小説『織斑さんちの隣は転生者!?』
作者:deruta11()

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新年明けましておめでとうございます

今回バトル回です。

あと伏線がありますよ。ではでは

本編開始

―――−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



◆リザット視点

「どうしてこうなった」

一人、暗い闇の中一人愚痴をこぼす

おいーっすどうもリザットです

今回、一人で海外に来たのですが、テロ発生で近くにある建物に逃げ込んだら

閉じ込められちまった。どうしたもんかねー

・・・・・・・・・・・・ん? 

前世で聞き覚えのある足音、レーダーに映る赤い光点、銃火器を携帯しているサイン

俺は、生物兵器だからいろいろ積んでるんだよな、数百個のリンカーコア、レリック、レーダー、

赤外線センサー、暗視カメラ、生体デバイス、その他もろもろ

レアスキルのおかげで、武器要らずだし

結構チートだな、けど負けるもんは負けるしな、転生者、転生者、闇の書の闇とか

さて、気を引き締めて、戦闘準備しますか


◆兵士視点

今回の任務を確認する、目標の確保、場所は廃棄された研究施設

陽動で目標を誘い込み、そのあと電源を落としパニックになったところに奇襲をかけ

気絶させると言ったセオリーだ、たかだか一般人一人に何を大きな作戦考えているんだか

全く、ISコアの奪取作戦のほうが楽しそうだぜ

「おい、やけに静かだな」

となりの奴が話しかけてくる、やけに警戒してるが知ったことか

「おおかた、ブルって何も言えねぇだけだろ」

そう言って、銃をふざけて構える

「とっとと済ませて帰ろーぜ」

そういったときだった、隣の壁が吹き飛びそこから漆黒と血に全身を染めたナニカが出てきやがった

そして、いきなり明かりがつき始める目がくらみ竦む

どうにか体勢を立て直し、まだチカチカする目で敵を睨みつける

だが、悪魔は両手にあるM60バルカンを構えこう言うと仲間を一人一人ミンチに変えて行った

「宴に来てくれてありがとう、折角だ、鉛の豆をくれてやろう、たっぷり食らうといい」

そして、俺も――――――


◆リザット視点

ハイ、ゴミがまた一つ片付いた

あ、さっきのぶりですな

今の俺はアーマードバリアジャケットに身を包んでいます、これは前世で生物兵器だったころの標準武装です

イメージはヴァンキッシュのサムのスーツをもっとゴツく、鋭利的なデザインにしたものかな

モチロン、フツーのバリアジャケットもあるよ、格段性能は落ちるけどな!

さてと、掃除は大変だなーあと3つほどあるし

にしても俺が兵器だからかね、全く重くないんだよなミニガン持っても

今度片手でどれくらい持てるかやってみるか

さぁ、パーティはまだ終わっちゃいねぇ全員招待してやる

盛大に行こう、次の奴らはアツアツのローストチキンにしてやるぜ!

ということで、武装は、フラッシュグレネード、マルチロックミサイルランチャー

後ろから強襲開始だな

「アツアツのローストチキンにしてやるぜ!」

ヒャッハ〜〜汚物は消毒だーーー











うんふざけすぎたな、10分足らずで殲滅完了

最後はL6ウォンバットに無理矢理自動装填を出来るようにした

イメージはロスプラのVSロケラン、L6カスタム ディーバを右手に

左はM134を肘の下に

さてと、本来の宝石採取をやりますかな・・・・・・・・・そのために来たのにね

こんなのに巻き込まれるし

レーダーに人より赤い光点?装甲車かな、なんにせよ足止めなんぞ食らってたまるか!

「とりあえず、迎撃してサクッとかたを付けるかな」


「へえ、サクッと片付くなんてふざけたことを言うのね」

「ああ、当然で撃たないのかい?」

「そう言うのは、右腕に付けた武器をよく考えてから言いな」

「ふぅん、でお前らは何者だ?」

「おいおいISに狙われてそれかいまったくたいした肝だね」

「ふん、伊達や酔狂で『終わる世界と生まれた絶望(化物)』と名乗ってないからな」

「終わる世界と生まれた絶望?随分と中二な名前だね」

「いいさ、今から絶望を味わってもらうからな」



そして、戦いの幕が上がる


この世界最強兵器『IS』と人ならざる人『転生者』の戦いが―――――


◆第三者視点

どちらも引き金を引いたそのとき戦いは始まった

黒の悪魔はその銃弾をわずかに身体をそらすことで避け

ISはシールドで防ぐ、そして距離を詰め近接兵装に切り替え

一気に悪魔を切り裂こうとするが悪魔は腕からエネルギーシールドを発生させ防ぐ

ISは全体重をかけ一気に切りつけようとするが悪魔はISに足をかけ、蹴りを叩き込む

ISは悪魔の何倍もあるがそれをものともしない力で蹴りを叩き込んだ

その力の前にISは壁に身を沈め操縦者も思わぬ反撃に受け身を取れずその衝撃により身動きがとれない

悪魔は先ほどの場所から動かず、自分の腕よりも長い武器を作りだすそれは人が持つには

あまりにも重く、撃つには代償が大きく設置して使う銃

それを悪魔は棒きれを持つよう片手で持ち上げ引き金を引く

反動など無いかのように正確な射撃を行い、ISのエネルギーシールドを削っていく

壁に打ちつけられた衝撃から回復すると襲いかかってくる銃弾から身を防ぎながら

体勢を立て直すべく銃火器に持ち替え反撃を開始する

戦いは一進一退の戦いのように見えた、お互いに銃火器を破損させられつつも臨機応変に武器を切り替え

戦い続け、すでに30分経過していた、お互い、外装は剥がれ、内部から火花が上がっている

彼女IS操縦者からは余裕が見えた、ここまま行けば勝てる

そして、その余裕から悪魔に話しかけた

「随分とボロボロだね、まぁアタシもか・・・・アンタいい腕してるねどうだい、ウチらの組織に入らないか」

その答えは、言葉でなく行動で帰ってきた

悪魔はそのボロボロの身体で、殴りかかってきた

「へえ、アンタ自分が不利って分かってやっているんだ」

銃を構え、悪魔の命を奪う弾丸は――――――悪魔の新品同様の装甲に阻まれた

IS操縦者は驚きながら距離を開けようとするも悪魔が一瞬で距離を詰める

そしてそのまま、先ほど腕についてなかったパイルバンカーで絶対防御を貫き

IS操縦者は絶命した、ほどなくして戦場のような雰囲気は収まり

戦いは終わりを迎えた


胸に大穴をあけた女の遺体だけを残して



ここで一つ話をしようISには絶対防御というものがある

これはISにむき出しのひ弱な操縦者を守るための物である

それ以外にもエネルギーシールドといったものがあり操縦者を守る

しかし、この世に絶対というものはない、あるのは限りなく100に近いものである

それが100に近いそれだけ勝機はある

なんせ悪魔の銃弾は生きているからである

生物は住む環境によりその身を変える、これは自然の摂理だ

そして

悪魔の銃弾は対人用だった、そうだったのだ、今一発の銃弾により弾丸と言う生物から来た情報は

悪魔の武器の姿を変えていく、その身をより強固に、『IS』という敵に打ち勝つために

そして一瞬で済む戦いをわざと長引かせ、より確実な物にして言った

そして、その進化を遂げ杭の役割を持つ生物はいまたった一人の命を奪った

ISを食らいつくしをその身に新たな力を付けた『絶対防御』という盾と

ISコアという監視システムを食らい新たなコアを作りだした

そしてその報告を宿主に伝え宿主は去っていく、その行方は誰も知らない

どうしてここまで力があるのかも、手にした理由も―――――――



この世に最強はいないるのは最狂、もっとも力に溺れ、力を欲した、化物だけである


あとがき

リザットがとうとうISと戦いましたね。まぁ勝ちましたが

こんかい、リザットがデバイスのことに触れた理由は

説明回の文を飛ばした人用です



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