小説『最強彼女』
作者:櫻井音羽(音羽.Com)

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今、僕は自分の部屋にこもってる。

そして、あることに気づいた。

「あ、あいつにレンタルDVD返してもらわなきゃ」

そう、彼女に貸したのだ、DVDを。

え?DVDの内容?

めっちゃ、どろどろしたサスペンスドラマのDVD。(彼女いわく、なんかどろどろ感が好きらしい)

いや、いや。僕がTSUTAYAに借りたんじゃないよっ?!

母さんのだからっ!!!

実は、こっそり見てるとかはないからねっ???!!!

今日締め切りなんだから、返してもらわなきゃ母さんに殺される。

彼女の家に行かなきゃっ!!!

僕は、立ち上がった。

あ、そうだ。

僕、彼女の家しらないじゃん。

ってか、彼女風邪引いてるじゃん。

・・・・・殺されるじゃん。

やばくね?

僕、死ぬんじゃね?

-8-
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