小説『織斑さんちの隣は転生者!?』
作者:deruta11()

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この話を書くために二日潰しました中学編終わりです。残りはあとがきにて
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◆リザット視点

どうもリザットだ今回はまぁ痴話喧嘩みたいなもんだけど

より一層あいつ等との距離が縮まった話だ

それじゃあ始めるか



「フフフ、じゃあ始めましょうかマスター。」

「おう、じゃあやるか」

どうもリザットです。

いまジオと模擬戦することになったのだが恐い

ヤンデレってレベルじゃねーぞオイ

そうやって現実逃避しつつ、戦う場所を選択する、場所は廃墟

劣化した高層ビルの合間や高速道路の入り組んだ道での高速戦闘は絵になるんだよなぁ

来年の藍越の文化祭ではここでの戦闘シーンを加工して出してみようかな

「マスター、準備は終わりましたかな?」

・・・・うん、現実逃避をしても聞こえる冷めた声が聞こえる

うん、もうすこし逃避したかったなーーーーアハハハ

「ああ、準備は終わった」

そう言うと足元に魔法陣が現れ俺たちを包みこむ

そして、ビルの屋上転移し終えると同時に青白い光弾が俺に飛び込んできた


◆第三者視点

ビルの上にて一つの影が浮く

紫色をベースにしたマシンだ

その名は自立可能ユニゾンデバイス、ジオスイーパー またの名を『死光の風』

そしてその先にはジオスイーパーの先ほど放った光弾が対象にあたり爆発、煙が舞っていた

そしてジオスイーパーは先を見続ける

その煙の中から出てくるであろう、敵を

そして次の瞬間、ジオスイーパーは空に飛んだ先

ほどいた場所には黒い弾丸が突き刺さる

弾丸が放たれた場所にはガトリングガンを右手に持ちその深紅のボディを煙の中から露わにする

一機の人型マシンがいたその名はクラウドブレカークリムゾン(以下クリムゾン)

多彩な武器とバランスのある機体性能が特徴のオールマイティーに使える機体である

クリムゾンはただジオスイーパーをしばし見たあと腰の特徴的なバインダーと踵から一気に炎を吐きだし加速

その先にはジオスイーパーが待ち受ける、ジオスイーパーも三機あるブースターを加速させ

クリムゾンに向かっていくそして両者は交差すると同時にお互いの火器が火を噴いた

しかし両機体は、それを紙一重でかわし距離を取る

ジオスイーパーはその勢いを殺さず弧を書くようにクリムゾンに向きエネルギーライフル「マナート」を

弱点である、バインダーと比較的装甲の薄い腰めがけて撃つ

クリムゾンはそれをブースターの加速でよけ体勢を整えるために距離を取る

それを追うジオスイーパー

そこからの戦いは壮絶なドッグファイトが繰り広げられた

一機が逆加速で無理矢理背後をとり一斉射撃

バク転するように後ろを向きプラズマ砲を放つ

後ろを取られたことを利用し障害物を破壊による妨害

互いに自分の持ちうる技能を最大限に発揮し戦いを繰り広げた

そして互いに傷つきボロボロの姿であった

「なぁジオここまでやる必要はあったのか」

何処か疲れたようにクリムゾンは言う

「・・・・・・・・・・・」

それをジオスイーパーは無言で返す否、ジオスイーパーは崩れるように落ちて行く

「くそ、ガス欠(魔力切れ)か!」

そう悪態をつくとクリムゾンはブースターを加速させジオスイーパーをお姫様だっこするように支える

「ふぅ、全く少しは自分のたいちょ・・う・・・に気をつけろ・・・よ」

そう言うクリムゾンの言葉には切れがない

それは、ジオスイーパーのレーザーソード「オーガス」がクリムゾンの胸を貫いているからだ

「・・・・・殺し損ねた」

言葉にはないが残念がる様なものが含まれているそしてジオスイーパーはクリムゾンを蹴り飛ばす

「おいおい流石に・・・・シャレにならん・・・ぞ」

吹き飛びビルの上でそう言いながらゆっくりと立ち上がる

クリムゾンには胸に大穴が開いている、喋れるような余裕のないと思えるほどである

「死ねばよかったのに」

そうジオに言われたクリムゾンはいやリザットは唖然とした

そしてジオはゆっくり近づいて来る、そのまま何か言おうとしたリザットを遮るように言う

ジオは自分の中の闇を曝け出すように

「私たちに隠れて浮気するなんてないよ!」

「私はまだ耐えられる、けどあの子たちは!?あなたを心から愛しているあの子たちの気持ちはどうなの!?」

さらにジオの言葉は止まらない

「ねえどうして!どうして、私たちに隠れて会うその子がそんなに可愛いの!?」

「そんなに大事なの!?指輪まで考えて!ねぇどうしてなの答えてよ」

声の主ジオスイーパー、いやジオは泣いていた

◆リザット視点


「死ねばよかったのに」

その言葉が俺を止めた何か言う言葉があったのにそれすらも何処かに行くほど強烈な一言

シ ネ バ ヨ カ ッ タ ノ ニ

かつて自分の身をこれほどまでに引き裂こうとした言葉があっただろうか

今は胸にある大穴さえもすり傷のように軽く感じられる

『どうしてなんだ』そう言おうをするよりも先に答えが返ってきた

「私たちに隠れて浮気するなんてないよ!」

「私はまだ耐えられる、けどあの子たちは!?あなたを心から愛しているあの子たちの気持ちはどうなの!?」

時間が止まッタ気がシタ

浮気、ウワキ、うわき、ハハッどういうことだ一体俺はお前らの指輪を

「私はまだ耐えられる、けどあの子たちは!?あなたを心から愛しているあの子たちの気持ちはどうなの!?」

「ねえどうして!どうして、私たちに隠れて会うその子がそんなに可愛いの!?」

「そんなに大事なの!?指輪まで考えて!ねぇどうしてなの答えてよ」

ああ、そうかそういうことなのか俺がコソコソやってた『アレ』のことなのか

情けねぇ、こんなことになるなんてな

ホントは皆揃って渡すつもりだったけど、いいよな

俺とジオを家に戻すように選択しログアウトさせるそして

ジオを抱きしめながら言う

「ごめん、俺が変なことするからこんなことに」

「・・・」

黙ったままのジオの肩を掴み見つめあう

そのまま、ポケットから指輪取り出しをジオの左手の薬指にはめる

「ごめんジオ、皆にびっくりさせようと思っていたんだ。」

「だから、ジオにも感付かれても隠し通そうとしたんだ、だけど無理だお前だけに言うよ」

「俺と結婚してくれ、俺の傍にいて俺と共に歩んでくれ」

「遅いんですよ・・・ばかぁ」

「ずっと、となりにいますどんなときも絶対、絶対!」

そう言って涙でボロボロの顔をしているけど笑顔で答えてくれた

俺も滲む視界の中答える

―――――ああ、もう離さないよジオ―――――

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あとがき

さて、こんかいで一段落しました。

これから一年飛んで原作に入ります、とりあえずはここまで来たのも長かったです

さて、これから原作ですがはっきり言おう一夏ハーレムに手は出しません

あと、ISが春に出るようですやったね!

それでは次の更新をお待ちください!

DERUTA11

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