小説『鬼畜の宴』
作者:ウィンダム()

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  とはいえ、まったく解らないかと言えば、必ずしもそうではない。

  するとなにか正体に迫るヒントでも?

  ええ、そのとおり、それがヒントとなりえるかどうかは確定できませんが、
  こうしたことを考えていくためには普遍的な点に着目して観ることです。

  普遍的な点ですか・・・。

  ええ、それはどんな社会にも見いだせる普遍的な一面のことです。

  ふぅむ、と言いますと?

  世界中のどの国においても、社会の上層と下層はどこかでリンクしている、という普遍性です。
  つまり、支配階級と下層階級はどこかでリンクしながら社会の大多数である中間層を抑え込んでいるという図式です。

  ははぁ、なるほど・・・。

  これは支配下層による下層社会の利用であり、それは単に中間層の抑え込みだけではなく、
  下層が支配階級の非合法な『暴力装置』として利用され続けてきた図式でもあります。
  これは洋の東西を問わない普遍的な図式として描くことができます。
  こうしたことから下層の一部が非合法な『闇社会』を形成し、それを支配階層が自己の営利、
  あるいは利権、あるいは政治的目的のために『闇社会』を利用する。
  と同時に『闇社会』も支配階層から保護されその存在が温存されていく。
  つまるところ上層すなわち『支配階級』と『闇社会』は長年にわたり互いに持ちつ持たれつの、
  相互補完の関係にあると言えます。
  従っていくら警察が躍起になっても決して『闇社会』を一掃することができない本当の理由がそこにある。

  ふふん、なかなか興味深い指摘ですね、すると集団ストーカーは『闇社会』との関係があると?

  ええ、少なくとも『ガスライティング』を仕掛け直接ターゲットを攻撃する集団ストーカーは、
  こうした『闇社会』がその出自であると、私は睨んでいます。
  考えても見てください、

   ★人の家の玄関先に汚物をばらまく行為、それもただの汚物ではなく糞尿をばらまく。

   ★犬や猫を屠殺しその死骸を投棄する。

   ★飲食物に異物や薬物を混入する、さらには水道管にまでこうした工作を行う。

   ★薬物でターゲットを眠らせその身体を悪戯する、あるいは犯す。

   ★近隣に猥褻画像をばらまいたり悪口を言いふらす。

   ★さらにはターゲットの交友関係はおろか親兄弟といった血縁関係まで破壊していく。

  こうした行為は健常な人間にできることではありません。
  こうしたことが平然とできる人間を考えたとき、それはどのような人間かが浮かんできます。

   ?先天的に良心が欠落した精神病質者、いわゆるサイコパス。

   ?長年にわたって非人道的な扱いを受けてきた人間たちの末裔

   ??を理由として日本人社会を憎悪している人間。

  こうした三種類の人間たちが浮かんできます。
  特にに?の場合、長年にわたり筆舌に尽くしがたい社会的虐待を受けた者は、
  それをどこかで返そうとする。
  つまり自分たちが味わされたことを、そっくりそのまま社会にやり返そうとする暗い願望が横たわっているものです。
  事実、こうした被差別層の制裁というものはどこの世界でも凄まじい制裁となるわけです。
  そのため集団ストーカーの下手人たちの正体として、

   ★長年にわたり社会的虐待を受けてきた『在日外国人』『同和関係者』がその正体

  とする説が根強くあります。
  そしてこのような者の末裔が多く入り込んでいるのが例の『広域カルト組織』でもあります。
  実際問題として、健常者には到底できない『鬼畜な所業』を行える人間と言うのは、
  往々にして過去のどかの時点で自らも『鬼畜な所業』の犠牲者という場合があり得るわけです。

  ふぅむ・・・、すると『広域カルト組織』はそうした下層の人々を利用してきたと言えますね。

  そうですね、繰り返される反社会的行為から、その犯罪的体質を隠すことはできない。
  『広域カルト組織』は口では人の道を説き尤もらしいことを言ってはいますが、
  本心では大衆を利用し自分たちの政治的目的を達成させることでしょう。
  そのためなら下層だろうが上層だろうが政治だろうが世間の迷惑など微塵も考えずになんだって利用していく、

    『世間がなんだ!』

  と言わんばかりにね。
  そして利用するだけ利用し、もう利用できないとなれば平然と切り捨てていく。
  それが『広域カルト組織』の本性でしょう。

話が『広域カルト組織』に移ってきたため、私は次に、例の広域カルト組織と集団ストーカーとの関係を訊いてみた。

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