小説『鬼畜の宴』
作者:ウィンダム()

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コインテルプロ。
この聞きなれない言葉は『カウンター・インテリジェンス・プログラム』を短くしたものだ。

このプログラムは不穏分子とその団体に対して抑圧と監視をするものとされ、FBIが開発した攪乱テクニックの一種と言える。

この『コインテルプロ』は1956年から1971年代にかけて、主としてコミュニズムとそのシンパに対して行われたシークレット・ミッションである。
後年、FBIの極秘作戦『コインテルプロ』は市民によって暴露される。
そしてFBIやCIAといった政府機関の調査をするためチャーチ議会が開かれた。

それではこの『コインテルプロ』とは具体的にどのようなものなのだろうか?
それは4種類の戦略から成り立ちっているとされている。

  ?対象となった人の周囲や対象となった団体に浸透する。

  ?心理戦争を周囲から開始する。
   例えば対象となった団体や個人に対する『嘘の噂』を広める、対象団体や個人に対しての偽装を諮る。

  ?法律を利用して対象団体を怪しく見せかけ、犯罪者としてクレームしやすいように持ち込みます。

  ?法外の圧力や暴力を使用する、令状無しの捜査やその他の犯罪を犯す。

ざっとこんなところだそうだが、この四つの戦略は集団ストーカー活動とよく似ている、というよりその原型として看做すことができる。

ここで『コインテルプロ』と集団ストーカーを比較してみよう。

  ?対象となった人の周囲や対象となった団体に浸透する。
  ★集団ストーカー活動は対象の人間関係破壊と孤立化を図るための対人工作を行い、
   対象に関わる人々に接近し茶話会やパーティをなどを利用して顔つなぎしたり、
   対象の勤務する職場へも浸透してくる。

  ?心理戦争を周囲から開始する。
   例えば対象となった団体や個人に対する『嘘の噂』を広める、対象団体や個人に対しての偽装を諮る。
  ★集団ストーカー活動は対象の信用失墜を図るため周囲に『嘘の噂』を広める。

  ?法律を利用して対象団体を怪しく見せかけ、犯罪者としてクレームしやすいように持ち込みます。
  ★集団ストーカー活動は法律・制度、例えば措置入院制度を悪用し対象を精神障害に仕立てたり、
   防犯上の要警戒対象人物に仕立て上げる。

  ?法外の圧力や暴力を使用する、令状無しの捜査やその他の犯罪を犯す。
  ★集団ストーカー活動は費用対効果を無視したような大掛かりとも言える妨害やハラスメントを行ったり、
   警察車両やヘリで付け回したり、医療機関を悪用した合法的拷問を行ったりする。

比較してわかるとおり、これらは集団ストーカー被害者が体験することそのものと言える。

この『コインテルプロ』に『ガスライティング』やその派生的手口を付け加えれば集団ストーカーそのものとなる。

これだけ酷似してくるとFBIの『コインテルプロ』とは、まさにギャングストーカー、日本でいうなら集団ストーカーの原型と言えるだけでなく、集団ストーカーはこの『コインテルプロ』をベースに開発された破壊的ハラスメント活動と言えよう。

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