小説『無詠唱の呪文を扱う者』
作者:あさひ(あさひの自由気ままな日記)

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第3章

一方・・
「それにしても、タカミチの奴・・。面倒なことを・・」
エヴァは先ほどの篠宮と名乗った奴について考えていた
あいつは・・何者だ、一体?魔力の底が全く見えなかったが・・
「!!?」
その時、塔の下の方からものすごい魔力を感じ、エヴァは飛び起きた
「なんだ!?この魔力は!?」
ふわっと浮き上がり、魔力を感じた方向へとエヴァは飛び始める
そして下の海の方を見て、驚愕に目を見開いた
「・・まさか、あれは・・」
「燃える天空!!」
ちょうどそのタイミングで魔法が放たれ、海上付近で大爆発を起こした
少しして、今度は奴が前方に超巨大な雷の槍を放つ
「・・ほぅ。雷に火か・・」
久々に面白そうな相手を見つけ、思わず顔に笑みを浮かべた
「・・まぁいい。いずれ機会があったら戦うとしよう」
そう言うとエヴァはそこから離れ、さっきの場所へと戻っていく
しばらくして・・ネギの修行が再開されたのだった

場所は戻り・・
魔法を練習中の俺です。はい
「はぁああああ!雷の斧!!」
そう言いながら手を振り下ろすと、雷の斧が放たれた
・・おう、無詠唱で使えるな
しかも、結構威力高そうだし・・。てか千の雷とかも無詠唱でいけるんじゃね?
「・・千の雷!!」
手から膨大な量の雷が放たれ、海の方に飛んでいった
・・なんだ、これ。チートだろ・・
もしかして無詠唱でほとんどの魔法を使えるんだろうか?
とその時・・
「おい、兄ちゃん!さっきのはなんでぇい!?」
カモ君襲来。出やがったな、エロガモ!!
「なんか物凄く失礼なことを言われた気が・・」
「気のせいだ、オコジョ」
「オレっちにはアルベール・カモミールって言う立派な名前が・・」
めんどいんでここら辺の会話はスルー
「・・で、さっきの・・」
「さっきのさっきのって・・分かんねぇから詳しく言え!」
「お、おう・・。すまねぇ・・。爆発音の・・」
「ああ、燃える天空の事か」
「燃える天空だとぉ!?こおるせかいと同等クラスの魔法じゃねえか!?」
「そうらしいな・・。あ、一応ついでだし、これも見せとくわ・・千の雷!!」
手から膨大な量の雷が放たれ、海の方へと飛んでいく
「そのクラスの呪文を無詠唱!?」
やっぱし驚くんだな、これ・・。あんま使わないほうがいいか・・
「まぁ、無詠唱で使えるってことは黙っといてくれ・・」
「わ、わかった・・。それにしても兄ちゃん凄いな」
「・・遠距離なら、それなりに・・」
そんな風にカモと適当に話しながら過ごしていた

別荘の中で一日過ごし、俺は外へと出る
「ふぅ、大分練習できたな・・」
てか今更だが、ダイオラマ魔法球ってすごいよ・・。外での1時間が1日って・・
「・・貴様は完全な魔法使いタイプだな」
どうやら俺の練習を見ていたらしい・・
てか、ネギがフラフラだな・・。あ、血を吸われたからか・・
「それでは、師匠〜、篠宮さん。また明日〜」
なんかフラフラしながら、歩いて行ったな・・。カモが肩に乗ってるし・・大丈夫か?
「魔法使いタイプ・・か。従者がいないと何もできないぞ?」
「フン、よく言う。貴様、無詠唱で超高等呪文まで使っていただろう」
「・・見てたのか」
どうやらあれを無詠唱で使った場面を見てたらしい・・
「まったく、なんだそのでたらめな力は?長いこと生きているが、無詠唱であのクラスの魔法を扱う奴を見たのは初めてだ」
・・まぁ、神に直接授けられたチート能力だからね・・
「へぇ、そうなんだ。あ、そういえば・・俺、明日からお前らのクラスの副担になるみたいなんだわ」
「な、なにぃいいいいいいいいいい!?」
「・・そこまで驚かなくてもいいだろ。つー訳だからよろしく。じゃあな!」
そう言うと俺は、雷を使った転移でその場から姿を消す
「あいつは扉(ゲート)まで使えるのか・・」
それを見て、エヴァが微妙な顔を浮かべているなど、俺には知る由もなかった





チートきました(笑
千の雷を無詠唱ってww
まぁタイトルを見て、予測してた方も居ると思います
というより、まず読んでる方がいませんか。そーですか・・
ちなみに海斗の二つ名は無詠唱の呪文の男(サイレントマスター)にしようと考えてます
思いっきり千の呪文の男(サウザンドマスター)のパクリですねw
この二つ名をつけたのは???にする予定です←未定(笑
適当に書いた文章ですので、色々と設定がアレなことになってますが、そこは脳内補完よろしくっ!!
・・すみません。今のは忘れてください。なるべくそういうのは無いように頑張ります・・(汗

次回予告
魔法先生とバトル!!
相手は!?タカミチ!!?・・ってそんな訳ないだろ!!ていうか、今の俺が戦ったら瞬殺だよ・・
という事で選んだ相手は、タラコ唇に黒い肌の・・(笑
学園長がお約束をやり、海斗は心の中で大爆笑
いざ尋常に勝負っ!!という事で始まったのだが・・
そして、海斗は遂に3-Aの皆様とご対面
いや、若いっていいね。3歳くらいしか違わないけど、パワーが全然違うわ
それにしてもこのクラス・・、やっぱし異常だわorz

気まぐれに次回予告(笑
多少当たってる内容だから、ネタバレとも言う。
こんな駄文でも楽しんでいただけたら幸いです(ぺこっ
では〜ノシ

-4-
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