小説『ノートの切れ端』
作者:迷音ユウ(華雪‡マナのつぶやきごと)

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夕空に啼く烏、死神のシンフォニー、No existence、光の中の灯は共通世界観ですが(あんまりつながりないけど)それの中のアカシックレコード論についてまとめておきます。

ボクの中での勝手な解釈、創作となります。

世界の記憶―アカシック・レコード―
 正体不明の存在であり、当然ながら不可視。ものなのか、場所なのかそれすらもわからない。世界で起こるすべての事象、すなわち「過去」「現在」「未来」を記憶しているという。故にすべての事象の根源であると考えられている。

「唯源論」
 全ての事象はひとつの源――すなわち「アカシック・レコード」から流れ出しているという考え。「アカシック・レコード」とはすべてを生み出すある一つの回路であり、その上に世界が成立している。すべての事象はそのひとつの回路に常に干渉していながらも、認識することは出来ない。

「非時間論」
 時間の流れというものは生物のみ感じられる存在し得ない架空の概念であり、実際は全て「瞬間」の連続性であるという考え。「アカシック・レコード」には無数の「瞬間」が存在し、それが一度に世界に流れ出している。そして世界の許容範囲内で順に再生されている。


した二つはちょっと違う考え方。両方が世界にある考え方です。

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