生徒会へ向かうとソーナの眷属の匙がいた。
「よう匙。ソーナは居るか?」
「会長なら中に居るぜ。何か用事か?」
「あぁ結構重要な話だ。匙お前も聞くんだ」
匙を連れて生徒会室に入った。
「会長、不死野の奴が話があるそうです」
「ヒョウガが?話とは何ですか?」
リアスに話した事をそのまま話した。
「…それは本当なのですか?堕天使コカビエルがこの土地に攻め込んでくるというのは」
「可能性は高い。だから警戒だけはしておいてくれ」
「分かったわ。ヒョウガも気を付けるのよ」
ソーナ達にも警戒するように言ったので俺は家に帰った。
・
・
・
「お恵みを〜」
「ご慈悲を〜」
家に帰る途中物乞いしている教会関係者2名を見つけた。
「……見なかった事にしよう」
無視して帰ろうとしたらガシッと足をつかまれた。
掴まれた足を見てみるとクリーム色の髪をしたシスターに捕まえられていた。
「何か用か?」
「(さっき学園に行った時には居なかった悪魔ねそれにかっこいいし)この際悪魔でもいいわ食料を恵んで頂戴!お願い!昨日から何も食べてないの!」
「…俺の店で飯を食わせてやる。だが、問題を起こすなら叩き潰す。分かったな?」
「分かったわ。えーと…とりあえず名前教えてくれない?」
「ヒョウガ・フェニックスだ。ヒョウガでいいぞ」
「ありがと!ヒョウガ君。私の名前はイリナよ。こっちの青い髪をしているのはゼノヴィア」
「それじゃ店に案内するから付いてきてくれ」
イリナとゼノヴィアを俺の店へ案内した。
「ここが俺の店だ。飯を作って来るから待ってろ」
俺は飯を作りに厨房に入った。