小説『ボーンシルヴィアの罪』
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第3章  『獣達の鎮魂歌』






 鼓膜を劈く様な蛮声よ
 絶頂に導く様な悲鳴よ
 脳髄を貫く様な咆哮よ
 幾度も名を呼ぶ涙声よ
 絶望に慄く様な絶叫よ
 存分に戦場を駆け廻れ
 響け響け鎮魂歌
 謳え彩れ人という名の獣達

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