小説『鬼畜の宴』
作者:ウィンダム()

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ここまでくれば集団ストーカーは誰が考えても『外来性』のものであることが解るだけでなく、集団ストーカーがアメリカで開発された虐待システムであることも見えてくる。

『コインテルプロ』が仕掛けられた1956年から1971年代は東西冷戦の時代であり、それはアメリカのみならず西側諸国すべでが冷戦時代の情勢に置かれていたわけでもある。
無論、日本も例外ではない。

であれば1950年代に日米安全保障条約を基に共産主義対策の一環としてFBIを通じて日本の警察に『コインテルプロ』が供与された可能性が出てくる。
あるいは『コインテルプロ』のノウハウを持つ元FBI関係者や元CIA関係者が、それらを発展させたギャングストーカーを考案し、そのサービスを提供する『民間会社』を設立させた可能性も出てくる。

こうしたギャングストーカーサービスを提供する裏稼業が日本にも入り込んできたと考えることは十分に可能だろう。
そして日本の支配層がこの『裏稼業』を国内に招聘しそのノウハウを国内の闇社会に伝授させたとも考えられる。

もっともこれらは全て推測にすぎない、だが、集団ストーカーには『コインテルプロ』のノウハウや米軍マニュアル『FM−33−1−1』のノウハウ、そして『ガスライティング』のノウハウが使われていることは疑いの余地はない。
であればこうしたノウハウをとごかで履修したことになる。

集団ストーカー、つまり人の生活を妨害し人生を目茶苦茶に破壊し、且つ、精神障害者や犯罪者に仕立て上げて抹殺してしまうノウハウとテクニックを行使する活動・・・。

どう考えてもこれは『プロ』の活動だろう、素人がものの本で読んだ程度の俄仕込みでできる芸当ではない。
であればこのノウハウとテクニックをどこかで学び訓練されてきた連中がいることになる。
おそらく、こうした連中は表向きは主として法人に『人的サービス』(例えば調査や人材派遣、警備、ヘルスケアなど)を提供する業者を装うか、それらを窓口にしている闇稼業を考えることができる。

X氏は指摘する。

  集団ストーカーと『コインテルプロ』が極めて酷似している以上、『広域カルト組織』が考案したものでもなければ、
  『支配階層』が考案したものでもない。
  これらは外国、おそらく高い確率でアメリカからそのノウハウとテクニックを持ち込んだが、
  それらのノウハウとテクニックを持つ『専門家』を国内に招いて技術供与されたかのいずれかでしょう、
  少なくとも私はそう睨んでいます。

X氏の言うとおり、集団ストーカーは外国から持ち込まれたものと考えて間違いない。
  
  集団ストーカーを考察すればするほど見えてくることは、これらが素人でマネできるようなものではないというこです。

  そうですね、その点については私も同感です。

  集団ストーカーの追及はさまざまな問題を浮上させてきます、ザル法化とその可決を画策する一部議員、
  こうした一部議員と警察権力の癒着、さらに一部議員と広域カルト組織、広域カルト組織の公権力への浸透、
  どれもこれも重大な問題ばかりを浮上させてきます。
  また、浮上する問題はこうした問題ばかりでなく、実は被害者の中にも問題を見出せます。

  被害者に問題? と言いますと?

  それは、こういうことです。

X氏はここで被害者の問題点について言及していく。 

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