインダストリアルイリュージョン社と、同等といってもいいほど有名だ。
まぁ、ここ数日だけで、これだけの物を売れば、有名にもなるか。
ついでに社名はZOSだ。ここ数日寝ていないのでとても眠い。すると…
【ゼオス!大変なの!私達覗かれたの。すぐに、女子寮前に来て!】
俺が、寝ようとしていると、こんなメールが明日香から届いていた。
「はぁ、今から行くか。」
女子寮前
「よぅ、遅れて悪い。」
「いいえ、来てくれてありがとう。早速なんだけど…」
「…と、いうことなの。どうするべきかしら?」
「校長に報告するか、この事を学校の奴等にばらまくか、十代と決闘して十代が勝ったら、無条件解放、負けても嫌がりそうな事、例えば変なあだ名をつけて解放とかでいいんじゃないか?」
別に翔は退学してもいいんだが、面倒な事が起きる可能性を考えて、こんな感じで、いいだろう。
「何で、十代なの?」
「あいつは、こいつに、兄貴って呼ばれる位仲が良いし、お前と同じHERO使いだからな。」
「わかった、そうするわ。あと、あなたも来てくれるかしら?後でアドバイスも、聞けるし//。」
「あぁ、わかった。一応、他に覗かれた娘がいるなら声かけとけよ。」
ボート乗り場
「まぁ、明日香様!この素敵な殿方は誰ですの?」
「彼は、ゼオス。ほら、入学試験の時、クロノス先生にワンターンキルを決めたって噂の…」
「あら、そうでしたの。わたくしはももえですわ。よろしくお願い致します。」
「ほら、あなた達も挨拶しなさい。」
「純子よ、よろしく。」
ツンデレだな。
「ツァンよ。よろしくしなくていいから。」
「あ、あぁ、よろしく。」
ボート
「おい、翔を返せ!」
「彼は、覗きをしたのよ。」
「ちょっと、待ってっす。僕は、明日香さんに、手紙ど呼ばれたから来たっす!これが、証拠っす!」
「私は、こんなに字が汚くないわ。それにこれ、十代宛よ。」
「そ、そんな〜」
ウジウジするなよ!本当にこいつ見てると、ストレス貯まるわ!
お、そうこう、思ってる内に決闘が始まりそうだな。
「「デュエル!!」」
「私のターンドロー。」
「私はE・HEROアイスエッジを守備表示で召喚。カードを二枚伏せてターンエンド。」
「俺のターンドロー!」
「あにき〜」
「待ってろ、翔!すぐに助けてやるからな。」
俺は融合を発動!手札のE・HEROフェザーマンとE・HEROバーストレディを融合!来い、マイフェイバリットモンスター、フレイムウィングマン!」
「行くぜ!フレイムウィングマンで、アイスエッジを攻撃!」
「リバースカードオープン!マスク・チェンジ!効果で私はアイスエッジを、墓地に送りM・HEROヴェイパーを特殊召喚!」
「すげぇ!HEROが変身した!」
十代がすごくはしゃいでる…
「攻撃は中止。俺はカードを二枚セットしてターンエンド。」