小説『聖痕のクェイサー×真剣で私に恋しなさい!  第1章:百代編・一子編』
作者:みおん/あるあじふ()

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第1章『百代編・一子編』



22話「川神一子」


深夜0:00。


百代とワン子との決闘の時間が、ついにやってきた。百代は目を閉じ、この場所でワン子が現れるのを静かに待っている。


客席には、大和達風間ファミリーと、サーシャ、まふゆ、華、カーチャが待機していた。


ワン子に会えると言う期待と、憎しみに染まったワン子と向き合うと言う不安。相反する両局面の感情を抱きながら、彼らはワン子を待ち続ける。


「――――――」


気を沈めながら、百代は精神を研ぎ澄ませ、気配を探る……ワン子は、徐々に近付いてきていた。


気配が近付くに連れ、次第に川神院が黒い気配に包まれていく。


禍々しく、そして憎悪に満ちた気配に。


「―――――来たな」


ワン子の気を完全に察知し、目を開ける百代。その直後、百代の目の前に、黒い闘気を纏ったン子が降り立った。


ワン子は、笑っていない。怒りと憎しみに満ち、敵意を剥き出しにしていた。


百代に否定され、彼女の目標は消えた……今のワン子は、百代を倒す為だけに存在している。


百代は悲しく思う。どうして、こうなってしまったのだろう。こんな戦い、望んでいないというのに。


「ワン子、私は――――」


「前置きはいいわ。アタシ達に言葉なんていらない」


百代の言葉を遮り、ワン子は薙刀の切っ先を百代に向ける。もう語るつもりはない、後は拳で語るのみだと。


「アタシはアタシを否定したアンタを許さない。アタシはアンタを倒して、アンタを超える」


断言する。百代は相槌もしなければ動揺もせずに、ただ黙って聞いている。


すると、立会いをする為大和が二人の間に入ってきた。まふゆは二人の顔を見た後、声高らかに、真剣に宣言する。


「―――――これから、決闘の儀を行う。二人とも、前へ出て名乗りを上げよ!」


大和の声と共に、百代とワン子が一歩前へと出る。


「――――2−F、川神一子」


「――――3−F、川神百代」


互いに名前を交わす。ワン子は薙刀を構える。百代は構えず、ワン子を見据えるだけだった。百代の様子が気になり、声をかける大和だったが、百代は始めてくれと促した。


大和は頷いて、決闘の合図を送る。


「いざ尋常に―――――始め!」


ついに決闘の狼煙が上げられた。大和は百代に危険だから下がっていろと言われ、客席へと戻っていく。


「――――――」


「――――――」


二人は睨みあったまま、微動だにしない。互いの動きを待ち、様子を伺っていた。


「―――――ワン子、これだけは言わせてもらうぞ」


「――――――」


ワン子は答えない。百代は、沈黙を承諾したという意味で受け取り、話を続ける。


「私は決闘をするつもりはない。私はお前を―――――止める」


決闘という形であっても、あくまでこれは決闘ではないと告げる百代。是が非でも、ワン子との決闘は望まない。ただワン子を止めるという一心で、百代はこの戦いに身を投じていた。


”この力は、大切な仲間を守る為にある”

大和達を守り、ワン子も救い出す。甘ったるい正義かもしれない。それでも、仲間として、姉としてワン子と向き合う為に拳を振るう……そう覚悟を決めたのだから。


それに対しワン子は、


「………どこまで、」


歯を食い縛り、侮辱を受けたと感じ、怒りで身体を震わせていた。身体から滲み出る黒い闘気が、さらに濃度を増していく。


憎しみが彼女を強くする。百代を倒せと命令する。ワン子の心は負の感情によって支配されていた。


「どこまでアタシをバカにすれば気が済むのよ、アンタはあああああああぁぁぁ!!!!」


闘気を爆発させ、猛スピードで突貫するワン子。先手を取り、薙刀の連撃を繰り出した。百代は回避行動を取るが、


(くそっ、思った以上に早い……!)


神速で繰り出される攻撃を前に回避しきれず、身体中に切り傷を負う。だが、この程度で怯む百代ではない。


「川神流奥義――――――」


気を高めながら、拳に力を込めて反撃を開始する。


「紅色の波紋(ルビーオーバードライブ)―――――!!」


最後の斬撃の隙をつき、懐に潜り込む様に、ワン子の身体を殴りつけた。殴った箇所から波紋が広がっていき、ワン子の身体を内側から破壊する。


「がっ―――――ごっほっ!?」


身体中を破壊され、ごぶりと血を吐き出しながら吹き飛ばされていくワン子。道場の壁に叩きつけられ、地面に伏すが、よろよろと立ち上がり、口に溜まった血を吐き捨てると、


「―――――瞬間回復!」


気を集中し、身体中に受けた傷を回復させた。禍々しい闘気が、ワン子の身体を食いつぶすかのように不気味に揺らめいている。


百代は構え、更なる反撃に移ろうと試みる。


だがその刹那、


「―――――!?」


百代の視界から、ワン子の姿が消えていた。周囲を見渡すが、どこにもいない。どこから仕掛けてくるのか、その"気"すらも読み取れない。


「後ろよ―――――!」


百代の背後からワン子の声。振り向いた時にはもう、薙刀の一撃が腹部にめり込んでいた。衝撃で百代の身体が吹き飛ばされていく。


「川神流―――――」


ワン子の攻撃は終わらない。薙刀を投げ捨て、両手に気を集め、


「―――――星殺し!!!」


エネルギー砲を百代に向けて発射した。憎悪で膨れ上がった紫色の砲撃が百代を襲う。あれをまともに受ければ、いくら百代でも瞬間回復では補いきれないだろう。


吹き飛ばされた体勢で回避行動は取れない。それなら、と百代の取る行動は一つしかなかった。


「川神流―――――」


百代は”そのままの体勢で”両手に気を集め、精神を集中する。そして、


「―――――星殺し!!!」


繰り出された同じ技を、ワン子のエネルギー砲に向けて解き放った。互いの闘気と闘気がぶつかり合い、相殺した衝撃で爆発が起きる。


「はあああああーーーー!!」


「はあああああーーーー!!」


爆発と同時に、百代とワン子が衝突する。体術と体術の高速戦闘が始まり、どちらも全くリードを譲らない。


激しい攻防が続く中で、流れを先に掴んだのは百代だった。百代はワン子の左腕に掴みかかる。


「――――川神流・炙り肉!!」


自らの気で右腕を紅蓮の炎に変化させて反撃にかかる。高温の炎はワン子の体力を徐々に奪っていく。


だが、ワン子は動じない。紅蓮の炎と化した百代の右腕を掴み、


「――――川神流・雪達磨!!」


気で右腕を絶対零度の冷気に変化させて、百代の右腕を凍りつかせようと攻撃を仕掛ける。


――――炎と氷。相性は明らかに百代が有利である。ワン子が冷気で対抗しても、炎で溶かされてしまうのが道理。


「―――――な!?」


一見、有利に感じていた百代。だが右腕の異変を感じ取り、危険を察知し、ワン子の腕を振り払って後退する。


百代の右腕を包んだ紅蓮の炎が、消えている。まるで死んでいるように右腕の肌は青ざめ、ぶらりと力なく垂れ下がっていた。


(こいつ………”内側から凍らせて”きやがった……!)


冷たくなった右腕を庇うように押さえる百代。そう、ワン子は直接冷気を放ったのではない。狙ったのは百代の右腕の"内部"であった。


内部の細胞組織を冷気で一時的に活動を停止させ、百代の炙り肉を無効化したのである。


「―――――瞬間回復」


気を熱に変え、機能を失った右腕を修復する百代。ここまで互角―――否、それ以上に戦う事になるとは予想していなかった。百代はワン子の歪んだ強さを改めて再認識する。


だが、それでも。


これを"決闘"として認める事はできない。ワン子がどれだけ強くなったとしても、元素回路によって得た強さなど、紛い物に過ぎないのだ。


――――ワン子を止める。ワン子を救い出す。そして、ワン子と真っ向から向き合う。だからこそ、ここで倒れるわけにはいかない。


「はああああーーー!」


地面を蹴り上げ、再び百代はワン子に向かって走り出す。同時にワン子も走り出し、百代を迎え撃つ。


距離が次第に縮まり、二人が衝突するその直前、ワン子は地面に投げ捨てていた薙刀を蹴り上げ、手に持ち構えて百代を刺突する。


「くっ……!?」


百代は僅かな殺気を感じ取り、紙一重で攻撃を回避した。薙刀の切っ先が、百代の喉を掠める。ワン子の攻撃はそこで終わらず、突きの雨を百代に浴びせていく。


ワン子の一つ一つの動作を、百代は見極める。一撃、二撃、三撃……攻撃にできた綻びを探し、反撃の隙を伺う。次の瞬間、


「見切ったぞ!!」


百代は指でワン子の刺突を止めてみせた。ワン子は切っ先を退こうと力を入れるが、薙刀はピクリとも動かない。そして、


「目を覚ませ、ワン子―――――禁じ手・富士砕き!!」


百代は渾身の一撃を、ワン子の身体に叩き込んだ。ワン子は衝撃で吹き飛び、地面を転がっていく。


「―――――」


ワン子は、まるで糸が切れた人形のように動かない。これで終わりだろう……と、息を切らしながらワン子を見る百代。


が、しかし。


「――――瞬間、回復……」


ワン子はまたしても立ち上がり、再び受けた身体の傷を全て塞いでいく。もはやその姿は、修羅そのものであった。


「川神百代……アタシは、アンタが憎い」


薙刀を百代に向けながら、溜め込んだ怨嗟を吐き出すワン子。百代はワン子に対して、始めて恐怖を抱いていた。


ワン子をここまで駆り立てているものは、一体何なのだろう……ただの憎しみとは思えない。


元素回路の影響とはいえ、あの闘気には”川神一子としての闘気”が色濃く残っているように感じた。


「ワン子、お前……どうしてそこまで……」


百代は問い掛ける。ワン子の内に秘めた思いを。ワン子は忌々しげな表情を浮かべながら、その問いに答える。


「何度も同じ事を言わせないで。アンタを倒すためよ。アンタを倒して……アタシが武神になる」


百代を倒して、自らが武神になる。”百代と肩を並べられるくらいに強くなる”……そんな彼女の願いは、いつしか歪んでいた。


「アタシは……アンタを許さない。アタシを認めてくれなかったアンタを」


「ワン子………」


何故だろう。ワン子の言葉にある憎しみの中に、認めてくれなかった事への悲しみが、百代の胸に伝わってくる。


「……ずっと、アタシは憧れてた。アンタみたいに強くなるって。だから、アタシはどんな辛い修行にも耐えてきた。いつか、アンタと対等になれる……そう信じてた」


「…………」


百代はもう何も答えない。ただ黙って、ワン子の言葉に耳を傾けていた。


「でも、結局認めてくれなかった。アタシには武術の才能がないって知ってて……アタシを期待させておきながら……最後は突き落とした!!!」


「………!!」


百代は思い出す。百代が戦いをやめると言って、ワン子に勝負を挑まれた時の事を。


”お前には武術の才能がない”


あの時は怒りに任せ、感情的になり言ってしまった言葉。


それが、どんなに心無い言葉だったか。どんなにワン子を傷付けたか。


「アンタには川神の血が流れてても、アタシにはない!アンタに分かる!?才能のない人間がどれだけ這いつくばっても、届く事のないこの苦しみが!?そうよ分かるわけがない!!分かって溜まるもんか!!!!」


秘めていた叫びは、百代だけでなく、まゆっちや京、クリス。サーシャ達にも向けられていた。


「もう一度言うわ。アタシは……川神百代、アンタを倒す!絶対に許さない!!殺してやる!殺してやる!!消えなさいよ、アタシの前から!!」


ワン子の抱えていた苦しみが、憎しみとなり、全てを百代に向けて吐き出した。それは、ワン子が決して表に出さなかった、負の感情だった。


「そう、か……お前は……そんなにも……」


ワン子の気持ちが、痛い程に、胸を貫きそうなほどに伝わってくるのがはっきりと分かる。こんなに近くにいたのに、何でもっと早く気づいてやれなかったのだろう。


百代は悔しくて、自分で自分を消してしまいたかった。ワン子がこうなってしまったのは、自分の責任だ……百代にとって、それは何よりも重い罪だった。


百代は身体中の闘気を収め、ワン子に戦う意思が無い事を伝える。


「………どういうつもりよ?」


戦いを放棄した百代を睨み付け、薙刀を握りしめるワン子。すると、百代はそのまま、ワン子に向かってゆっくりと歩き始めた。


「ずっと………苦しんでたんだな」


百代はうっすらと笑いながら、ワン子との距離を縮めていく。何のつもりなのか……ワン子には全く理解ができなかった。


「何よ……またそうやってバカにするの!?構えなさいよ、川神百代おおぉぉ!!!」


ワン子は薙刀に気を纏わせ、気の斬撃を百代に向けて放つ。だが、百代は避けようとはしなかった。斬撃は百代の右肩に直撃し、勢いよく血が吹き出す。


どうせまた瞬間回復を使うだろう……ワン子はそう思っていたが、その期待は裏切られる。


――――百代は、何もしなかった。傷付きながらも、ワン子に向かって歩み続けている。ワン子はそんな百代に対し、恐怖した。


「何よ……何なのよ。わけがわかんない……」


ワン子の声は震え、さらには薙刀を持つ手までもが、震えていた。


「私は……何も、気づいてやれなかった……最低だな……最低の、姉だ」


自分を罵りながら、百代は歩を進める。


「いや……来ないで……」


ワン子の思考は、憎しみよりも恐怖が先に支配していた。戦意を失った百代に、何故ここまで恐怖を抱かなければならないのだろう。


「ワン子……私は……」


百代とワン子との距離が無くなっていく。ワン子は次第に”追い詰められて”いた。そして、


「来ないでっていってるでしょおおおおおおおおおおおぉぉ!!!!」


薙刀の切っ先を前に突き出し、百代に向かって駆け出した。




――――――――。



一瞬、時間が止まったような気がした。ワン子は、ゆっくりと目を開ける。


「―――――え」


ワン子の目の前には、百代の姿があった。ワン子の身体は強く、やさしく抱きしめられている。


ワン子は周囲を見渡した……誰もが目を見開いていた。大和も。キャップも。モロも。ガクトも。忠勝も。京も。まゆっちも。クリスも。


そしてサーシャ、まふゆ、カーチャ、華までもが言葉を失っている。


「…………」


ワン子の持つ薙刀は、百代の身体を貫いていた。百代の制服から血が滲み出し、ポタポタと血を滴らせている。


百代は、ワン子の思いを、全てを受け入れた。それが、百代の下した”罪の形”だった。


「……ごめん、な……ワン、子。お前の苦しみに、気付いてやれなくて」


全部私のせいだと、口から血を吐き出しながら、ワン子に囁く百代。ワン子は何が起きているのか分からず、動揺を隠せずにいる。


「……ごほっ、卑怯だと、思うかもしれない……こんな事で、許して、もらおうだなんて……思ってない。けど………」


ワン子の背中にそっと手を回しながら、百代は力なく笑う。


「私が、できることは、これしか……思い浮かばな、かった。はは、かっこ、悪いよな……」


百代の意識が、徐々に消えていく。ワン子は何も言えず、ただ百代の声をずっと聞いていることしかできない。


「……本当に、…本当に、ごめん。ごめんな、ワン子……不器用な、姉で……さ」


百代は最後に微笑み、意識の灯火が消えた。ワン子を抱きしめる手が、力なく落ちる。ワン子はよろよろと後退っていく。


百代の身体を貫いていた薙刀が抜かれ、その傷口から血が零れ出していた。


そして――――百代は、ワン子の目の前で、地面に倒れ伏せた。地面に夥しい血が広がっていく。


「―――――」


気がつけば、ワン子の制服は百代の返り血で赤く染まっていた。ワン子は、百代の血で真っ赤になった掌をまじまじと眺める。


「あ………あ……」


”――――自分が、百代を倒した。”


”――――自分が、百代を殺した。”


その現実が、ワン子の頭の中を駆け巡った。


孤児院から引き取られてから、何をするにも、百代と一緒だった。厳しい修行の毎日だったが、百代と一緒なら、どんなことでも耐えられた。乗り越えられた。そんな思い出が、走馬灯のように蘇る。


百代という目標が、側にいたから今の自分がある。何故今まで、そんな大切な事を忘れてしまっていたのだろう。


その百代に、手をかけた自分がいる。憎んでいたのに。百代の……姉の本当の優しさに触れ、ワン子の黒い感情がすぅっと、消えていった。


それと同時に、自分のした行いが、感情の波となって押し寄せる。そして、


「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」


ワン子の絶叫が、川神院に響き渡った。




決闘を見届けていたサーシャは席から立ち上がり、まふゆに顔を向ける。


――――百代との約束を果たす。ワン子を救い出すという約束を。


「まふゆ!」


「うん!」


まふゆは胸を曝け出し、サーシャに聖乳を与える。サーシャはそっと乳房に口付けをした。




サーシャ達と同時に、カーチャと華も動き出す。


「華!」


「はい!」


華もカーチャに胸を差し出す。カーチャは乱暴に胸を掴むと、全ての聖乳を、搾り取るように吸い上げていく。




一方、大和達は。


「………大和。モモ先輩を頼む」


静かに、クリスは大和達にそう告げる。


「ああ!」


大和達、男性陣は百代の所へ向かう。女性陣のクリス、まゆっち、京はそれぞれ武器を構えた。


――――百代が倒れた。本当は心配で、胸が張り裂けそうな思いだった。


だが、今はワン子を元素回路から救い出さなければならない。いや、救い出す。必ず。それが皆の願いである。彼女達はその思いを胸に、ワン子のいる場所へと向かう。




カーチャは聖乳の補給を終えると、背後に控えていたアナスタシアを連れ、ワン子のいる場所へと降り立った。


「さあ、始めましょう。女王の円舞曲(ワルツ)を―――――ママ!!」




聖乳を吸い終えたサーシャは大鎌を錬成し、戦闘体勢に入る。


「行くぞ、まふゆ!」


「うん。一子ちゃんを、助けよう!」


サーシャとまふゆは進む。ワン子を助け出す為に。彼ら―――大和達と共に。


「―――――震えよ!畏れと共に跪け!!」


サーシャ達の戦いが、始まった。

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