小説『Butterfly Dance Night -完』
作者:こめ(からふるわーるど)

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

  あとがき


 Butterfly Dance Nightというタイトルは「蝶の舞う夜」という意味があったりします。
 そして完結しました。完結するまでにかなり時間がかかりましたが、この小説を読んでいてくださっている方々に感謝を。ありがとうございました。
 今回完結になり、小説に「あとがき」というものを書いたことがなかったので、キーボード打ちながら緊張しています。でも、気持ちは「やりきった」という感情でいっぱいです。
 この小説を描こうと思ったきっかけが、表紙のヴィオラのイラストでした。この子を動かすとどうなるんだろうと思い、頭の中で転がしていたらコーベライトとフローライト達が作られていきました。そんなかんじで「この子達はなにをしているのだろう、何をする子なんだろう」と考えて、没もたくさんありましたが、最終的に今の「学生」という立場(ファンタジーですが)に落ち着きました。
 ファンタジーは大好きなのですが、いざ自分が書くとなると緊張するものですね。そして今まで長編を完結させたことがなかった私にとっては、とても嬉しいことです。途中で愛おしさと終わりたくない、と思ったりもしていました。ですが終わりは必ずどこかであるもので、私は、お話というものは終わりがないとつまらないものだと思っています。そして、今。
 「ライトノベル風の小説」をテーマ?に書きました。小学・中学生にかけては小説家かイラストレーター志望という中途半端な所にいた者です……この「Butterfly Dance Night」いかがだったでしょうか。私の中にある話の中で一番完結に近かった創作をアットノベルス様で連載しました。楽しんでいただけたでしょうか。途中途中でも読み進めてくださっているなら、こんなに嬉しいことはありません。
 完結して読み返してみると、照れ臭いものとか表現足りなかったかな、とか色々あるのですが、私は満足な感情でいっぱいです。
 一応次回作?というのでしょうか。この蝶の小説に出て来るキャラ達に色々とスポットを当てて小話みたいな短編集を書きたいと予定しております。あと連載している他の小説も、がんばります。エピローグを読んでいただけるとわかるのですが、実は……こんなことがあったからなんです、というものを感じ取ってくださることがあったらいいなと思います。
 長編小説は大変苦労しました。プロットを立てたり、複線回収したり、と(笑)
 長い小説になってしまいましたが、この作品を完結しても楽しんでいただけますようにという願いを込めて。


 スタート地点に立つことも、ゴールすることも素敵ですよね、と思うこめでした。

-72-
Copyright ©こめ All Rights Reserved 
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える