小説『ハイスクールD×D 世界に終末を与えた者』
作者:arisu()

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第四話   学校、通います!



はい、こんにちは。毎度おなじみ燐龍です。



えーと、今俺は駒王学園のある教室にいます。



「SHR始める前に転校生を紹介するぞ、入ってきてくれ」



ガラガラガラ



「えーと、今日からお前たちと一緒に勉強をする煌桜だ。煌桜自己紹介しろ」



「はい、先生。煌桜 燐龍です。まだわからないことも多々ありなすが、よろしくお願いします」



一礼をしたら



『キャアアアアアアーーーーーーー』「超イケメンじゃない?」などの黄色い声が聞こえたり男子は男子で「くそイケメン」「きえろ」など険悪なふういぇいだった。



「じゃあ、煌桜君は一番後ろの空いてる席に座って。これで、SHRを終えるぞ」



その後の休み時間はずっと、質問攻めにあっていた。






放課後



やっと終わったぁーーーーーーーーー。ため息をついていたが、とりあえず眷属のいる野鳥観察部に行くことにした。



で、今その部に来ているのだが・・・



「あぁ、リンだー。会いたかったよ?」



「やっと転校してきたのね?」



など言いながら、聖凜と冥麟が抱き着いてきた。



「相変わらずだね、二人とも?」



頭を撫でてやると気持ち良さそうにしていた。



「聖凜、リアスに呼ばれたからオカ研について来てくれないか?」



「いいけど、どこで会ったの?」



「移動しながらはなすよ」



と、言うことで説明していたらオカ研についた。



コンコンッ



「煌桜 燐龍です。リアス・グレモリー先輩に呼ばれて来ました」



「入って頂戴」



戸を開けて中に入るとイッセーがいた。



「失礼します。改めて、煌桜 燐龍です。以後、お見知りおきを」



「あらあら、三年の姫島 朱乃と申しますわ。こちらこそよろしくお願いします」



「・・・・・・一年の塔城 子猫です。よろしくお願いします」



「二年の木場 祐斗です。よろしくね」



「私は、オカルト研究部部長リアス・グレモリーよ。ところで、あなたの後ろにいる子は?」



「これは、失礼しました。私は、野鳥観察部部長で二年の望月 聖凜と申します。今後ともよろしくお願いします」



「燐龍。あなたとこの子はどういった関係なの?」



「これから、全て話しますよ」



リアスは俺をソファーに座らせ話を始めた。



「質問は後で聞くんでとりあえず説明をします」



その場の全員(イッセーを除いて)が承知したんで話始めた。



「じゃあとりあえず、俺は純潔の悪魔です。そんで、聖凜は俺の『女王』だ。俺がここに来た理由は、あんたの兄貴サーゼクスから『お前をあらゆることから守ってくれ』って頼まれたから来た。証拠が欲しいならあのシスコンに確かめてくれ。それと、野鳥観察部は全員俺の眷属だから。」



「あなたは、お兄様の使いで来たの?」



「そうだ。あいつに連絡とってみな」



「じゃあ、ちょっと失礼するわ」



席を立ったリアスは奥に行った。数分後、真っ青のリアスが戻ってきた。



「確かにお兄様が命令を出したようね。それと、もう一つ言っていたわ。あなたが、がその名前にする前の名前を」



「あいつ、喋ったのか。ま、聞いたんなら明かすさ。俺のほんとの名は、リンリュウ・ミカイリス。かつて世界を終末に叩き落とした張本人さ」



『ッ!!!!』



またも全員(イッセーは訳が分からず、聖凜は知っていて)が驚いていた。そらそうだろ?目の前に世界を滅亡まで追いやった奴がいたら誰だって驚くに決まっている。



「おいおい、そんなに驚かないでくれよ?もう、あんなことはやんないからさ」



「そです。燐龍はもうしませんよ。あのときのは故意ではなかったのです。アリスを見せてあげてはどうですか?」



「そだな。証言者は多い方がいいしな」



(アリス実体化してくんない?)



(久しぶりに呼ばれたと持ったらそんな証言のためだけに呼ぶとわ)



(お願いだよ。今度、遊んでやるから)



(本当か!?それならよかろう)



急に何もない空間に光が密度を高め人の形を形成していく。



「いやー、久方ぶりの実体化よね〜。あら、こんにちは。『無限創造の終末龍』(クリエイティブ・アナンタ・ドラゴン)のアリスよ」



自己紹介を終えてアリスは、燐龍のもとに駈け出して、抱き着き熱いキスをした。



「アリス、キスは置いといて過去のこと話して」



「わかったー。えーとね、世界が滅びかけたのは私と燐龍が戦って起こったの。私は力が強すぎたの。だから、燐龍が私を討伐しに来たの。そこで、私と燐龍は全力全開の本気を出し合ったの。そこまでなら、世界は滅ばなかったと思うは」



「確かに、そこまでは良かった。良くないけどまだましだった。だが戦いはありとあらゆる物(者)を巻き込んだ。冥界や天界更には人間界や神々の創った黄昏(神話体系)おも戦いに巻き込んだ。そんなことが一か月も続いてけりがついた」



「そう、過去にそんなことがあったのね」



皆を代表するかのように話した。



「こんなんかな?じゃあ、そっちの兵藤 一誠君に説明しなよ。リアス先輩」



「えぇ、そうね。イッセーさっきの続きの話をしましょう。ここに立って左手をかざしなさい。そしてあなたが今一番強いと思うのを強く思いなさい」



「強いもの・・・ドラグ・ソボール・・・・空孫悟」



「そう、ならそれを強く思いなさい」



「・・・・・・・ドラゴン波!」



ドラグ・ソボールとかなんだよ!ドラゴン波とか厨二病かよ!←此奴が言うかよ!



「うわっ!なんだこれ。おれの手が」



「イッセーそれが、神器よ。一度発現すると発現者の意思で発動したり消したりできるわ」



(アリス、やっぱりあれは『赤龍帝の籠手』(ブーステッド・ギア)だな)



(えぇ、そうね。でも、宿主が弱すぎたみたいね。話せるようにしたら?)



「リアス先輩。その神器なんだと思いますか?」



「『龍の手』(トウワイス・クリティカル)じゃないの?」



「何言ってんだよ。たかが龍の手が駒八つ使ったら大変だろ?それは『神滅具』の一つ『赤龍帝の籠手』だよ。だが、イッセーが弱すぎてドライグと話せんようだし話せるようにすっかな」



「イッセー少し我慢しろ?」



そいって、俺は、ドラゴンの力を入れた。決してイッセーが強くなることはないけどね。



吹っ飛んだイッセーの籠手から声がした。



<この感じ、アリスと燐龍の感覚>



<やっと話せるようになったわね。ドライグ>



「よかったよかった。話せるようになって」



<お前たちまた、俺をいじめに来たのか!?>



<なわけないじゃん>



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