小説『織斑さんちの隣は転生者!?』
作者:deruta11()

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すみません今回2話と連続投稿です

あと23ページめのあとがきの後にバルドスカイの二次創作(予定)のエピローグがあります

年明けの3日までに誰かが続き見てぇ!とかコメントするのであれば不定期ですが書きます

あと、真ちゃんルート真っ最中です

以上DERUTA11からでした。

本編開始します

◆リザット視点

どうもリザットだ、今回、競技内容が変更されどっかのガンシューのようにスコアアタックをやらされている

途中までうまく行ったんだが、またやばいトラブル(罠)があって

それをどうにかする話さ

「どうすっかねー」

そんな声が思わずこぼれる、目の前のコショウ地雷群は踏むと起爆するタイプではなく

センサーか何かで一定距離まで行くと起爆するタイプらしい

コショウ、ガスマスクとかで防げんのかな?

とか思ってもガスマスクはないしな、何か策は・・・・・・・あっただが、いいのかなこの方法

そういや、今回は全力で行くって言ったしな

折角だ、予想GAYな方法でもいいかそう思って

準備体操をする

≪リザット選手、なにかしています、これは準備体操でしょうか?≫

≪おそらく、我々の斜め上な行動をしてくれるでしょうね、彼ならば≫

外野が何か言ってるがスルー、身体を慣らしたとこで軽く跳躍

普通の人から跳躍じゃないかもしれないがこの世界にも人外なお人(織斑千冬)がいるからしゃーない

そんなんで、2階建てのお宅に着地っと、行くかね

≪リザット選手、屋根まで一瞬で登ったぁぁぁぁ!?≫

≪今のはジャンプで上りましたね、しかしここまで行くとはもはや人間やめましたレベルですね≫

うるさいなオイ、そう思っても言わないのは、自称化物のリザットと約束だ☆

言っちゃうと面倒なことになるからね



・・・・・・・俺、キメェ

もう、俺は人間をやめているぞぉぉぉ!ジオぉぉぉぉぉぉ

ふぅ、時たまにやるネタラッシュは落ち着くな

ここから先は賢者タイムで行くか

地雷は屋根の上にはないが何があってもいいようにゆっくり歩きつつ、地雷に交じった目標を撃っていく

このまま終わるといいな







・・・・結果を言おう、運動会は無事終わりました。

運動会までとか言ってるやつ終わったものは仕方ないのさ

ただ、他の競技もカオスだった

借り物競走の内容で『ガンマンの格好』とか『対物ライフル』とか

挙句、障害物競争には非致死性の武器をてんこ盛りにしたロボとか

もはや午前だけでもうくたくたになるくらいだった

そして、弁当タイムが至福の時間過ぎて泣けたくらいだった

午後からは団体競技がメインなのでそう面倒なことにならないとたかをくくっていた

がもっと地獄が待っていた、綱引きではじゃんけんをして勝った方は筋肉モリモリの助っ人が付いたりしたし

もうね、全力で行かせてもらったよ

そりゃね、シュテル達にかっこいいとこ見せたいしね

それでも僅差で勝ったようなもんだしな、理由はまぁ他の奴が諦めムードであったせいだがな

そして、閉会式も

≪今回の運動会MVPは〜〜≫

MVPとかそんなのあるのかよ!って突っ込みどころ満載だったり

≪ふっ、さすがと言っておこうか血濡れ、だが、まだだ!まだ終わってなぁい!≫

どこぞ上半身はコートしか着ない液蛇のごとくしつこく言い寄ってきたりする白組団長

≪此度の戦い見事だった、だが!君たちはまだ燃え尽きてないはずだ!これより!打ち上げを開始する皆の物祭りじゃぁぁぁ!≫

となんともまぁ、パーリィーな校長になったりと

カオスにカオスを混ぜたカオスの二乗のような状態になっていた

そんななか俺はお祭りは好きだが眺めているのが好きなので屋根に跳躍で登ってのんびり見ているが

屋台とか、キャンプファイアーとかよく準備したな、そしてどうやって屋台で買っているんだ?

後、こんな時間だが親は心配していなのか?もう8時代だぞいいのかそれで

あとみんな寒くないのか、俺はまあ兵器だから平気だけどさ

やっぱ買えるのが気になるので見てみるか

よーく目を凝らして見てみると、食券のようなものを渡しているのが見える

ん〜〜〜アレは競技勝者券?とでも書いてあるのかね

下には値段が書いてあるな、俺は貰ってないぞどうしてだ?

≪2年5組、リザット君。至急本部に来てください、繰り返します。リザット君、至急本部に来てください≫

お、お呼びがかかったな券でも貰えるのかねほんじゃ、行ってみるか





「ふっ、よく来たな。さあ、俺とたた「うるせぇ」ぐはぁ!」

目の前にいた、白組団長をストレートでキャンプファイアーのほうにシュゥー! 超エキサイティン!

ボケーっとしている教員の一人に聞く

「すみません、僕は何の用事で呼んだのですか?」

「ああ、すまんね実は君の券を渡そうとしのだが見当たらなくてねこうして呼ばせてもらったのさ」

「そうでしたか、すみません。いろいろなところをブラブラいていたので」

そう言って、ぼかしておくさすがに屋上にいたと言えないしな

そうして、会話していると横から中年教師が現れ、俺に札束のような券を三山寄こしてきた

受け取りながら一枚券を抜いてみる、そこそこの厚さはあるようだ券の隅には千円と書いてある

「この券はこの運動会打ち上げはもちろん他の行事の際の屋台にも使えるぞ」

ほー他の行事にも使えるのか

他の行事と言ったら修学旅行、文化祭、卒業式、入学式くらいでも せいぜい使えそうなのは文化祭くらいか

まぁいいか、レヴィに1山分ければたぶん無くなるだろうし

『レヴィ、聞こえてるかー?』

『リザット?どうかしたの?』

『券が多すぎてなやるよ』

『いくらなの?』

『千円が20枚くらいあるから?どうでしょうレヴィ』

『2万相当あるの!?ほしいほしい!!』

『本部前に居るから来てくれ』

『分かった!』





数分後レヴィが半袖短パンの体操服が来たうむ、この世界でもしっかり成長してるみたいだな

レヴィの発育を観察した後レヴィに券を渡すため

さっきもらった一山、20枚を渡す

「ねぇねぇ、リザット一緒に屋台を見て回ろうよ」

「悪い、ちょっと一人でいたいんだまた今度な」

「うん。また、今度一緒に二人だけでね!」

さてと、つまみだけ買って屋根に居るかね





焼そばをすすりつつ、フランクフルトに手を伸ばした時

後ろから気配が・・・・・・ユーリか

「どうしたんだ?そんなとこに立ってないで隣に来てもいいぞ」

後ろにいるユーリにそう呼びかけると共に振り返る

普通は暗くて見えないが俺はかなり目がいいためよくわかる

「ばれちゃいましたか、残念です」

悔しそうな顔したバリアジャケットのユーリがやっぱりそこにいた

って、何故にバリアジャケット?

「ユーリ、どうしてバリアジャケット?」

「寒かったので着ちゃいました」

そう言って照れ隠しをするように笑うユーリ

「ふぅん、そこにいるのもなんだから、こっちに来たら?」

「そうさせてもらいますね」

そう言って隣に歩いて座るユーリ

バリアジャケットをみる、昔で会った時とかわりはない懐かしいな

身体はしっかり女の子になってるがな!

「どうしたんですかそんなにじろじろ見て・・・・・まさかミートスパのケチャップが口に!?」

勝手に驚いて口の周りを袖でこするユーリ

そんなふうにするとイタズラしたくなるなもう

「違う違う、こっちに寄って」

「うう、はずかしいです」

そんなユーリをそっと抱きしめる

「ふぇ!?り、リザット」

あたふたするユーリ

「なんでもないさただ、懐かしくてな」

「あぅ・・・・・・・・昔のことですか・・・・懐かしいですね・・・・」

そう言うユーリはなんだか悲観的に見えた

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『あなたはそんな身体になって自分のことでいっぱいなのにどうしてこんなことをするんですか』

『・・・・・確かにね、でもそんなのに構っていられないほどに俺を突き動かすものがあるのさ』

『そうですか、私は壊すことしかできません貴方も壊されないうちに逃げて下さい』

『お断りだ、俺は頼まれちまったんだ。君を助けてくれってね!』




『・・・・もう私のもとに来ないでください、次は殺してしまうかもしれない』




『また来たのですか』

『ああ、この体は治りが早くてね』

『もう私を助けることなんてもう無理です。』

『無理じゃない、アニメのような展開はないが君を助ける手段はある!』

『そうですか、ですがここで話は終わりです・・・・・目標確認、排除開始します』

『っち、もう少し話して見たかったんだがな仕方がないか・・・・』




『やっと助けることができたな』

『随分と無茶をしましたね』

『そうかい?こんなのいつものことさ。そんなのより見ろよ、朝日だ』

『わぁ・・・・・・・綺麗ですね』

『よかったな、これから毎日見れるぞ』

『毎日ですか?昔では考えられないことです・・・・・ずっと闇にいた私には・・・・・』

『さてと帰るかね』

『私は・・・・・帰る場所がないです・・ディアーチェ、シュテル、レヴィ、ごめんなさい』

『何言ってんだ?それより一緒に来い、いいもん見せてやるよ』



『『『おかえり、ユーリ!』』』

『シュテル!レヴィ!ディアーチェ!どうして!?』

『俺の知り合いに腕利きの医者がいてな、治してもらったのさ』

『さて、俺は他の奴と遊んでるから、たぶん夜中まで戻らんぞー』

『楽しんできてね!リザット!』

『はいはい』


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「随分と私を助けるためにヤンチャしましたね」

「そうだったな、俺もヤンチャだったな」

「今は随分強くなりましたね」

「まだ弱いまんまさ、誰かが支えてくれないとな」

「なら私が支えますよ」

―――――――――――あのとき、私を人にするため戦った。あなたを幸せにするために――――――――

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