元中の奴ら――…
ひさしぶりじゃんー!覚えてるー?とか言って取り囲み、
いかにも仲が良かったかのように肩を叩く。
「はは…」
「愛想笑いしてんじゃねーよ」
顔と言葉がどうも繋がってないようだ。
相変わらずだな…
「おめーよぉ、人の彼氏殺しといて逃げてんじゃねぇよ」
「…!」
「うちら見てんだからね、」
「ま、逃げられないよね。事実からは」
笑いながら言う。
笑いながら言うことなんだろうか、と頭の隅で思う。
少しずつ、心が麻痺してく感じ。