あの日から何日か後、今日も俺はある人物と対峙していた。
はぁ…なんで俺の所には強い奴らばっか来るんだろうか…
「グラララ!!オメェ、俺の振動パンチを受けて無事なんてやるじゃないか、グラララ!俺の息子にならんか?」
そう、俺の目の前に立っている巨人なみにデカイ男、ゴールド・ロジャーと渡り合っている世界最強に近い男だ、
俺がグッスリ寝てたら突然頭に振動が来て、頭をシェイクされて、びっくりして飛び起きたら島の岸に白ヒゲ海賊団のモビーテイック号が居て、目の前には物凄い威圧感を放った白ひげがいやがった!
白ひげの「息子になれ」 心に響くな…だが!それでも俺は!
「だが!断る!」
「グラララ…何故だい?」
「男なら! 生まれた時から目指すもんがある!」
「グラララ、それはなんだぁ?」
「俺は、誰よりも一杯寝て、寝まくって、のんびりとした生活を送ることだ!白ひげ!てめえには譲れねえ!」
「グラララ!!!面白い!その道、貫いて見ろ!」
行くぞ?
グラララ!!いつでも来い!
ドン!
白ひげが両腕を叩きつけたら振動が海全体に響き渡り、大津波が迫ってきやがった!!
あああ!負けられるかあ!
ドガガガガアアアン!!!
「ほう…お前の能力は隕石か、珍しい能力だな…」
空から超デカイ隕石が降って来て津波とぶつかり合い、津波を消すか…面白いな!
グラララ!やってやろうじゃねぇか、
「グララララララ!やるなぁ!だが、俺ぁ白ひげ!後退はねぇ!!」
ドガアーーン
白ひげが跳び上がり、ブブーンと白ひげの右手が振動に包まれ、俺の脇腹に直撃した。
俺は数十mもぶっ飛び、海に落ちてしまった。
「グラララ…やり過ぎたか??」
バン!
!!
俺の全力の振動パンチを受けてもダウンしないで逆に隕石に乗って海から脱出し、空中に浮かび上がるか…!!
「白ひげぇ…俺を怒らせたな…?」
奴が切れたようだな?、雰囲気も変わり、覇気も目に見えるぐらいになってやがる…まさに狂人のようだなぁ?
グラララ!!久しぶりに本気でやり合うかぁ!
おっ?あの男、空から超巨大な隕石を三十個くらい呼び出してやがるな?
グラララ!来い!
それから六時間も激闘を続けたが、流石は世界最強に近い男、結局引分けになってしまった。悔しいなー
「ちっ、引分けか…」
「そうみたいだな。」
「ふっ、ふははははは!!!」
「グララララララ!!!」
「「また死闘合おうぜ。」」
二人はそれぞれ去った。
……イトウと白ひげ…とんでもない奴らじゃな…
私は溜息をついた、クザンとボルサリーノもイトウの元に行って、負けたと言う報告を聞いて、これは元帥たる私が行かなければならないなと思い、センゴクとガープを連れ、イトウを捕まえに来たのだが…まさか白ひげが来るとは思わんかった。しかも白ひげと戦い、引き分けるとは、つくづく規格外だな。
しかも戦いが始まったら、イトウは超巨大な隕石を呼び出し、白ひげは大津波・振動を繰り出し、見てるこっちまで被害をこうむりそうになるぐらい凄まじかった。もうあの二人は、超危険人物として余り手を出せないようにするか。
だってあんな相手と海軍が戦ったらその余波で国や島が壊れかねんわ!
まあ、被害覚悟の時はやり合うがな、
にしてもさっきからガープは戦いたくてウズウズしとるし…センゴクがなんとか抑えとるが、ハァ……
この後、イトウは白ひげとの戦いで紅い覇気を纏って戦った事から海軍からある異名で再び手配された。
『狂乱のイトウ』と、 賞金 九億ベリー
また、イトウと白ひげが戦った島はかなり広かったのだが、戦いで見る影も無い程破壊され、クレーターと隕石ばかりの島になり、隕石から発生する未知の物質により、奇怪な植物や動物が発生し、新世界でも有名な過酷な地となったので、この島は『伝説の二人が戦った島』と呼ばれ、実力があり、新世界に入った海賊がよく新世界で生き残るために、この島に来て、過酷な環境で鍛錬する修行場所となった…