小説『愛すべき、世界の終わり。』
作者:瀬菜()

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 *右足の小指*

 トゥルルルルルル♪

乃「リバース!………あ、電話きた。」

世「え、ウノやってる時はケータイ切っておくって基本でしょ!?」

乃「ゴメンゴメン。……もしもし〜」

世(…………)

乃「………え!?ぱ、パパが!?分かった!すぐ行く!」

世(!?一体どんな大変な事がッ!?)

乃「ごめん!パパがタンスの角に右足の小指ぶつけて、救急車で運ばれたから、行くね!」

世「………………は?」

 ★どんだけ強く打ち付けたんだっていう。

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