小説『未完結作品のオリキャラがリリカルな世界に転生しちまったよ・・・』
作者:DFGNEXT()

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今回は短め。
フォルクローレがあの世界にいった後の話ですね。

それではどうぞ!!第一章「Cross of StrikerS」
第十八話「フォルクローレが・・・帰ってきました!」




「う・・・う〜ん・・・こ、ここは・・・?」

俺が目覚めるとそこは・・・。

「医務室・・・?あれ確か俺訓練場に行こうとして・・・。」

そしてそのときに確か・・・。

「そうだ!!あの宝石!!」

そういって俺はポケットに在ったそれを取り出す。
相変わらず鈍い光を放つ翠の宝玉・・・。

「ロスト・・・ロギア・・・なのか・・・?」

わからない・・・けど・・・。
さっきからなぜか頭が痛い・・・。
頭痛というよりは頭から何かが飛び出そうとしていると言うか・・・。
とりあえず例えることが難しい痛みだった。

ウィイイン

すると扉が開きシャマルさんが入ってきた。

「あら?気がついた?良かった。」

「はい・・・あのう・・・あれからどれくらいたってますか?」

「昨日から丸一日よ。よほど疲れてたのね。体にかなり疲労がたまっていたわ。」

「はい?丸一日・・・?」

「えぇもう一日経っちゃってるわよ。フォワードの皆や隊長たちも皆心配していたから
 もう少し休んだら、挨拶しに行ったほうがいいわよ。
 ・・・・・・なにか頼みたいことはある?」

「あぁいえ、大丈夫です。」

「そう、それじゃあ私少し用事があるから部屋を離れるわね。」

「了解しました。」

「それじゃあね。」

そういうとシャマルさんは医務室を出て行った。
ひとりベッドに残された俺は二人に話しかける。

「おい、リガルーダ・・・履歴に何かあるか?」

(・・・だめだ。技の使用履歴しかないぞ?)

「かまわない。羅列して言ってってくれ。」

(了解・・・。シャイニング・オーバーライト・ブレイカーが一回
 コネクトが三回だね。内一個はフルコネクト。
)

「・・・はぁ?光絶魔法の使用はまあいいとして、
 コネクトを使った??そのうち一個はフルコネクト?
 一体何してたんだ俺・・・?ストゥルーダは?」

(・・・こっちはデータの観覧履歴・・・。
 GEARドライブについてだな・・・。あとは・・・イデアシード・・・?
)

「GEARドライブについての観覧に・・・イデアシード?」

(僕が思うに、ずばりその翠の宝石のことじゃないかな?)

「この宝石の名前・・・?」

そういって握り締めている緑色の宝玉を眺める。
そういえば・・・イデアシードって名前だって聞いたような・・・?
誰にだっけ・・・?確か・・・つ、く ズキンッ!!

「ぐ、う・・・。」

(お、おいダイジョブか!?)
(フォル!!?)

な、なんだ・・・?頭が・・・・・・。

 ゼクセリオン・ドライヴ
 イデアシード
 第五世代デバイス
 リミットブレイク
 ブラスターシステム

「はぁはぁはぁ・・・・・・。」

なんだ今の情報・・・?
リミットブレイクとブラスターモードはわかるけど・・・。
他はなんだ・・・?

「・・・おい、二人とも・・・。後でちょっと分解させろ・・・。」

(・・・?・・・あぁいいけど?)
(どうした・・・?)

「何か重大なことを忘れているような気がする・・・。」

『フォルクローレ・シュテンゲルさん。八神はやて部隊長がお呼びです。
 至急部隊長室まで来てください。』

放送が響き渡る。
はやてさんが・・・?・・・・・・あぁそういや俺気絶してたんだっけ

「じゃあ早速行きますかね・・・。」

そういうと俺はテレポートを発動させて部隊長室の前まで飛んだ・・・。


―部隊長室


「失礼します・・・。」

「あぁ来よったか、・・・調子はどうや?」

「えぇ、ちょうっと頭痛がするくらいです。」

「そうか・・・それならこっちの報告を言うな。
 まずフォルは昨日の朝訓練場へ向かう途中に突然何かが輝きだして
 ・・・まあ、それが何かはわかっとるけど・・・。

 とりあえず輝きが収まったらフォルが倒れてたわけや。
 ここまではええな?」

「はい、そこは自分も認識してます。」

「ほな、続けるな。その後倒れたフォルをティアナが医務室につれてきたんやけど・・・。
 その輝く宝石みたいなやつが、なぜかフォルの後をついて来てな・・・。
 スバルが引き離そうとしたんやけど・・・無理やったからポケットに入れといたんや。」

「なるほど、だからここに・・・。」

そういって俺は再びイデアシードを取り出した。

「自分でもなぜかわからないんですが・・・
 こいつの名前「イデアシード」って言うみたいです。」

「・・・とりあえず管理局のデータバンクでそれについては調べてみるわ。
 ユーノくんにも頼んで無限書庫でも・・・。」

「ありがとうございます。」

「・・・まあこれでフォルの意見は聞けたわけや・・・。
 それで前世くんはどう思ってるんや?」

「・・・セットアップ」

そういわれ俺は18歳モードになる。

「僕も記憶にはないが、大体こうかなって予想はあるさ。」

「・・・それっていちいちする必要あるん?」

「そのほうが話しやすいんでね。
 まあそれは置いておいて・・・。
 僕の仮説・・・それはフォルは別世界に行ったんじゃないかと・・・。」

「・・・根拠は・・・?」

「まずリガルーダの技使用履歴にシャイニング・オーバーライト・ブレイカー」
 コネクトが三回・・・内一個はフルコネクトを使用したとあった。
 だけどこの世界に来てからこいつらは一度も使ってない。」

「・・・え、えぇ〜と・・・まずはその技の説明からお願いするわ。
 シャイニング・オーバーライト・ブレイカーは集束魔法(ブレイカー)なん?」

「いや、それは攻撃技ではない。
 ・・・厳密に言えば本来のそれは集束魔法(ブレイカー)ではない。
 ・・・ただ堅児が使う場合は諸事情で攻撃になるけど・・・、

 こいつの分類は光絶魔法・・・こっち風に言うなら「ライトネスアーツ」かね。
 効力は簡単に言えば"光"の力で対象の異物を取り除くというものだ。
 詳しくは後でデータを送るよ。」

「そうなん?・・・じゃあコネクトは?」

「コネクトの説明はかなり時間使うので今は言わない。
 とりあえずこの世界では一度も使用していない技の使用履歴があり、
 それを使用した記憶がまったくないことを覚えておけばいい。」

「まあ、しゃあないな・・・でも他にもあるやろ?
 それだけや別世界っていう考えにつながらへんで?」

「・・・・・・あとは僕の頭の中に浮かんできた単語だな。」

「・・・なんやそれ?何が出てきたん?」

「確か・・・・・・

 ゼクセリオン・ドライヴ
 イデアシード
 第五世代デバイス
 リミットブレイク
 ブラスターシステム

 この五つ・・・。ゼクセリオン・ドライヴについては謎だが・・・。」

「イデアシードはその宝石・・・。
 リミットブレイクはフルドライブを超える力
 ブラスターシステムはその一つで10前から研究されていた奴や・・・。

 そして第五世代デバイスは・・・・・・。」

「『魔力無効状況でも魔力を魔法として使用できる』
 『魔力有効状況下ではさらなる強化を得る』
 という思想で設計されているデバイス・・・。
 魔力無効状況下でも純粋魔力によらず非殺傷効果の発現が可能であり、
 魔力有効状況下では更に強力な効果を得ることができる。

 しかし現状では「先天変換資質」保有者か、
 極めて精緻な魔力コントロールが行える術者以外では出力が安定せず、
 エネルギーロスの多さから長時間の運用が難しい・・・
 という欠点をもつデバイスだな。」

「そうや・・・。でもそっちは問題やない。
 まったくわからない単語ゼクセリオン・ドライヴ・・・。」

「そしてそれを誰かが・・・・・・
 イデアシードの名とともに教えてくれたような記憶がある・・・。
 だから別世界・・・それもパラレルワールドと呼ぶべき世界に行った・・・。

 前世でもそういう世界に行ったことがある
 僕だからこそ簡単に考え付く仮説だな。」

「なるほどな・・・。あぁもうこないな時間か・・・それじゃあ
 皆心配しとると思うから、このくらいで・・・。」

「そうだな・・・リガルーダ・・・。」

(了解!データチップ射出!)

その言葉とともにリガルーダのメインボディからチップが飛び出す。

「これにさっき言ったデータが入っている。
 個人用の端末でゆっくり見といてくれ・・・。」

「了解や」

「それじゃあまたな。」

そう言うと俺は18歳モードを解除してテレポートを発動する。

「ゆっくり見させてもらうな・・・。」


―六課食堂


「というわけで私フォルクローレ・シュテンゲル回復しました。」

「フォ、フォル!?体もう大丈夫なの?」

「No problem まったく問題ないです。」

「そう、良かったぁ・・・急に倒れちゃうからびっくりしたよ・・・。」

「まあこの『イデアシード』のせいですが・・・。」

そういってポケットからイデアシードを取りだす。

「そうか、それはイデアシードと言うのか・・・」

「そうみたいです師匠。
 そうだ・・・お時間がおありでしたら模擬戦をやっていただけませんか?」

「かまわないぞ。今からやろう」

「はい!」

昼飯を食べた後俺とシグナム師匠は訓練場へと向かった・・・。

異なる世界との交流は彼に何をもたらしたのか・・・。








作者「まあどこの世界に行ったかは人によっては、まる分かりですね。まだ言えませんが」

フォル「いいのか?何が起こったか気になる人もいると思うぞ?」

作者「そこまでストーリーわからなくても大丈夫だし・・・。」

フォル「おいおい・・・。」

作者「だって自分的には実はこっちのこの話が向こうで
   繋がってたんだっていうのが好きなんだもの!!」

フォル「開き直るなよ・・・。」

作者「いいもん!!あっちなみにイデアシードは名前だけパクッタだけで
   オリジナルとは関係性はありません・・・一応・・・。」

フォル「それでは皆さんまた!!」

作者「次回はフォルががんばるぞ!」


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