小説『僕の観察日記?第二期?』
作者:NY()

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夏美「何で?」
葉月「何でって・・・わしは騙していたんじゃぞ!?」
綾「そんなこと関係ない」
葉月「関係大ありじゃ!」
栞「騙されようが何だろうが葉月は今私たちに打ち明けてくれたじゃん」
葉月「・・・じゃが」
綾「葉月は狐だろうと何だろうと私たちの『友達』だよ」
葉月「とも・・・だち・・・?」
夏美「ああ、友達だ」
栞「葉月は葉月だよ♪」
葉月「うあぁぁぁぁぁ・・・」
 ・・・その夕方、葉月は三人に側で涙を流していた。
偽りのない涙で・・・そう、『友達』に抱かれて・・・
葉月「・・・すまない、本当に・・・」

・・・それから一時間後・・・

「アハハ・・・」
 リビングで四人は遊んでいた。ご飯も食べたし、僕はさすがに自分の部屋でベットで寝ころんでいた
彰「・・・にしても三人ともよく葉月を受け入れてくれたな・・・」
香奈「・・・友達だからじゃないでしょうか?」
彰「おわ!!」
 急にドアが開き、僕は跳ね起きた
彰「ど、どうしたの?香奈ちゃん?」
香奈「・・・彰さんですよね?」
彰「あ、ああ・・・」
 香奈は黙ったまま僕に抱きついてきた・・・
彰「か、香奈ちゃん・・・!?」
香奈「・・・ずっと探してました」

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