小説『最強彼女』
作者:櫻井音羽(音羽.Com)

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僕は、西山和也(にしやまかずや)

中2。 

7月7日生まれ。

蟹座。

A型。

見た目は、何処にでもいる中学生を思い浮かべてくれれば、84%の確率で僕(多分ね)。

性格は、ちょっと消極的。

学力は、中の下。

帰宅部。

好きなものは、ハンバーグで、

嫌いなものは、特に無し。

みんなには、カズって呼ばれてる。

(僕の紹介はココで終わろう。)

そんな僕には、彼女がいる。

ほら、あそこで男子と話してる女の子。

あれが、軽山田美夏(かるやまだみか)

同じ中2

8月15日生まれ。

獅子座。

B型。

見た目は、めっちゃ可愛い。多分、学校一。アイドル顔負け。

性格を語るには、多分、一時間は要する。

まぁ、はしょって言うと二重人格。

学校では、温厚篤実、傾国美女、才色兼備とでも言いましょうか。とにかく可憐。

でも、僕の前では『最強彼女』。 

蹴る、殴る、そして十字固めまで使ってくる。

でも、周りの人に言っても信じてくれない。

だって、いつもはすっごいブリッコしてるから。

それに気づかないのは、男子ばかりでなく女子もだ。

みんな、彼女が二重人格なんて夢にもみてないみたいだ。

その上、賢いから先生からも信用されてる。

成績は、上の上(オール5)。

これも多分、学校一。

華道部、書道部、調理部の三又。

そして、クラス委員をしている上に、生徒会長。

本人曰く、すべて信用されるためだそうだ(そこまでやるか・・・?フツー)。

趣味は、表向きは、読書に華道に書道にお菓子作り。

裏は、柔道に空手にラグビー、そしてボクシング&プロレス観戦(これは誰にも内緒)。

家は、お母さんがどっかの会社の秘書。お父さんは、某大手会社の社長さんだ。

(家に行ったときマジビビった。)

僕が知っているのは、これくらい。

ついでに言っとくけど、僕と彼女が付き合ってるのも内緒だ。

だって、そんなこと知られたら、彼女のファンクラブの部員に殺されるからね。



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