『第6話』
「此処が川神院だヨ」
「此処が川神院? 大きいね〜」
「うん、日本一を誇るからネ」
「ふ〜ん……」
僕は川神院へとやって来ました〜
結構大きいね〜……
「所で何故総代をお爺ちゃんと呼んだのかナ?」
「これから此処で住むので家族になるから、お爺ちゃんって呼んだの〜」
「何と、そうだったのカ」
「うん〜」
「じゃあ、中に入ろうカ」
「は〜い」
僕とルーさんは中に入りました〜
其処で見たのは結構な数の、お坊さんみたいな人達でした〜
「彼等は修行僧と言って此処で川神流を学ぶ者達だヨ」
「そうなんだ〜」
「うん、一生懸命な良い子達ばかりだヨ」
「でも、持って生まれた素質とかあるからね〜」
「確かにネ……」
「ルー師匠!」
誰かがルーさんの事を呼んだと思ったら
川原で会った人でした〜
「一子じゃないか、どうしたんだイ?」
「この子は……って川原でお姉様を倒した子じゃない!?」
「そうですよ〜」
「やっぱり、私より背が小さいのにあんなに強いなんて……」
「背は関係ないと思うヨ?」
「そうだよ〜? 見掛けで判断したら駄目だよ〜?」
「そうよね、私も頑張らなくちゃ!」
そういうと一子さんは何処かに走っていきました〜
何処に行くの?
「さぁ、君の部屋に案内しようカ」
「は〜い」
それから僕は寝て過ごして色々とありました〜
途中で川神百代さんに会ったよ?
何故此処に居るのか話したらお姉ちゃんと呼べと言われたので言ってみたら……
「グハッ!?(ボタボタ)」
何故か吐血しました……
何で? そして次の日僕は川神学園へと向かいました〜
今はお爺ちゃんの部屋に居ます(錫杖を持ったまま)
「本音、お主は1-Sに入れる事にしたぞい」
「1-S? 其処って頭が良い人が入るんじゃないの〜?」
「お主は特別じゃ!百代を倒す程の武力じゃ
それに1-Sには九鬼紋白という子がおってな」
「うんうん」
「その子を守ってほしいのじゃよ」
「どうして〜?」
「九鬼財閥の娘でな、飛び級をして入ったのじゃが……
1-Sに入っていて強力な護衛も居るが念の為じゃな!」
「そっか……じゃあ、入ろうかな〜」
「うむ!後で、また会おうぞい」
「うん〜」
其処から1-Sの先生が来て案内されました〜
そして着いてから少し待って入りました
「これから1年間お世話になる布仏本音です〜、宜しく〜」
『うぉぉぉぉぉ!可愛い子来たー!』
『でも、男子の制服着てない?』
「僕は男ですよ〜?」
「ほう、あれが百代を倒した奴か……」
後ろに立っている老人は不気味に微笑んだ
本音に新たな刺客となるのか……