小説『無詠唱の呪文を扱う者』
作者:あさひ(あさひの自由気ままな日記)

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第2章

えっと、わかったことを言おうか
なんか俺が転生したのは、修学旅行の少し後みたいだ・・
ちなみに多分、もうすぐヘルマンっていう伯爵級の悪魔が来る時期
そしてなんで俺が副担になったのかっていうと、前の副担はやっぱしあのクラスの異常性に耐えられなかったらしい・・。まぁ、ロボに吸血鬼に、半魔族に忍者に・・その他もろもろ・・いろんなのがいるからな・・。でちょうど新たな副担を探していたところに俺が現れたってことだな・・。つーか素性不明の俺をそんな簡単に先生にしていいのかよ!?
「・・で、頼みなんじゃが・・」
なんかここにやってくる化け物を撃退して欲しいと・・
それで一回どの程度の実力か見たいらしい・・ってさ
あ、そしてなぜか俺の住む場所は、女子寮の最上階の一人部屋に・・
おい、なんで女子寮なんだ・・。まぁ、風呂は部屋にあるからいいけど
ちなみに給料とかも出るらしいな、うん
「22時に世界樹前広場に来てもらえぬか?」
「・・分かりました。まだあまり魔法は使えませんけど・・」
「扉(ゲート)が使えるのにかい?」
うげ、タカミチにやっぱ見られてたか、マズイな・・
いまの言葉で学園長も驚いてるみたいだし
「なんと、扉(ゲート)を使えるのか!?」
「いえ、気のせいです。そんな高度なもの使える訳ないじゃないですか」
「「・・・」」
沈黙が部屋を支配し、とりあえずその場はお開きになった

ただいまタカミチと一緒に、廊下を歩いています
「ほんとに君はさっきのを・・扉(ゲート)を使えないと言い張るつもりかい?」
「・・いや、そういうわけじゃないんですけど」
だって、扉(ゲート)使うのなんて・・
フェイトとかエヴァとかとんでもない奴らばかりじゃん
俺をそんな奴らと一緒にして欲しくないし・・
とりあえず、そんなことを話しながら歩いていた
「・・じゃ、僕はここで。君はどうするんだい?」
「ちょっと、魔法の練習をしようかなと・・」
なんか俺の言葉に複雑そうな顔をするタカミチ
それで魔法を練習するんなら、エヴァのとこに行くといいって言われた
まぁ、さすがに外でやったら危ないからな・・
とりあえず誰もいないところで、雷を使った転移を発動させてエヴァの家の前に移動する
「・・まったく人の気配がないぞ」
家の中に人の気配がない。多分、別荘の中にいるん・・
ってあれ?そういえば今何時だ?
時計ないから、時間わかんねぇ・・と思っていると・・
「ん?なんだ、貴様は?」
声が聞こえ、そちらを振り向くと・・、エヴァとネギがいた
・・orz
そうか、学校に行っていたのか・・
で一緒に帰ってきたってことは、これから修行だな・・多分・・
「俺は篠宮海斗だ。エヴァとネギだよな?」
「私の名を馴れ馴れしく呼ぶな!」「あ、はい。そうですけど・・」
とりあえず、タカミチに魔法を練習するんならエヴァのとこに、行けと言われたことを伝えた
「つー訳だ。すまんが、別荘に一緒に入らせてもらうぞ」
軽い俺の言葉を聞き、エヴァがため息をついた

別荘の中
現在、ネギはエヴァ、茶々丸、チャチャゼロと模擬戦をしていた
恐らくエヴァが・・雷の斧を放つシーンだろうな
「・・ま、俺は自分の練習をするか・・」
そう呟いた後、瞬動を使ってネギたちから離れる
さてと・・試してみようか・・
あ、その前に始動キーを決めないといけねぇか・・
どうしよ?

考え中

・・よし、決めたぞ。まずはあれを使ってみるか・・
「ディア・レス・ティア・セ・レスティアル 契約に従い我に従え 炎の覇王 来れ 浄化の炎 燃え盛る大剣 ほとばしれよ ソドムを焼きし火と硫黄 罪ありし者を死の塵に 燃える天空!!」
超高熱の炎が前方に放たれ、大爆発を起こす
・・おー、威力すげぇな。これ・・
あ、さすがに建物にやったら怒られるだろうから、海の方に向けてだよ
そして、爆発したせいで水が思いっきりかかったんだけど・・
まぁそんなことはいい。とりあえず、次だ!
「ディア・レス・ティア・セ・レスティアル 影の地 統ぶる者 スカサハの 我が手に授けん 三十の刺もつ 愛しき槍を 雷の投擲!!」
今度は手から、超巨大な雷の槍が前方に放たれた
え?なんで呪文覚えてるのかって?まぁ、前世で・・ね
魔法の呪文とか好きで、それを暇つぶしに覚えてたらこんな感じに・・
まぁ、それはいいとしよう。で、この二つを術式統合・・
って、あー・・、あれは闇の魔法使えないとダメなんだっけ?
ちくしょう!!術式統合で爆炎の雷槍・・的なものを作りたかったのになー
さすがに闇の魔法は使う気にならん!!デメリットが大きすぎる!
しょうがない・・、そのうち自分で開発して、似たようなのを作るか・・
「・・他の魔法、使ってみよ」
そう呟き、俺は記憶にある魔法を少しずつ試していったのだった




始動キーが遂に登場!! ディア・レス・ティア・セ・レスティアル
これ考えるのに苦労しました(汗)韻を踏むのが思ったより難しくて・・
でも、自分的にはかなりの傑作なのですがどうでしょうか・・?
ちなみにこれの本来の区切りは ディア・レスティア・セレスティアル です
ディア 親愛なる レスティア 闇の精霊 セレスティアル 天の、神聖な
それぞれそんな感じの意味です
まとめて読むと 親愛なる神聖な闇の精霊 という感じでしょうか?
そして、オリ主は相変わらずチート(笑
なにか意見がありましたら、コメお願いします
では・・ノシ

-3-
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