小説『御伽無双』
作者:Mr,後困る()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

ディズニーランド、それは中国、アメリカ、フランスそして日本の国内に在って
堂々と別の国家を名乗る超法規的空間

彼らウォルト・ディズニーの作り出しキャラクターは
並の話のキャラでは太刀打ち不可能である

だが彼ら兄弟は違った

グリム兄弟・兄「思った以上にディズニーの浸食が激しいな」
弟「問題ないよ、まだ手駒はある」
兄「そうだな、奴らはもう勝った気で居るだろう」
弟「哀れだね、ナイフが首元まで来ているのに」

ディズニーランド本国(USA)

ミッキー「シンデレラは苦戦しているようだな」
ミニー「問題ないでしょう、所詮は捨て駒」
グーフィー「だけどグリム兄弟が未だ動かないっていうのは不気味だよ」
ミッキー「確かに残存勢力の中で最も警戒すべきなのは奴らだな
だが、問題無いだろう、奴の主力のシンデレラはこちらの手に堕ち
7人の小人のこちら側についた、白雪姫は独立している
奴の意のままになるなんて事は無い」
グーフィー「だがこちら側に使える連中も少ない
君の思い通りにならないピートを始めとした悪役連中は粛清してしまっただろ?」
ミッキー「世界ディズニーランド計画に連中は邪魔だったんだ」
グーフィー「・・・・・」
ミニー「グーフィー、何か報告があったんじゃないの?」
グーフィー「フォントルロイ艦隊が乙姫部隊と交戦
旗艦『クラレンス・ナッシュ』含む全ての艦が撃沈
フォントルロイは乙姫を追いかけるそうです」
ミッキー「ドナルドめ・・・」
ミニー「奴に指揮を任せたこと自体誤りでは?」
ミッキー「いや、奴はアメリカ水軍に顔が利く
・・・救助せよ、現地には他に誰が居る」
グーフィー「人魚姫だけです」
ミッキー「使えんな・・・マイクに通達、核爆弾を搭載した
出来る限り早い戦闘機を持ってこい」
グーフィー「正気か!?ミッキー!?核なんて・・・」
ミッキー「ディズニーランドにはドナルドが必要だ
少なくても貴様よりな」
グーフィー「・・・・・」
ミニー「日本のディズニーランドからバイトどもを送ります
戦闘力は皆無ですが盾替わりにはなるでしょう」
ミッキー「ああ、頼む」

あしかが山

チェシャ猫「そうか・・・黒幕はディズニーか」
ドナルド「その通りだ」
仁王「こ、こいつがドナルド・・・どっこい以上の威圧感だ・・・」
猿「・・・うおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」
長者「馬鹿!!早まるな!!」
仁王「死にてえのか!!」
猿「こっちにはこれがある!!」

―ABSORB QUEEN―
―EVOLUTION KING―

ジョーカー「そうか、キングフォームなら!!」
チェシャ猫「お前は戦わないのか?」
ジョーカー「先ほどのロイヤルストレートフラッシュが思ったよりきつくて」
ドナルド「無駄だ!!我が愛銃の餌食になれ!!」
猿「舐めるなぁぁああああ!!!!!!!」

-11-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える