小説『鬼畜の宴』
作者:ウィンダム()

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さて、この?と?が互いに利用し協力しあう相互補完の関係にあるとすれば、
集団ストーカーの最大の謎とも言える費用対効果を無視したような、ちょっと考えられないような大掛かりなハラスメント活動も、
全てはこれで説明が付くし、また、こうした大規模で組織的な人権侵害活動が可能となるはずだ。
少なくとも大規模な組織的、破壊的人権侵害活動を行う『インフラ』は既に整っていることが浮かんでくる。

こうなると集団ストーカーは、『破壊的なハラスメントを請け負うダークビジネス』的な単一組織の仕業というだけでは説明しきれなくなる。
説明していくにはそれに応じた観点が必要となる。

それは社会のあらゆる分野に強制力を行使できる『支配権力』を持つ階層の『見えない暴力装置』というものを大前提にした観方だ。
そしてこの『見えない暴力装置『に広域カルト組織が加わり、互いの『敵』を社会的に抹殺すべく国民大衆の耳目に触れない形で密かに破壊的人権侵害活動が展開されているという図式だ。

そこでこの『支配権力』を次のように想定し図式化してみよう。

  ■『支配権力』
  政治権力を有し警察権力はおろかマスコミ、行政、司法、金融・産業界等、果ては闇社会に至るまで、
  この世の一切を牛耳るインフォーマルな人的ネットワーク。
  そして彼らにとっての『敵』とは、彼らが引き起こす悪事を暴き、追求し、告発しようとする者である。
  そして彼らの目標の前に立ち塞がるこれら『敵』の完全排除。

次に広域カルト組織を同に図式化してみる。

  ■『広域カルト組織』
  政治権力を有し警察権力はおろかマスコミ、行政、司法、金融・産業界等、果ては闇社会に至るまで、
  この世のあらゆる分野階層に浸透するカルト思考を持つ人的ネットワーク。
  そして彼らにとっての『敵』とは、脱会する者や彼らが引き起こす悪事を暴き、追求し、告発し、批判する者。
  そして彼らの目標の前に立ち塞がるこれら『敵』の完全排除。

こうして比較してみると双方が互いに極めて似通ったものであることが判る。

互いに似通っているなら、それは相性の良さを意味し互いに利用し協力しあう相互補完の関係になれることを意味する。

要するに『支配権力』も『広域カルト組織』も、双方の邪魔で目障りな者は全て『敵』であり社会的に抹殺すべき対象であるということなのかもしれない。
そこで互いに持ちつ持たれつの相互依存の関係が生じたとしてもなんら不思議はない。

昔ならば、こうしたことは強権的あるいは独裁的な政治体制の下で憲兵や特別高等警察を使った弾圧が可能だったかもしれない。
だが現在では憲兵も特高も存在しないし、それにまがりなりとも民主的体制の先進国の下ではそのような、第三世界並みなのあからさまで野蛮な弾圧はできない。
かといって邪魔な『敵』を放置しておくわけにもいかない。

そこで現代社会(民主的体制下の先進国)に沿うような形の新たな弾圧装置を作り出す必要があった。
それは国民大衆の耳目に触れず巧妙に隠蔽され、静かに水面下でこのような邪魔な『敵』を弾圧し社会的に抹殺していく仕組み・・・。

それを暴けば、暴いた者が妄想患者や統合失調などの精神障害者扱いされる仕組み・・・。

それが集団ストーカーと呼ばれる装いも新たな弾圧システム・・・。

それを裏付けるかのようなアメリカ・カナダといった民主的な先進国で起きている『ギャングストーカー』と呼ばれる集団ストーカーと極めて酷似た破壊的人権侵害活動・・・。

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