小説『オシリスの天空竜になって魔法少女リリカルなのはの世界に転生しちゃいました』
作者:神夜 晶(のんびりだらだら晶の小説日記)

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『アクセス数10万突破記念〜IFストーリー〜“ゼロの使い魔(4)”』


「それでは、私は戻りますね〜」


「きゅい!分かったのね
会えてよかったのね!」


「ふふ、有り難うございます!」


イルククゥに、お別れを告げてルイズさんの所に戻ります
ついさっき世間話をしてる時に名前を教えてくれました!
私も人間体になれると言ったら『私と同じなのね』とか言って人間体になってました
ルイズさんが言っていた韻竜ってそういう事だったんですね!
私が教室に戻ると……
ドガァァァァァン!
爆発しました!


「ちょっと、失敗したみたいね……」


「ちょっと、じゃないだろ!」


「“ゼロ”のルイズ!」


ルイズさんを馬鹿にする者は容赦しません……
教室に入る位の大きさになります


「グォォォォォォォ!」


「「ぎゃぁぁぁぁ!?」」


「グガァァァァァァ(天誅)!」


私は目を光らせてルイズさんに悪口を言った二人に雷を浴びせます
手加減はしてるので大丈夫な筈です……


「「ぎゃぁぁぁぁああああ!?」」


ドサッ!ドサッ!
シューという音を立てながら二人は倒れました


「リオ、止めなさい」


「グォォォォ(はい)」


シュルルルルル
私は小さくなってルイズさんの肩に乗ります


「ミス・ヴァリエールは教室の後片付けをお願いします」


「はい……」


「皆さん、午前の授業は無くなりましたので
午後まで自由行動を許可します」


『はい!』


ルイズさん以外の人が出て行きました
どうやらルイズさんは魔法を使わずに教室の片付けを言い渡された様です
私が全部直しましょうか!
カッ!
私は魔力で瓦礫などを持ち上げて元の場所に戻していきます
そうすると1分も経たずに元通りになりました!


「リオ、これは私に言われた事だから」


カッ!キィィィィィン……
私は人間体になります


「でも、私が直してはいけないとも言われていませんよ?」


「そうね……リオ、有り難う!」


「いえいえ、所でこれからどうします?」


「う〜ん……一旦部屋に戻りましょう」


「了解です!」


カッ!キィィィィィン……
私は再び小さな竜の姿になりルイズさんの肩に乗ります


「行くわよ!」


「グォォォォォ(はい)!」


ルイズさんの部屋に向かいました!
其処は洋風な個室でした
こういう部屋も良いですね♪


「どう、私の部屋は?」


「グガァァァァァァ(素敵です)!」


「満足してもらえた様ね、人間体になってくれる?」


「グァァァァ(はい)!」


カッ!キィィィィン!
私は再び人間体へと戻ります


「夜に何処で寝るか決めましょ」


「竜化するのでしたら、外でも良いですよ?」


「駄目よ、夜中に女の子を外に放り出せないわ」


「私は竜神ですよ? それに言ってませんでしたが、私は男です!」


「え? 嘘ぉぉぉぉぉぉ!」


「いきなり叫ばないで下さい、吃驚しますよ!」


「あ、ごめんごめん……ってそうじゃなくて!」


「何ですか?」


「リオってば、男なの!?」


「そうですよ? 聞かれなかったので答えませんでしたが……」


「その顔で男っていう方が可笑しいわよ……」


「うっ……駄目なんですか?」


私は、遂に泣きそうになります
自分の顔を否定されると悲しいです


「あぁ、そうじゃなくて……分かったわよ!
その顔でも男よ!」


「本当?」


「ええ……///」


「えへへ……♪」


「くっ……」


ルイズさんは何故か口を押さえて別の方向を向きました
どうしたんでしょう?


「大丈夫ですか?」


「ええ、大丈夫よ!それより………う〜ん」


「どうしました?」


「まぁ、一緒のベッドで寝ましょうか」


「え? 私男ですよ?」


「別に何かするって訳じゃないでしょ?」


「何かするんですか?」


「私が汚れてるっていうの……?」


「え? ルイズさんは綺麗ですよ?」


「そういう事じゃなーい!」


「どういう事ですか?」


「もう良いわ、取り敢えず一緒のベッドで寝るわよ!」


「分かりました!」


「宜しい、お昼まで時間あるから外に行きましょうか」


「はい♪」


カッ!キィィィィィン……
私は竜化してルイズさんの肩に乗ります
そして外にやってきました!
各テーブルでは色々な人が座っています
人と喋ったり使い魔と話してる人も居ますね
私達も空いてる場所に座ります


「リオ、何か食べる?」


「グォォォォ(ケーキ)!」


「ケーキね? 分かったわ!其処のメイド、ちょっと良いかしら?」


「はい!」


「ケーキを二つと紅茶を一つ持って来てくれる?」


「かしこまりました、暫くお待ち下さいませ」


「ええ、頼むわ」


「グォォォォォ(ケーキ)♪」


「アンタは楽しそうね」


私はコクコクと頭を上下に振り頷きます
甘い物に目がないのでケーキが楽しみです!
どんなケーキが来るのかな〜♪

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