小説『影は黄金の腹心で水銀の親友』
作者:BK201()

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第二十話 立場と名とその意味




前書き

前半戦といったところです。ですが次話を書いてるわけじゃないので次が後半戦になるのか中盤戦になるのか或いはハーフタイムになるのかは作者本人にも分かりません。

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―――夜・学校―――

残る二つの内の一つである学校は昼に比べて静けさを増しており、その静けさはまるでこれから起こる戦の前触れのように感じ取れた。

「こちらとしてはこのまま夜風に吹かれていたかったんだけどな。良く見つけれたね。ヴァレリア」

「貴方が気配を隠していた時点で私は此処に来ると確信していましたよ。貴方は他者を観察し、己にとって興味が湧く存在ならば自分から近づく。なら次の戦場となりやすく教会にもそう遠くない此処に来る筈だと、そう予測できましたから」

屋上のフェンスの上に乗って風に吹かれているアルフレートは落ち着いた様子でヴァレリアを見下ろす。

「蓮君は?君たちは同盟を結んだんだと思ったんだけど?」

「相変わらず目聡いですね。ええ、その通りです。ですが我々の目的がテレジアの救出であり、その為の一時的な同盟である以上、彼と共に連携して戦うことなど期待できません。寧ろ互いに足を引っ張ってしまうだけです」

「成る程、確かに背中を預けれるような関係性ではないだろうしね。となると蓮君はタワーの方かな?それともテレジアちゃんを救うために教会の方に行ったのかい?」

「あなたに答える義務はないでしょう?」

「そうだね、無駄話も終わりにしようか」

そういって互いに構えを取る。()がアルフレートの周りに漂い、そしてヴァレリアに向かい刺し殺そうとした。

「『死を恐れることは、自分が賢くもないのに賢いと思うことと同じである』。貴様が私に与えた際にいった言葉だ。己の迂闊さを呪うがいい」

そういってアルフレートの後ろに現れたクラウディウス。そして、そのまま術式を放ちアルフレートを拘束する。束縛した光る鎖のようにも見える拘束術式によって格上であるはずのアルフレート動きを完全に止めた。

「……なるほど。ただの拘束術式じゃないね。己の命を対価に術式を強化させているのか……ああ、確かに君を創るときに用意した元はそんな言葉も言っていたな。で、意味を理解した上で使ってるんだろうけどこれから如何する気?」

「まずは貴方を斃させてもらいます。我々は最低でも二人斃さねばならない。内一人を今この場で拘束できているのならば終わらせるべきでしょう?」

そういってアルフレートを斃さんと構えるヴァレリア。しかし、捕まりながらも悠然とした雰囲気のままに彼は言った。

「ならば無意味だな。此処がどこか分かっているか?未だに開いていないスワスチカの一つだ。俺が此処に居る時点でヴァレリア、君は気付くべきだ。あの騎士がこの場を黙って見逃すと思うか?」

「確かに本来ならばこのような反逆行為を彼らは特にザミエル卿は見逃しはしないでしょう。ですが彼らは今、教会に居るはずです。そして藤井さんが彼らの相手をしていることでしょう。唯一危惧すべきはシュライバー卿のみでしょうが、彼が相手ならば私が傷つくことは無い」

「?……ああ、ヴォルフガングか。彼は既にヴィルヘルムに殺されているよ。だからこそ今の僕は三騎士の代替として白の役割を請け負っているんだけどね」

その言葉にヴァレリアは驚嘆を露にする。が同時にこれは絶好の機会だということも確信する。つまり、此処で彼を討てば、ハイドリヒ卿は現代に蘇ることなく三騎士もその機能を果たさなくなるからだ。黄金練成は不完全になるが彼は完全な黄金練成を望んでいるわけではない。寧ろ好機だ。
チェックメイトとまではいかないだろう。しかし、ここで彼を斃せばこちらが守りに入る必要は無く、攻めの一手を打ち続けることが出来る。

「それは好都合、此処で貴方を討たせてもらいますよ。案じずとも貴方もいつかは救ってあげます。故に怨んでくれても構いません」

「怨みなんてしないさヴァレリア。怨むという言葉は理不尽に感じたことや不幸、嘆きを他者に訴えることなんだよ。そんな後ろ向きな考えを続けるほど僕は暇でも陰湿でもないさ」

「親愛なる白鳥よ (Mein lieber Schwan,)」

ヴァレリアはその言葉を無視して己の知る最強の矛を使うべく詠唱を始める。時間を掛ければ掛けるほど己が不利になることは確実であり、いかにクラウディウスが魂を燃やしてでも拘束術式を発動させているとはいえ、いつ破壊されるかも分からない鎖が解かれる前に斃すのは当たり前のことであった。

「この角笛とこの剣と指輪を彼に与えたまえ (dies horn, dies Schwert, den Ring sollst du ihm geben.)
この角笛は危険に際して救いをもたらし (Dies Horn soll in Gefahr ihm Hilfe schenken,)
この剣は恐怖の修羅場で勝利を与えるものなれど (in wildem Kampf dies Schwert ihm Sieg verleiht)
この指輪はかつておまえを恥辱と苦しみから救い出した (doch bei dem Ringe soll er mein gedenken,)
この私のことをゴットフリートが偲ぶよすがとなればいい (der einst auch dich aus Schmach und Not befreit! )

創造 (Briah―)
神世界へ―――翔けよ黄金化する白鳥の騎士 (Vanaheimr――Goldene Schwan Lohengrin )」

彼が正しい意味での三騎士に当てはまる存在であったなら槍は自傷行為を避けるために槍の方から躱しただろう。しかし、彼はあくまで代理でしかなく、水騎士という役割も彼自身が自らの知識を使い無理に用意した物だ。もとより城にいたわけでもない彼に槍を防ぐ手立ては無かった。彼自身には(・・・・・)

瞬間、二つの大きな魂が現れる。そのプレッシャーにこの場では最も弱いクラウディウスだけでなくヴァレリアまで悪寒に襲われる。そして、必殺必中の聖槍は真の持ち主を恐れるかのように屈折した。

「フン、まさか我々を顎で使うはな。本当に貴様は腹立たしい。まあ良い、まずは貴様だクリストフ。貴様が策を弄していることに我々が気づいていないとでも思っていたのか?下種が。鍍金が剥がれた以上、もはや一片の価値も無いと思え」

そこに現れたのは教会に居るはずだと思われていたエレオノーレだった。まさかと思いヴァレリアは一瞬とはいえ呆然としてしまう。
例えばこれが聖槍で狙う相手がテレジアや代理のゾーネンキントである香純ならばまだ納得がいった。チェックメイトを避けるためにキャスリングを行う。正しい判断だ。だが、目の前にいるのは所詮は代理の三騎士の一人。いかに昇格(プロモーション)をしようとも彼は王(キング)になることは出来ない。そんな端役を救いにましてや三騎士が出てくるとは思いもしなかった。

「一体何故?貴方たちは教会にいたはずだったのでは……」

「確かにそうだ。ゾーネンキントを守護するために我々は教会で待機していたのだがな。そこの馬鹿がやってくれたよ。まさかあの茶菓子の類は貸しという扱いだとはな」

「来てくれるか如何かまでは賭けだったんだけどね?流石に契約にも無理があったし対価が茶菓子の後にも必要だしね。その気になれば解約できただろうからね」

昼にザミエル、マキナ、テレジアの三人が食した茶菓子と紅茶。それらに呪術的刻印を刻み込むことによって契約を施行していた。円卓のテーブルにおける位置取り、材料、いつ抓みどられた茶葉かなどとそういった目に見えぬ上に小魔力(オド)を介さない大魔力(マナ)の術式を組み込んだ契約だった。
大魔力(マナ)による術式は基本的に他者に発見されにくいものだ。何故なら元からその場に基となる物存在する物だからだ。例えば、川に無色透明の溶液をバケツ一杯流した程度で気付けるだろうか。当然、よほど周りに害悪を及ぼしているのが目に入らぬ限りそれに気づくことは無い。これらの魔術はそういったものだ。影響が小さく条件が厳しい変わりに余程の観察眼を持たない限り誰であろうとも気がつけない。
そしてその内容は『今日中に呼ばれたなら応じる』といったものだ。勿論、直接的に小魔力(オド)を介さぬ契約による強制力は小さく、今日という制限に応じるだけというものにすることで契約を何とか保たせているようなものだ。しかし逆に応じさえすれば後は己の魂を消費することで転移で呼び出せた。

「解約しようにも貴様、ゾーネンキントにも契約を掛けただろ。アレにレジストは出来ん。だとすれば我々が応じねばゾーネンキントのみが呼び出されただろう。そうなれば結果的に我々は呼び出されることになる。こいつの前にさらすなどという危険を負うぐらいなら気に入らんが貴様に呼び出されたほうがましだ。
だが、だからといってこのような愚考を許したわけでは無いのでな。奴を始末したら次は貴様だ……といいたいところだが、貴様が現状の白騎士代行だ。尤も、ベアトリス…ヴァルキュリアがいれば奴に白を渡して貴様を手ずから始末したのだがな」

「そこまでにしておけ。奴にあまり時間は掛けれん」

そういって会話の仲裁をする呼び出されたもう一人、ゲッツ・フォン・ヴェルリッヒンゲンは静かにそして淡々とそう発言する。

「そうだよエレオノーレ。幾ら残ったアウグストゥスが教会に居るとはいえ藤井蓮を相手にするには荷が勝ちすぎるでしょ。速いとこ動かないと取られちゃうよ」

「黙れ。そもそもその原因となった貴様が意見するな。少なくともアレがいたから応じたのだ。傀儡なりに守護する役目すら果たせぬなら貴様がそこで朽ち果てることとなることを覚悟しておけ」

今まで現れなかった最後の分体であるアウグストゥスとルサルカを喰らったパシアスは教会にてゾーネンキントを守護していた。だからこそ本来ならばマキナ一人で充分であろう戦場にエレオノーレは念を入れ現れたのだ。ちなみに誰に対して念を入れたは言うまでもないだろう……

「これはアウグストゥスへ予め力を譲渡しておいてよかったというべきかな?」

アルフレートは未だに拘束されながらも己の策が成功したことに素直に歓びの笑みを浮かべる。藤井蓮は教会に向かっていることだろう。遊佐司狼はおそらくタワー、同時に司狼をおってヴィルヘルムもタワーに向かうことだろう。櫻井螢に関しては諦めきれないなら此処に、開き直ったなら教会に向かうはずだ。

「さあ、ヴァレリア。この状況を打開する策は何かあるかい?」

彼は嗤いながらヴァレリアに呼びかける。対するヴァレリアは自身の状況の悪さを理解しており打開するべき策を頭の中で考え続けた。だが、考えを続けれたのはそれまでだった。

「ハアァァァアアッッ!!」

その声は大気だけでなく大地まで震わせた。音ではなく気の轟咆が彼を中心に振るわせたのだ。その爆発にも近い咆哮にヴァレリアとクラウディウスは呑まれる。彼の威は確かに強大だが彼らはそれ以上のものに触れたことなどいくらでもある。事実、威勢の大小で語るならば黄金が最強だ。それを知る以上、単に大きいだけの威に怯みはしない。
彼らが呑まれたのはまったく別のこと。静と動の振り幅だった。つい先程まで誰もが気に留めることのなかった絶の状態から戦闘を行う最上の状態に持っていく発。
逃げようとしても助かる可能性があるのは自分ひとりでありクラウディウスは確実に斃されるだろう。唯でさえ少ない戦力の中で今以上に戦力を減らすことは出来ない。さらにはエレオノーレが居る時点で彼自身が逃げれる保障もないのだ。
ヴァレリアは己の現状を知り、無意識の内に敗北を悟らざるえなかった。



******



―――同時刻・教会―――

「退けェッ―――!!」

「グッ―――その程度でッ!」

藤井蓮と分体の一人であるアウグストゥスは教会の講堂で互いに戦っていた。正確には蓮は余力を残して先に進める程度に、アウグストゥスは一秒でも長く持たせる戦い方をしていた。
互いに見ている立場も目的も違うのだ。蓮はこの後もこの先に居るであろう三騎士の誰かと戦わねばならない。アウグストゥスは三騎士、或いは自らの主であるアルフレートが戻るまで彼を通さないことが目的なのだ。突き詰めれば互いの見ている価値観は一致しない。
蓮は消耗を最小限では無く最大限にした上で進めば三騎士やアルフレートが戻る前に玲愛を救えるだろう。アウグストゥスでは蓮が全力で向かってくれば消耗させることは出来ても時間を稼ぐことは出来ない。だが三騎士が居ないことを知らない蓮は余力を残さざるえない。
逆にアウグストゥスが全力で向かえば稼げる時間こそ減るだろうが現状の自分の実力を上回るパシアスが控えているのだ。消耗させるだけで後はパシアスに任せればゾーネンキントを守護する役目は果たせるだろう。しかし、アウグストゥスは分体全員がアルフレートに忠を誓っているわけではなく裏切っている相手もいることを理解しているためパシアスを信頼しきれない。
結果として、両者共に戦術の方に目が行き過ぎて戦略を見誤ったというべきだろう。上辺だけ取り繕った全力。無論、本人達からすれば本気なのだろうが、周りから見れば茶番にしか見えないのだ。勿論、どちらも全力を尽せば必ずそうなるというわけでもないので一概に間違っていると断ずることは出来ない。どちらにせよifの話に過ぎないというだけのことだ。

「通すわけには……いかないッ!!」

アウグストゥスはアルフレートが使っていた『栄唱は十字架の印』と同じように闇を扱い蓮を止める。それを避けた蓮はギロチンでアウグストゥスの首元を狙い切り裂こうとする。しかし、集まった闇の粒子がそれを阻む。瞬間、蓮の足元から影が飛び出す。

「くそッ!?」

飛び跳ねることでそれを回避し、そのまま天井を蹴り、落下の勢いをつけて一気にアウグストゥスに迫る。ギロチンはこれまで以上の速度補正を得て彼に切りかかった。

「私に触れるな(noli me tangere. )」

その言葉を発するだけで蓮は瞬間的に膠着した。―――『四の福音書(quattuor Evangelium)』―――アウグストゥスが用いる聖遺物の一つである。ラテン語によって書き記されたマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四人の福音書を彼なりの術式に置き換えた物だ。言葉を口にする際に聖遺物に己の力を込めればいいだけなので、一見すればその能力の価値は高く見える。
しかし、それらの能力は前提として活動位階である上に、決して良いとはいえないコストパフォーマンス、汎用性の高さに反比例した火力の低さなどと、聖遺物自体の性能は余り高くない。先程口にした栄唱とて本来なら完全に動きを止める物であるが蓮は一瞬止まったともいえない程度に膠着しただけなのだ。

「主よ、どこへ行き給うのか? (quo vadis domine? )」

だからといって彼はその能力を過小評価した覚えは無い。要は使いようなのだ。
蓮の後ろに突然現れるアウグストゥス。発動したのは短距離転移系の能力。消費量が他の栄唱に比べ大きいが先手を確実に取れるものだ。
六十年、いやアルフレートに絶対の忠を誓って以来、彼は自分の能力に驕りなど見せず常に極め続けた。まさに彼は老成した達人なのだ。経験や魂の総量がものをいうこの戦いで魂の総量こそ劣っていようともその実力はアルフレートの臣足るに相応しいものだった。

「ッアアアァァ―――!!」

反射で回避しきる蓮。しかし、彼に余裕は無く僅かながら押され始める。元々、拮抗していた戦いだ。何らかの切っ掛けがあれば当然のように崩れる。アウグストゥスは勝負を仕掛けた。それに抗ずるには蓮自身も己の武器を見せねばならない。
距離をとり、目を閉じる。普通ならば好機だと判断するだろう。だが、それはあくまで流れるときが同じ時だけだ。

「日は古より変わらず星と競い (Die Sonne toent nach alter Weise In Brudersphaeren Wettegesang. )
定められた道を雷鳴の如く疾走する (Und ihre vorgeschriebne Reise Vollendet sie mit Donnergang. )」

今こそ疾走すべき時だ。形勢が傾く前に、このときが止まってしまえばいい。この刹那を味わえばいい。故にこの詠唱。時間を引き伸ばせばいい。

「そして速く 何より速く (Und schnell und begreiflich schnell )
永劫の円環を駆け抜けよう (In ewig schnellm Sphaerenlauf. )
光となって破壊しろ (Da flammt ein blitzendes Verheeren )
その一撃で燃やしつくせ (Dem Pfade vor des Donnerschlags; )」

アウグストゥスはその詠唱に焦りを覚える。己では勝つことが出来ない。それを悟ったが故に焦りを掻き立て近づこうとする。が、間に合わない。近づこうとすればするほど時の流れを遅く感じる。もっと早く動けと自分を叱咤する。創造を使わせてはならないと己に言い聞かせる。

「そは誰も知らず  届かぬ  至高の創造 (Da keiner dich ergruenden mag, Und alle deinen hohen Werke )
我が渇望こそが原初の荘厳 (Sind herrlich wie am ersten Tag. )」

ああ、間に合わない。それを察した彼は己の武器を取り出す。最善が駄目なら事前の策を敵を止めれぬならば耐えれるほどに自らを強固にすればいい。

「ゆっくり急げ (Festina lente. )」

アウグストゥス。この名を意味するは何なのか。それはローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの名であり、意味を「尊厳のある者」という。彼がこの名を冠する上で彼の謳い上げた名言は彼の能力となって己が身に宿った。
先程までの焦りはもはや存在しない。彼は己の心を既に落ち着かせた。ならば後は藤井蓮を止めるのみ。届きはしない。だが決して遥かなる高みでもないのだ。止めれると、そう核心して待ち構える。

「創造――― (Briah―― )
 美麗刹那・序曲 (Eine Faust ouvert&uuml;re )」

刹那、時間が延びるような感覚を感じる。二者は再び互いに持ちうる火力をぶつけ合う事となった。





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後書き

「死を恐れることは、自分が賢くもないのに賢いと思うことと同じである」…クラウディウスが言った有名な言葉で意味としては賢いというのに明確な線引きが無いのと同様、死の先が何なのかは誰にもわからないのだから死を恐れるのは愚かな事だ。といった意味です。

「ゆっくり急げ」…アウグストゥスが言った三つの座右の銘の一つで意味としては単純に「急がば回れ」です。焦っても蓮の詠唱はもう止めれないんだからそれよりも気概を高めようとしています。

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