小説『ボーンシルヴィアの罪』
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■読者の皆様へ

いつも『ボーンシルヴィアの罪』をお読みいただきありがとうございます^^
めでたく第2章完結となりました。
第2章はギルバートの『今』に至る『過去』をテーマとしていました。
なんとか第2章を描き切れてうれしいです。



正直、この数か月は自分が難病に罹ったりと激動の日々でした。
たくさん悩みましたし、たくさん苦しみました。
どうすることも出来ない現実に涙することもありました。
難病に罹って身を以て知った事は『当たり前だと思っている事は全然当たり前じゃない』という事。
当たり前なことなんていとも簡単に崩れます。たくさんの幸運が絡み合って当たり前を作って
いるのであり、その一つでも崩れると当たり前な事は簡単に崩れてしまう。だからこそ当たり前な
事も大切にしなくてはならない。

そういった体験を、『小説』という形でいつかみなさんに提供出来ればなぁと思います。



第3章からはギルバートの『今』を描くこととなります。
いよいよ王国とクリミア帝国の戦い。その最激戦区であるアルスター街道
を舞台にギルバートはクリミア帝国と対峙する事になります。

そしてその戦いが王国の歴史に名を刻む戦いの序章となります。

壮絶な『今』の物語、第3章。

『獣達の鎮魂歌』

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