小説『クマちゃんのつぶやき。。。』
作者:たまちゃん(たまちゃんの日常サタン事)

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牧場主になった、フグタ タラオが…最新型の搾乳機を購入した。

届いた箱を開け、さっそく牛小屋に持っていこうとしたが、

あまりに見事な…なめらかな造りに、ある好奇心が芽生えた。


「牛には、もったいねぇですぅ!」


タラオは、おもむろにズボンとパンツを脱ぎ捨て、

迷うことなく自分の股間に搾乳機を押しつけた。

スイッチを押す。


すると今まで経験したことのないような快感がタラオを襲った。

タラオは…

一瞬のうちに宇宙へ行ってしまった。

軽く痙攣しながら搾乳機のスイッチを切り、

股間から機械を外そうとしたが、

いくら引っ張っても取れない。

ねじっても叩いても、

搾乳機はタラオの股間に張りついていてびくともしない。

タラオは慌てて、搾乳機の説明書をすべて読んだが、

どこにも書いていなかった。

すべてのボタンを押すが、外れない。

まさか、と思い、もう一度搾乳ボタンを押してみると…

タラオの体に電撃が走り、

瞬く間にタラオは、またもや宇宙に行ってしまった。

ふらふらのタラオ。。。

タラオは、最後の力を振り絞り…カスタマーセンターに電話をする。


「あのー、すいませんですぅ〜、

一つ聞きたいんですぅ〜、

搾乳機がどうにも取れなくて、

うちの牛が困ってるんですぅ〜。。。

どーしたら取れるんですぅ〜?」


それを聞いた、カスタマーセンターの女性が軽やかにこう答えた。





「ご安心ください!

最新型の搾乳機ですね?

5リッター溜まりましたら…自動で外れます♪」





「ハーイ!ぎゃははははははっ!」


こっそり覗いていた…

イクラちゃんが、我慢しきれずに…爆笑した。。。



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